Reviews, Commentaries, etc. - Kabata, Hiroki

MEDICAL TOPICS(第57回)　グループ2自然リンパ球(ILC2)の制御機構の解明

加畑 宏樹, 茂呂 和世, 別役 智子

THE LUNG-perspectives ((株)メディカルレビュー社)  24 ( 1 ) 88 - 93 2016.02

ISSN  0919-5742

肺扁平上皮癌の治療経過中に空気塞栓による脳梗塞を発症した1例

有馬 聖永, 加畑 宏樹, 田中 希宇人, 佐山 宏一, 岡野 裕, 野崎 博之, 秋月 哲史, 木下 水葵, 井澤 菜緒子, 澤藤 誠

日本内科学会関東地方会 (日本内科学会-関東地方会)  621回   61 - 61 2016.02

【アトピー性皮膚炎の病態に基づいた新たなアプローチ】IL-33とステロイド抵抗性

加畑 宏樹, 茂呂 和世, 別役 智子

アレルギー・免疫 ((株)医薬ジャーナル社)  23 ( 2 ) 260 - 267 2016.01

ISSN  1344-6932

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上皮細胞由来サイトカインの一種であるIL-33は、近年新しく同定されたグループ2自然リンパ球(ILC2)を活性化し、好酸球性炎症を誘導する働きがある。そのため、IL-33は様々なアレルギー疾患や好酸球性疾患に関与していると考えられている。気管支喘息の領域では、IL-33やILC2が病態の重症化やステロイド抵抗性に関与していることが報告され、その機序や治療法の探索が精力的に行われている。アトピー性皮膚炎においても、IL-33やILC2が病態に関与していることが報告されており、重症化やステロイド抵抗性にも関与している可能性がある。(著者抄録)

グループ2自然リンパ球の抑制機構

茂呂 和世, 加畑 宏樹, 小安 重夫

臨床免疫・アレルギー科 ((有)科学評論社)  64 ( 6 ) 578 - 584 2015.12

ISSN  1881-1930

【アレルギー疾患モデルからの最新知見】気管支喘息におけるグループ2自然リンパ球(ILC2)の役割

加畑 宏樹, 浅野 浩一郎

呼吸と循環 ((株)医学書院)  63 ( 10 ) 944 - 950 2015.10

ISSN  0452-3458

シェーグレン症候群に合併した結節性リンパ組織過形成により気管狭窄をきたした1例

明神 聡介, 佐山 宏一, 加畑 宏樹, 田中 希宇人, 大森 奈緒, 野崎 博之, 岡野 裕, 秋月 哲史, 澤藤 誠, 入江 理恵

日本内科学会関東地方会 (日本内科学会-関東地方会)  618回   28 - 28 2015.10

気管支喘息における自然免疫を介したステロイド抵抗性機序の解明

加畑 宏樹

東京都医師会雑誌 ((公社)東京都医師会)  68 ( 6 ) 584 - 587 2015.07

ISSN  0040-8956

自然リンパ球の分類と機能

加畑 宏樹, 茂呂 和世, 別役 智子, 小安 重夫

細胞工学 ((株)学研メディカル秀潤社)  34 ( 6 ) 600 - 604 2015.05

ISSN  0287-3796

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抗原特異的な受容体をもたず、特徴的なサイトカイン産生を行う自然リンパ球(ILC)は、グループ(G)1〜G3に分類される。G1のILCはインターフェロンγを産生して細胞内感染に、G2のILCはインターロイキン(IL)-5やIL-13を産生して寄生虫排除やアレルギー疾患に、G3のILCはIL-17やIL-22を産生して細胞外感染や自己免疫疾患に関与する。最近報告された分化誘導機序や網羅的な遺伝子発現解析の結果も踏まえて、ILCの分類や機能について解説した。

アレルギー疾患とマウスモデル　ステロイド抵抗性喘息とマウスモデル

加畑 宏樹, 茂呂 和世, 小安 重夫, 浅野 浩一郎

アレルギー ((一社)日本アレルギー学会)  64 ( 3-4 ) 318 - 318 2015.04

ISSN  0021-4884

喘息におけるバイオマーカー　ペリオスチンからみた喘息の特徴

松坂 雅子, 加畑 宏樹, 福永 興壱, 出原 賢治, 浅野 浩一郎, 別役 智子

アレルギー ((一社)日本アレルギー学会)  64 ( 3-4 ) 271 - 271 2015.04

ISSN  0021-4884

動物モデル　病態解析　肺気腫マウスモデルを用いた真菌誘導性好酸球性炎症の末梢気腔増大に与える影響

田野崎 貴絵, 福永 興壱, 高橋 左枝子, 加川 志津子, 加畑 宏樹, 持丸 貴生, 松坂 雅子, 正木 克宜, 大塚 健悟, 鎌谷 高志, 上田 壮一郎, 鈴木 雄介, 別役 智子

アレルギー ((一社)日本アレルギー学会)  64 ( 3-4 ) 483 - 483 2015.04

ISSN  0021-4884

【IL-33】IL-33とグループ2自然リンパ球(ILC2s)

