総説・解説等 - 堀口　崇

(I章)脳血管障害　くも膜下出血,脳動脈瘤,慢性硬膜下血腫

堀口 崇

脳神経内科学レビュー （(株)総合医学社）  2024-'25   24 - 29 2024年05月

ISSN  2436-7974

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＜最近の動向とガイドライン＞くも膜下出血●発症または予防に関与する常用薬の報告が相次いでおり,アスピリンについでクロピドグレルも発症リスクを低減させる可能性がある.●開頭外科治療と血管内治療のそれぞれの立場から患者と脳動脈瘤の所見を総合的に判断して決定する.わが国では開頭外科治療が重要な役割をはたしている.●脳血管攣縮の治療薬としてクラゾセンタンの有効性が示された.脳動脈瘤●人工知能(AI)を用いた脳動脈瘤の増大・破裂予測および増大・形状変化の診断が行われつつある.●開頭外科治療と血管内治療の成績が数多く報告されているが,近年,新規の血管内治療デバイスが次々と開発され,長期にわたる安全性と有効性が示されつつある.慢性硬膜下血腫●再発や合併症を予防する目的で,至適な洗浄液温度やドレーン抜去・離床のタイミングに関する臨床試験が行われている.●デキサメサゾンの有効性は示されていないが,放射線学的な血腫の性状をパラメータに加えることで,新たな治療選択の一つになりうる可能性が示唆された.(著者抄録)

臨床学生版多職種連携コンピテンシー自己評価票の妥当性・信頼性の検証

春田 淳志, 冨崎 悦子, 堀口 崇, 中村 智徳, 石川 さと子, 門川 俊明

医学教育 （(一社)日本医学教育学会）  54 （ Suppl. ） 212 - 212 2023年07月

ISSN  0386-9644

グループ学習の多職種連携コンピテンシー自己評価票の妥当性・信頼性の検証

春田 淳志, 冨崎 悦子, 堀口 崇, 石川 さと子, 横田 惠理子, 門川 俊明

医学教育 （(一社)日本医学教育学会）  54 （ Suppl. ） 212 - 212 2023年07月

ISSN  0386-9644

過還流の有無を分けた虚血発症もやもや病2症例における超音波血流計によるドナー血流の評価

高橋 里史, 堀口 崇, 戸田 正博

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  34 （ 1 ） 150 - 150 2022年10月

ISSN  0915-9401

【一生使える頭蓋底外科の"知"と"技"】基本的頭蓋底手術アプローチの概要とコツ　代表的症例の手術ビデオとともに　Anterior transpetrosal approach

堀口 崇, 吉田 一成

Neurological Surgery （(株)医学書院）  50 （ 3 ） 614 - 624 2022年05月

ISSN  0301-2603

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＜文献概要＞Point　・中頭蓋窩底の膜構造を組織学的に理解し,大錐体神経を温存した硬膜外剥離によって錐体骨先端部を露出する.・錐体骨先端部の削除は,正確な解剖学的知識に基づき,後頭蓋窩の硬膜を確認してから斜台の方向へ向かうと効率がよい.・テント切開においては滑車神経,三叉神経,上錐体静脈に注意するが,特に腫瘍の場合は正常解剖が偏移していることを念頭に置く.

Cone-beam CT fusion画像を用いた脳腫瘍血管構築の評価

吉田 啓佑, 秋山 武紀, 赤路 和則, 高橋 里史, 三輪 点, 堀口 崇, 佐々木 光, 戸田 正博

脳血管内治療 （(NPO)日本脳神経血管内治療学会）  6 （ Suppl. ） S21 - S21 2021年11月

ISSN  2423-9119

もやもや病血行再建術後のFLAIR強調画像における特異所見の出現頻度に関する検討

高橋 里史, 堀口 崇, 三輪 点, 秋山 武紀, 戸田 正博

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  33 （ 1 ） 93 - 93 2021年11月

ISSN  0915-9401

【未開拓の知:脳局所解剖ジオメトリー】現代における実践的頭蓋底外科手技を獲得するためのcadaver dissectionによる手術教育

堀口 崇

脳神経外科ジャーナル （(一社)日本脳神経外科コングレス）  30 （ 9 ） 665 - 672 2021年09月

ISSN  0917-950X

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より複雑かつ高度な頭蓋底外科手術を安全に行うための、現代のcadaver surgical trainingの実際について述べた。脳除去後の通常ホルマリン固定の献体は、詳細な解剖の学習や組織学的研究に有用であった。フェノール、エタノール、メタノールを加えた新しい固定法は手術シミュレーションに適していた。医師が行う解剖を外科手技の発展に活用するためには、学内の組織構築が必須である。(著者抄録)

