横山 千晶 (ヨコヤマ チアキ)

Yokoyama, Chiaki

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所属(所属キャンパス)

法学部 (日吉)

職名

教授

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1989年04月
    -
    1997年03月

    大学専任講師(法学部)

  • 1993年10月
    -
    1994年03月

    大学語学視聴覚教育研究室主事

  • 1996年04月
    -
    1997年09月

    大学法学部学習指導副主任

  • 1997年04月
    -
    2002年03月

    大学助教授(法学部)

  • 1997年10月
    -
    1999年09月

    大学法学部学習指導副主任

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 1984年03月

    慶應義塾大学, 文学部, (英米文学専攻)

    大学, 卒業

  • 1986年03月

    慶應義塾大学, 文学研究科

    大学院, 修了, 修士

  • 1989年03月

    慶應義塾大学, 文学研究科

    大学院, 単位取得退学, 博士

  • 1995年12月

    ランカスター大学, 英文学, 19世紀イギリス研究

    グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国), 大学院, 修了, 修士

 

著書 【 表示 / 非表示

  • コミュニティと芸術――パンデミック時代に考える創造力

    横山千晶, 慶應義塾大学教養研究センター, 2021年03月,  ページ数: 152

  • 国際的視野からみる近代日本の女性史 ――政治経済・労働・セクシュアリティ

    富田 裕子、こードン・ダニエルズ、横山 千晶 他, 慶應義塾大学出版会, 2020年12月,  ページ数: 456

    担当範囲: 監訳、および第12章「民芸運動における女性性と男性性」

  • 進化する初年次教育

    横山 千晶, 世界思想社, 2018年09月

    担当範囲: 第13章(pp. 146-158)「身体と心をひらくということ――身体知とコミュニティ」

  • ジョン・ラスキンの労働者教育――「見る力」の美学

    横山 千晶, 慶應義塾大学出版会, 2018年03月

  • 深読み名作文学 O.ヘンリー「最後の一葉」

    横山 千晶, 慶應義塾大学出版会, 2015年07月

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論文 【 表示 / 非表示

  • チャリティ・教育・法律―ソーシャル・ネットワークの中のモリス商会

    横山千晶

    a + a 美学研究 (大阪大学美学研究室)   ( 15 ) 28 - 45 2024年04月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者, 査読有り

  • モリス商会の設立と職工たち――美を伝えるということ

    横山千晶

    ヴィクトリア朝文化研究 (日本ヴィクトリア朝文化研究学会)   ( 19 ) 21 - 41 2021年11月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り,  ISSN  1882-3029

  • 作物の前半生と後半生――作り手と使い手としての女性たち

    横山千晶

    紫明 (紫明の会)   ( 49 ) 38 - 44 2021年10月

    単著

  • John Ruskin and the Two Cultures Debate: Victorian Art Education in the University Extension Movement

    Chiaki Yokoyama

    The Journal of the Asian Conference of Design History and Theory (Asian Conference of Design History and Theory 2019 Fukuoka)   ( 3 ) 110 - 117 2020年03月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • John Ruskin and Albert Goodwin: Learning, Working and Becoming an Artist

    Chiaki Yokoyama

    Restauro Archeologico: Special Issue on "Memories on John Ruskin: Unto this Last" (Firenze University Press)  2   218 - 223 2019年11月

    研究論文(国際会議プロシーディングス), 単著, 査読有り

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

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総説・解説等 【 表示 / 非表示

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 教育・環境・コミュニティ――セント・ジョージ・ギルドという「予言」