加畑 宏樹, 茂呂 和世

医学のあゆみ (医歯薬出版(株))  252 ( 12 ) 1197 - 1202 2015.03

ISSN  0039-2359

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グループ2自然リンパ球(ILC2s)は、2010年に同定された新しい自然リンパ球である。IL-33に反応して大量のIL-5やIL-13などの2型サイトカインを産生し、獲得免疫を介さずに好酸球浸潤や杯細胞過形成を誘導する。IL-33受容体を有する細胞は多数存在するが、そのなかでもILC2sは、IL-33により誘導される自然型アレルギー反応においてもっとも重要な細胞であると考えられる。当初は腸間膜(FALC)やリンパ節、脾臓などの限られた組織にしか存在しないと考えられていたが、現在では全身のさまざまな臓器にILC2sが存在することが明らかとなり、ヒトにおいても同様の細胞が同定され、気管支喘息や好酸球性副鼻腔炎、アトピー性皮膚炎などの疾患との関連が報告されている。本稿ではIL-33とILC2sの関連に関して、著者らのデータも含めて解説したい。(著者抄録)

真菌誘導性好酸球性炎症の肺気腫マウスモデルにおける末梢気腔増大に与える影響

田野崎 貴絵, 福永 興壱, 高橋 左枝子, 加川 志津子, 加畑 宏樹, 持丸 貴生, 松坂 雅子, 正木 克宜, 大塚 健悟, 鎌谷 高志, 上田 壮一郎, 鈴木 雄介, 別役 智子

日本呼吸器学会誌 ((一社)日本呼吸器学会)  4 ( 増刊 ) 206 - 206 2015.03

ISSN  2186-5876

真菌抗原感作が重症喘息に与える影響

正木 克宜, 福永 興壱, 鎌谷 高志, 大塚 健悟, 田野崎 貴絵, 松坂 雅子, 持丸 貴生, 加畑 宏樹, 上田 壮一郎, 鈴木 雄介, 中村 守男, 小山田 吉孝, 井上 卓, 梅田 啓, 浅野 浩一郎, 別役 智子

日本呼吸器学会誌 ((一社)日本呼吸器学会)  4 ( 増刊 ) 244 - 244 2015.03

ISSN  2186-5876

気管支喘息の病因と病態　Group2 innate lymphoid cell(ILC2)抑制による新規喘息治療薬の探索

松坂 雅子, 福永 興壱, 加畑 宏樹, 加川 志津子, 正木 克宜, 持丸 貴生, 田野崎 貴絵, 大塚 健悟, 鎌谷 高志, 上田 壮一郎, 鈴木 雄介, 田中 健一郎, 水島 徹, 別役 智子

日本呼吸器学会誌 ((一社)日本呼吸器学会)  4 ( 増刊 ) 134 - 134 2015.03

ISSN  2186-5876

喀血で診断された肺底動脈大動脈起始症の1例

高橋 香菜, 田中 希宇人, 長谷川 司, 荒井 亮輔, 加畑 宏樹, 大森 奈緒, 佐山 宏一, 野崎 博之, 岡野 裕, 秋月 哲史

日本内科学会関東地方会 (日本内科学会-関東地方会)  613回   40 - 40 2015.03

卵白アルブミン(OVA)喘息マウスモデルにおけるエイコサペンタエン酸(EPA)代謝産物の有用性の検討

持丸 貴生, 福永 興壱, 宮田 純, 松坂 雅子, 正木 克宜, 田野崎 貴絵, 大塚 健悟, 上田 壮一郎, 加川 志津子, 加畑 宏樹, 鈴木 雄介, 磯部 洋輔, 有田 誠, 別役 智子

日本呼吸器学会誌 ((一社)日本呼吸器学会)  4 ( 増刊 ) 181 - 181 2015.03

ISSN  2186-5876

重症喘息患者における診断時年齢がアドヒアランスに与える影響

鎌谷 高志, 正木 克宜, 福永 興壱, 大塚 健悟, 田野崎 貴絵, 松坂 雅子, 持丸 貴生, 加畑 宏樹, 上田 壮一郎, 加行 淳子, 黄 英文, 鈴木 雄介, 佐山 宏一, 坂巻 文雄, 浅野 浩一郎, 別役 智子

日本呼吸器学会誌 ((一社)日本呼吸器学会)  4 ( 増刊 ) 275 - 275 2015.03

ISSN  2186-5876

Group 2 innate lymphoid cells(ILC2s)

加畑 宏樹, 茂呂 和世, 小安 重夫, 浅野 浩一郎

アレルギー ((一社)日本アレルギー学会)  64 ( 1 ) 46 - 56 2015.02

ISSN  0021-4884

肺癌による癌性髄膜炎に対してメトトレキサート髄腔内投与を施行した32例の臨床的検討

田中 希宇人, 加畑 宏樹, 荒井 亮輔, 大森 奈緒, 佐山 宏一, 片山 真, 野崎 博之, 岡野 裕, 秋月 哲史

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  104 ( Suppl. ) 225 - 225 2015.02

ISSN  0021-5384