総説・解説等 - 滝沢　翼

【片頭痛診療のパラダイムシフト】新たな片頭痛治療　CGRP関連片頭痛治療薬　抗CGRP受容体拮抗薬の特性と臨床効果　リメジェパント(Nurtec)

滝沢 翼, 大谷 星也

Clinical Neuroscience （(株)中外医学社）  40 （ 5 ） 605 - 607 2022年05月

ISSN  0289-0585

大学での教育　卒後教育を中心に

滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 3 ） 506 - 508 2022年04月

ISSN  1345-6547

早朝頭痛を認めた片頭痛患者における閉塞性睡眠時無呼吸症候群の検討

関口 耕史, 渡邊 成美, 渡辺 理沙, 臼田 頌, 山澤 稚子, 柴田 護, 福永 興壱, 中原 仁, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 3 ） 566 - 570 2022年04月

ISSN  1345-6547

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早朝に頭痛が集中している片頭痛患者を臨床において経験することがある.慶應義塾大学病院神経内科頭痛外来を通院している片頭痛患者のうち,頭痛ダイアリーや問診上,早朝頭痛が目立った8例について,特徴および閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)との関連を検討した.8例中7例においてOSAS(6例が軽症,1例が中等症)を認めた.Apnea hypopnea indexと頭痛が早朝に生じる割合には正の相関傾向を示していた.OSASは片頭痛増悪因子となっている可能性もあり,早朝頭痛を認める片頭痛患者でOSAS合併例に対しての治療は今後の研究課題である.(著者抄録)

(XIII章)神経(脳神経内科)系疾患における新たな治療・新薬の動向　神経(脳神経内科)系疾患における新たな治療・新薬の動向

滝沢 翼

脳神経内科学レビュー （(株)総合医学社）  2022-'23   418 - 423 2022年03月

ISSN  2436-7974

【頭痛診療update-基礎・臨床の最新情報-】頭痛性疾患の病態と基礎研究　頭痛の動物モデル、ヒトモデル

滝沢 翼, 許 善濬, 伊庭 知里, 柴田 護

日本臨床 （(株)日本臨床社）  80 （ 2 ） 226 - 231 2022年02月

ISSN  0047-1852

【片頭痛治療の新展開-抗CGRPモノクローナル抗体への期待-】片頭痛診療の現状と課題　片頭痛の疫学、QOLへの影響

滝沢 翼, 許 善濬, 鈴木 則宏

Progress in Medicine （(株)ライフ・サイエンス）  42 （ 1 ） 9 - 13 2022年01月

ISSN  0287-3648

早朝頭痛を認めた片頭痛患者における閉塞性睡眠時無呼吸症候群の検討

関口 耕史, 渡邊 成美, 渡辺 理沙, 臼田 頌, 山澤 稚子, 柴田 護, 福永 興壱, 中原 仁, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 3 ） 566 - 570 2022年

ISSN  1345-6547

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早朝に頭痛が集中している片頭痛患者を臨床において経験することがある.慶應義塾大学病院神経内科頭痛外来を通院している片頭痛患者のうち,頭痛ダイアリーや問診上,早朝頭痛が目立った8例について,特徴および閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)との関連を検討した.8例中7例においてOSAS(6例が軽症,1例が中等症)を認めた.Apnea hypopnea indexと頭痛が早朝に生じる割合には正の相関傾向を示していた.OSASは片頭痛増悪因子となっている可能性もあり,早朝頭痛を認める片頭痛患者でOSAS合併例に対しての治療は今後の研究課題である.(著者抄録)

喫煙が皮質拡延性脱分極に及ぼす影響について

滝沢 翼, 畝川 美悠紀, 伊庭 知里, 加川 志津子, 渡邊 成美, 中山 真吾, 桜井 香, 宮崎 直己, 石田 典之, 竹村 亮, 柴田 護, 伊澤 良兼, 中鉢 正太郎, 福永 興壱, 中原 仁

脳循環代謝 （(一社)日本脳循環代謝学会）  33 （ 1 ） 109 - 109 2021年11月

ISSN  0915-9401

頭蓋周囲筋に対してアプローチを行った頭痛患者の検討

臼田 頌, 村岡 渡, 中川 種昭, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 466 - 466 2021年11月

ISSN  1345-6547

頭痛教育　将来のために今、何をなすべきか　大学での教育(卒後教育を中心に)

滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 344 - 344 2021年11月

ISSN  1345-6547

虚血巣周囲のfunctional activationはspreading depolarizationを誘発する

杉本 至健, 滝沢 翼, Ayata Cenk

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 492 - 492 2021年11月

ISSN  1345-6547

神経科学の素朴な疑問Q&A　閃輝暗点がゆっくり広がるのはなぜですか?

