川野 義長 (カワノ ヨシナガ)

Kawano, Yoshinaga

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所属(所属キャンパス)

医学部 内科学教室(腎臓・内分泌・代謝) (信濃町)

職名

専任講師

プロフィール 【 表示 / 非表示

  •  私の研究テーマは、「腸管免疫調節を介した糖・エネルギー代謝制御」です。私はこれまでにマウス実験を通し、高脂肪食の刺激によって宿主側で腸管の慢性炎症が生じ、腸管上皮から分泌されるCcl2というマクロファージ遊走因子を抑制することで、全身の糖代謝が改善する事を見出してきました。即ち、高脂肪食に伴う腸管の炎症性変化を抑制する事で、全身の糖・エネルギー代謝を調節できる可能性があると考え、新規の糖尿病治療薬の開発を目指しています。糖尿病領域での研究活動を続けるとともに、糖尿病診療および医学部学生への教育活動にも従事しています。一流のClinical Scientistを目指し、これからも努力してまいります。

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    慶應義塾大学病院初期臨床研修, 慶應義塾大学病院(1年目:北里研究所病院 2年目:慶應義塾大学病院, 初期臨床研修医

  • 2009年04月
    -
    2013年03月

    慶應義塾大学医学部・医学研究科 腎臓内分泌代謝内科, 慶應義塾大学医学部・医学研究科 腎臓内分泌代謝内科, 専修医

  • 2013年04月
    -
    2016年03月

    慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科助教, 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科, 助教

  • 2017年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科特任助教, 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科, 特任助教

学歴 【 表示 / 非表示

  • 2002年04月
    -
    2007年03月

    慶應義塾大学医学部, 医学部 医学研究科

    卒業, その他

  • 2009年04月
    -
    2013年03月

    慶應義塾大学医学部・医学研究科 腎臓内分泌代謝内科学大学院, 医学部・医学研究科 腎臓内分泌代謝内科学大学院

    卒業, 博士

学位 【 表示 / 非表示

  • M.D. (degree awarded date: 3/2007), Keio University School of Medicine, 2007年03月

  • Ph.D. (degree awarded date: 3/2013), Keio University School of Medicine, 論文, 2013年03月

    Kawano Y, Nakae J, Watanabe N, Fujisaka S, Iskandar K, Sekioka R, Hayashi Y, Tobe K, Kasuga M, Noda T, Yoshimura A, Onodera M, Itoh H. Loss of PDK1-Foxo1 Signaling in Myeloid Cells Predisposes to Adipose Tissue Inflammation and Insulin Resistance. Diabetes 61: 2012. 1935-48

免許・資格 【 表示 / 非表示

  • 医師免許, 2007年03月

  • 日本内科学会 認定医, 2008年

  • 日本糖尿病学会 専門医

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 免疫学

  • ライフサイエンス / 代謝、内分泌学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • インスリン抵抗性

  • 糖尿病

  • 免疫代謝学

  • 腸管免疫

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • インスリン抵抗性発症機序における腸管免疫の役割, 

    2012年
    -
    継続中

  • 糖・エネルギー代謝における免疫細胞Foxoの役割, 

    2008年
    -
    継続中

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Pro-inflammatory Macrophages Cause Insulin Resistance in an Intestinal Ccl2/Ccr2-dependent Manner

    Kawano Y, Nakae J, Watanabe N, Kikuchi T, Tateya S, Tamori Y, Kaneko M, Abe T, Onodera M, Itoh H.

    Cell Metabolism, 24:2016, 295-310 2016年

    研究論文(学術雑誌)

  • Novel repressor regulates insulin sensitivity through interaction with Foxo1. 

    Nakae J, Cao Y, Hakuno F, Takemori H, Kawano Y, Sekioka R, Abe T, Kiyonari H, Tanaka T, Sakai J, Takahashi S, Itoh H

    EMBO J. 2012年

    研究論文(学術雑誌)

  • Loss of PDK1-Foxo1 Signaling in Myeloid Cells Predisposes to Adipose Tissue Inflammation and Insulin Resistance.

    Kawano Y, Nakae J, Watanabe N, Fujisaka S, Iskandar K, Sekioka R, Hayashi Y, Tobe K, Kasuga M, Noda T, Yoshimura A, Onodera M, Itoh H.

    Diabetes 2012年

    研究論文(学術雑誌)

KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Invited Presentator at the 38th Annual Meeting of Japan Society for the study of Obesity (2017)

    川野 義長

    2017年

    シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)

競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 高ショ糖による腸管免疫の恒常性破綻とその肥満糖尿病における病態的意義の解明

    2024年04月
    -
    2027年03月

    川野 義長, 基盤研究(C), 補助金,  研究代表者

  • 科学研究費 若手B 2016-

     

    未設定

受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本内分泌学会 若手研究奨励賞

    2015年

  • 日本肥満学会 若手研究奨励賞

    2015年

  • • 2015 Young Investigator’s Award of The Japan Society for the study of obesity

    2015年

  • • 2015 Young Investigator’s Award of The Japan Endocrine Society

    2015年

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 慢性期病態学各論

    2024年度

担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • Internal Medicine

    Keio University School of Medicine

    2018年04月
    -
    2019年03月

  • Diabetology

    Keio University School of Medicine

    2018年04月
    -
    2019年03月

  • 内科学臨床実習

    慶應義塾

    2016年04月
    -
    2017年03月

    演習, 40時間

  • 内科学臨床実習

    慶應義塾

    2015年04月
    -
    2016年03月

    演習, 40時間, 100人

  • 内科学臨床実習

    慶應義塾

    2014年04月
    -
    2015年03月

    演習, 40時間

教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • Medical Student Educator. Best teacher award in Keio University School of Medicine 2014, 2015, 2016

    2014年04月
    -
    2016年03月

    , その他特記事項