総説・解説等 - 滝沢　翼

眼窩および海綿静脈洞内の動眼神経に異常造影効果を示した成人発症再発性有痛性眼筋麻痺性ニューロパチー(RPON)の42歳女性例

滝沢 翼, 柴田 護, 藤原 広和, 清水 利彦, 百島 祐貴, 鈴木 則宏

臨床神経学 （(一社)日本神経学会）  55 （ 10 ） 778 - 778 2015年10月

ISSN  0009-918X

TRPV1刺激時の三叉神経脊髄路核におけるHMGB1発現誘導

滝沢 翼, 柴田 護, 萱間 洋平, 海老根 妙子, 黄 杏里, 佐藤 仁, 鳥海 春樹, 清水 利彦, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  42 （ 1 ） 78 - 80 2015年07月

ISSN  1345-6547

　概要を見る

TRPV1刺激時の三叉神経脊髄路核におけるHMGB1発現誘導について検討した。C57BL/6マウスの三叉神経節領域にカプサイシン貼付を2、4、6日間施行した。Superficial Layerについては、カブサイシン刺激群は対照群と比較してHMGB1 mRNA陽性細胞数の増加傾向を示した。Deeper Layerについては、カプサイシン刺激2、4日目でHMGB1 mRNA陽性細胞数が有意に増加した。カプサイシン刺激群は対照群と比較しアンチセンスプローブによる染色シグナル強度の上昇を認めた。カプサイシン刺激によって、Superficial Layer、Deeper Layer共に6日目に抗HMGB1抗体陽性細胞数の有意な増加を認めた。カプサイシン刺激群ではHMGB1の核外への放出像も確認した。抗HMGB1抗体陽性細胞は抗NeuN抗体陽性細胞よりも抗GS6抗体陽性細胞との共発現が目立った。

【自信がもてる頭痛診療】頭痛をめぐるトピックス 新しい治療薬 CGRPとは?

滝沢 翼, 清水 利彦, 鈴木 則宏

Medicina （(株)医学書院）  52 （ 8 ） 1366 - 1369 2015年07月

ISSN  0025-7699

　概要を見る

＜ポイント＞カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は,片頭痛病態で重要な役割を担っており,新たな治療のターゲットとして期待されている.CGRP受容体拮抗薬は主に急性期治療として,抗CGRP抗体および抗CGRP受容体抗体は予防療法として検討されている.(著者抄録)

皮質性拡延性抑制後の大脳皮質におけるHMGB1発現誘導

滝沢 翼, 柴田 護, 萱間 洋平, 海老根 妙子, 佐藤 仁, 黄 杏里, 鳥海 春樹, 清水 利彦, 鈴木 則宏

臨床神経学 （(一社)日本神経学会）  54 （ Suppl. ） S53 - S53 2014年12月

ISSN  0009-918X

炎症性メディエーター存在下におけるTRPM8発現調節

萱間 洋平, 柴田 護, 滝沢 翼, 清水 利彦, 鳥海 春樹, 海老根 妙子, 黄 杏里, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  41 （ 2 ） 255 - 255 2014年11月

ISSN  1345-6547

脳硬膜および顔面に分布する感覚神経線維の三叉神経節内における局在について

海老根 妙子, 鳥海 春樹, 滝沢 翼, 萱間 洋平, 柴田 護, 清水 利彦, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  41 （ 2 ） 255 - 255 2014年11月

ISSN  1345-6547

皮質拡延性抑制後の大脳皮質におけるHMGB1発現誘導

滝沢 翼, 柴田 護, 萱間 洋平, 海老根 妙子, 鳥海 春樹, 黄 杏里, 清水 利彦, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  41 （ 2 ） 257 - 257 2014年11月