【脳卒中:内科医が知っておくべき最新診療】脳卒中急性期治療　高血圧性脳出血

堀口 崇

診断と治療 （(株)診断と治療社）  109 （ 5 ） 651 - 654 2021年05月

ISSN  0370-999X

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＜Headline＞1 高血圧性脳出血急性期においては、可能な限り早期に収縮期血圧を140mmHg未満に低下させ、7日間維持することが推奨される。2 降圧薬としてカルシウム拮抗薬あるいは硝酸薬の微量点滴静注が勧められる。3 高血圧性脳出血に対して外科的治療が推奨される条件は限定されており、また、有効性に関するエビデンスは乏しい。4 近年普及している神経内視鏡的血腫除去術のエビデンス蓄積が待たれる。(著者抄録)

【激動する脳卒中診療-脳卒中・循環器病対策基本法とは?】その他の脳血管障害の診療の動向　慢性硬膜下血腫

堀口 崇

Clinical Neuroscience （(株)中外医学社）  38 （ 5 ） 630 - 631 2020年05月

ISSN  0289-0585

重症くも膜下出血におけるearly brain injuryに寄与する遺伝子について

荒井 信彦, 高橋 里史, 小池 一成, 柳澤 薫, 水谷 克洋, 中川 慎介, 秋山 武紀, 堀口 崇, 吉田 一成

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  31 （ 1 ） 132 - 132 2019年11月

ISSN  0915-9401

くも膜下出血発症後早期に予後を予測し得る因子に関する検討

高橋 里史, 秋山 武紀, 堀口 崇, 吉田 一成

脳血管内治療 （(NPO)日本脳神経血管内治療学会）  4 （ Suppl. ） S203 - S203 2019年11月

ISSN  2423-9119

外科的血行再建と脳循環　もやもや病バイパス術後早期の脳循環と症候

高橋 里史, 堀口 崇, 秋山 武紀, 吉田 一成

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  31 （ 1 ） 89 - 89 2019年11月

ISSN  0915-9401

もやもや病に硬膜動静脈瘻を合併した1例

吉田 啓佑, 秋山 武紀, 堀口 崇, 吉田 一成

脳血管内治療 （(NPO)日本脳神経血管内治療学会）  4 （ Suppl. ） S367 - S367 2019年11月

ISSN  2423-9119

嚢胞を伴っていた脳動静脈奇形の1例

齋藤 良一, 木村 重仁, 水谷 克洋, 堀口 崇

国立病院総合医学会講演抄録集 （国立病院総合医学会）  72回   2396 - 2396 2018年11月

横静脈洞-S状静脈洞部硬膜動静脈瘻の治療において、S状静脈洞部までの完全な閉塞は常に必要か?

秋山 武紀, 高橋 里史, 堀口 崇, 水谷 克洋, 釜本 大, 吉田 一成

脳血管内治療 （(NPO)日本脳神経血管内治療学会）  3 （ Suppl. ） S51 - S51 2018年11月

ISSN  2423-9119

中大脳動脈瘤クリッピング後に同側過灌流を来したくも膜下出血の一例

長島 秀明, 三輪 点, 堀口 崇, 冨尾 亮介, 中川 祐, 吉田 一成

日本集中治療医学会雑誌 （(一社)日本集中治療医学会）  25 （ Suppl. ） [P60 - 3] 2018年02月

ISSN  1340-7988

血管内血栓回収療法適応決定に際してのPenumbral imagingの重要性に関する考察

高橋 里史, 谷崎 義生, 赤路 和則, 秋山 武紀, 堀口 崇, 吉田 一成, 美原 盤

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  29 （ 1 ） 190 - 190 2017年11月

ISSN  0915-9401

下垂体腫瘍術後の開頭部に発生した頭蓋骨腫瘍の病理により診断された成人ランゲルハンス細胞組織球症の一例

齋藤 良一, 河野 まや, 木村 重仁, 堀口 崇, 杉山 一郎, 井野元 智恵, 中村 直哉

国立病院総合医学会講演抄録集 （国立病院総合医学会）  71回   905 - 905 2017年11月

CT灌流画像によるPenumbral imagingの血管内血栓回収療法適応決定に際しての重要性

高橋 里史, 谷崎 義生, 赤路 和則, 秋山 武紀, 堀口 崇, 吉田 一成, 美原 盤

脳血管内治療 （(NPO)日本脳神経血管内治療学会）  2 （ Suppl. ） S166 - S166 2017年11月

ISSN  2423-9119