滝沢 翼, 鈴木 則宏

Clinical Neuroscience （(株)中外医学社）  39 （ 11 ） 1448 - 1449 2021年11月

ISSN  0289-0585

生活習慣の変化を契機に片頭痛の改善を認めた2症例

渡邊 成美, 中原 仁, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 451 - 451 2021年11月

ISSN  1345-6547

慢性頭痛患者におけるCOVID-19 mRNAワクチン接種後の頭痛についての検討

関口 耕史, 渡邊 成美, 田頭 祐, 宮崎 直己, 石鎚 啓, 伊庭 知里, 宇野 俊介, 竹村 亮, 中原 仁, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 454 - 454 2021年11月

ISSN  1345-6547

当院における薬剤の使用過多による頭痛に対しての入院治療

窪田 真人, 石鎚 啓, 渡邊 成美, 臼田 頌, 中原 仁, 滝沢 翼

日本頭痛学会誌 （(一社)日本頭痛学会）  48 （ 2 ） 473 - 473 2021年11月

ISSN  1345-6547

【頭痛診療の基本から最新の知見まで】最近の話題　片頭痛の最新の知見

滝沢 翼, 伊庭 知里

小児科診療 （(株)診断と治療社）  84 （ 10 ） 1357 - 1362 2021年10月

ISSN  0386-9806

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●片頭痛の前兆の病態として拡延性脱分極(spreading depolarization:SD)が考えられている。●SDは疼痛に関与する三叉神経血管系の活性化や、大脳皮質における炎症マーカーの上昇を惹起する。●片頭痛の頭痛期の病態としては、三叉神経血管説が有力である。●カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は片頭痛の新たな治療標的として注目されている。(著者抄録)

タバコと片頭痛の関係についての臨床および基礎的検討

滝沢 翼, 畝川 美悠紀, 渡邊 成美, 加川 志津子, 伊庭 知里, 中山 真吾, 中鉢 正太郎, 宮崎 直己, 竹村 亮, 石井 亮太, 柴田 護, 福永 興壱, 中原 仁

神経治療学 （(一社)日本神経治療学会）  38 （ 6 ） S318 - S318 2021年10月

ISSN  0916-8443

【脳神経内科におけるCOVID-19】COVID-19と神経筋接合部疾患

石鎚 啓, 滝沢 翼, 鈴木 重明

脳神経内科 （(有)科学評論社）  95 （ 3 ） 336 - 341 2021年09月

ISSN  2434-3285

片頭痛患者における頭痛誘発因子の検討

渡邊 成美, 柴田 護, 中原 仁, 滝沢 翼

臨床神経学 （(一社)日本神経学会）  61 （ Suppl. ） S265 - S265 2021年09月

ISSN  0009-918X

【見逃せない痛みと根拠がわかる頭痛薬の使い方】頭痛の分類(ICHD-3とはなにか)

滝沢 翼, 伊庭 知里, 鈴木 則宏

薬事 （(株)じほう）  63 （ 11 ） 2227 - 2232 2021年08月

ISSN  0016-5980

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＜Points＞▼頭痛の分類は国際頭痛学会分類第3版(ICHD-3)に基づき行う。▼頭痛は器質的疾患を原因とする二次性頭痛、それ以外の一次性頭痛に分類される。▼見逃すと危険な二次性頭痛として、くも膜下出血、脳動脈解離、脳静脈洞血栓症、可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)、脳腫瘍、髄膜炎などがある。▼代表的な一次性頭痛として、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛がある。▼片頭痛や緊張型頭痛の患者が急性期治療薬を乱用すると薬剤の使用過多による頭痛(MOH)が発生するので注意が必要である。(著者抄録)