ISSN  1345-6547

重症筋無力症における免疫グロブリン静注療法の効果発現時期

滝沢 翼, 鈴木 重明, 鈴木 則宏

神経治療学 （(一社)日本神経治療学会）  31 （ 5 ） 633 - 633 2014年09月

ISSN  0916-8443

【これだけは知っておきたい! 内科医のための神経疾患診療】症候からのアプローチ 診断のコツと初期治療,専門医への紹介のタイミング 頭痛

滝沢 翼, 柴田 護, 鈴木 則宏

内科 （(株)南江堂）  113 （ 5 ） 815 - 818 2014年05月

ISSN  0022-1961

　概要を見る

頭痛診療では,的確な問診と検査で二次性頭痛を見逃さないことが大切である.片頭痛や緊張型頭痛の患者が,急性期頭痛治療薬を3ヵ月以上定期的に頻回に使用することにより薬物乱用頭痛を発症する.慢性頭痛における問診では鎮痛薬の内服状況についても確認する.また,片頭痛や緊張型頭痛の患者に鎮痛薬を多量に処方することは望ましくない.雷鳴頭痛,「突然発症した今まで経験したことのない激しい頭痛」では,クモ膜下出血を除外することが重要である.クモ膜下出血の場合は速やかに脳神経外科へ紹介する.片頭痛の診断にはDodickらの提唱するPIN(光過敏,日常生活の支障,悪心)が有用である.(著者抄録)

成人になって亜急性に重篤な神経症状を呈したフェニルケトン尿症の48歳女性例

滝沢 翼, 関 守信, 鈴木 重明, 清水 利彦, 柴田 浩憲, 石井 智弘, 長谷川 奉延, 鈴木 則宏

臨床神経学 （(一社)日本神経学会）  54 （ 3 ） 251 - 251 2014年03月

ISSN  0009-918X

三叉神経領域カプサイシン刺激時のTRPV1陽性ニューロンにおけるJNKのリン酸化

滝沢 翼, 萱間 洋平, 海老根 妙子, 鳥海 春樹, 岩下 達雄, 舟久保 恵美, 柴田 護, 清水 利彦, 鈴木 則宏

臨床神経学 （(一社)日本神経学会）  53 （ 12 ） 1532 - 1532 2013年12月

ISSN  0009-918X

TRPV1刺激時の三叉神経脊髄路核におけるHMGB1発現誘導

滝沢 翼, 柴田 護, 萱間 洋平, 海老根 妙子, 鳥海 春樹, 清水 利彦, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  40 （ 2 ） 334 - 334 2013年11月

ISSN  1345-6547

【患者が訴える痛みの原因と最新治療戦略】部位別 頭痛

滝沢 翼, 清水 利彦, 鈴木 則宏

診断と治療 （(株)診断と治療社）  101 （ 11 ） 1600 - 1606 2013年11月

ISSN  0370-999X

脳硬膜の神経原性炎症における三叉神経侵害刺激の関与について

海老根 妙子, 鳥海 春樹, 滝沢 翼, 萱間 洋平, 黄 杏里, 柴田 護, 清水 利彦, 鈴木 則宏

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  40 （ 2 ） 333 - 333 2013年11月

ISSN  1345-6547

気道病変先行型再発性多発軟骨炎の一例

滝沢 翼, 田口 博章, 西 和男, 小熊 剛, 鈴木 貴博, 荒木 智康, 入江 理恵, 杉浦 仁, 岡野 裕

関東リウマチ （関東リウマチ研究会）  45   57 - 64 2012年03月

ISSN  0911-4807

　概要を見る

62歳男。約1年前より嗄声、咳嗽、左前胸部痛が出現し、今回、呼吸困難が悪化して入院となり、検査所見、喉頭内視鏡・胸部CT・気管支鏡・ガリウムシンチおよび生検病理所見より再発性多発軟骨炎と診断した。なお、DamianiとLevineの診断基準項目では、6項目のうち"非びらん性リウマトイド因子陰性の多関節炎"、"気管軟骨炎(喉頭・気管の軟骨炎)"の2項目と病理所見を満たしていた。治療として、気管病変や気道狭窄が進行性であったためステロイドパルス療法を施行し、後療法としてプレドニゾロン45mgを投与した。速やかに症状やCRP値は改善し、CTでは気管壁の肥厚はなくなり、ガリウムの気管・肋骨への取り込みも消失した。

Stevens-Johnson症候群(SJS)を契機に診断され、トキソプラズマ脳症を合併したAIDSの1例

滝沢 翼, 中島 由紀子, 鈴木 悠太, 鈴木 航太, 坂本 光男, 野崎 博之, 岡野 裕, 秋月 哲史, 栗原 佑一, 宮川 俊一

神奈川医学会雑誌 （(公社)神奈川県医師会）  39 （ 1 ） 116 - 117 2012年01月

ISSN  0285-0680