    横山千晶

    ラスキン文庫創立40周年記念シンポジウム「ヴィクトリア朝英国のユートピア/ディストピア」 (慶應義塾大学三田キャンパス) , 

    2024年10月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 一般財団法人ラスキン文庫

     概要を見る

    ラスキン文庫は英国19世紀の批評家ジョン・ラスキン(1819‒1900)の研究者であった御木本隆三(1893‒1971)のコレクションを基礎として1984年9月に開設された図書館(アーカイヴ)である。2024年は創立から40周年の節目となる。その記念行事のひとつとして、標記のシンポジウムを開催する運びとなった。
    英国のヴィクトリア朝期(1837‒1901)は一般に繁栄の時代と見られている。国内では18世紀末以来世界に先駆けて工業化を進め、中流階級が力を増し、対外的には列強のなかで競争に勝ち抜きイギリス帝国としての繁栄を見た覇権国家の時代、と大まかにいうことができるが、国内だけを見ても、「二つの国民(ディズレイリ)と称されるような富裕層と貧困層の二極化が生じ、また工業化によって住宅問題や環境問題が生じるなど、さまざまな社会矛盾が顕在化した時代でもあった。後者の点ついて警鐘を鳴らした人物のひとりが批評家ラスキンにほかならない。
    この時代に文学面では「ユートピア」を扱った作品が多く出ている。ラスキンに強い影響を受けたウィリアム・モリスの『ユートピアだより』(1890年)はその代表作と言える。同時「否定的ユートピア」、現代では「ディストピア」という語で理解されているような、理想郷とは正反対のネガティヴな世界をき出した作品もこの時代に多く出ている。サミュエル・バトラーの『エレホン』(1872年)は、美しい住民たちからなる理想郷であるかのように見せながら、主人公の旅人がそこから逃げ出さずにはいられない世界を描いている点でディストピアの先駆的作品と言える。リチャード・ジェフリーズの『ロンドンが滅んだあとで』(1885年)は日本ではあまり知られていないが、近代都市ロンドンが滅亡したあとの世界を描いていて20世紀後半に興隆する「ポストアポカリプス」SFを先取りするようなところがある。ラスキンについては、セント・ジョージ・ギルドという新しい農村共同体づくりの試みが特筆される。その理念と実践は今日の状況に照らしてどのように評価することができるのだろうか。
    本シンポジウムでは、「ユートピア」「ディストピア」を
    キーワードとして、上記の著述家の作品を中心的に取り
    上げ、ラスキンが「セント・ジョージのギルド」で試みた
    ユートピア的共同体の理念と重ね合わせて報告・討論を
    おこなった。

  • "Morris & Co. and the Industrial Schools Act : the Employment of the Boys of the Industrial School at 44 Euston Road"

    Chiaki YOKOYAMA

    Nineteenth-Century Art, Community and Education (Manchester Metropolitan University) , 

    2024年02月

    口頭発表(招待・特別), Northwest Long Nineteenth Century Seminar

  • “Another Unfortunate” 19世紀のファストファッション事情と搾取反対運動

    横山千晶

    第8回ウィリアム・モリス研究会 (大阪大学中之島センター) , 

    2023年12月

    口頭発表(一般), 意匠学会

     概要を見る

    19世紀に生地専門店や服飾専門店がやがてデパートとなっていった背景には、既製服の大量生産があった。しかし、衣服の工業生産が可能となるのは、19世紀も終わりになってからのことで、女性用のドレス、制服、シャツ、帽子、靴の製作は、そのほとんどを女性や年端の行かない子供たちの手仕事が支えていた。この低賃金の「苦汁労働(sweated labour)」の実態は1843年12月に『パンチ』誌に載ったThomas Hoodの詩、“Song of the Shirt”によって、人々の知るところとなり、詩にインスピレーションを得た複数の絵画は、自らの作り出すものに搾取される若い女性たちのイメージを人心に刻印することとなった。
    このような既製服を売る店は一般にslop-shopと呼ばれたが、苦汁労働の末に身を持ち崩してしまう「堕ちた女(fallen women)」を生む「社会悪(social evil)」として批判されることになる。19世紀に入り、搾取の末に身を持ち崩す女性たちは、「不運な女(unfortunate)」として語られるようになるが、この言葉は、堕落の原因は女性たちにあるのではなく、低賃金と労働環境こそが問題であるとの視点を表していた。こうして女性たちの救済組織として1857年に結成されたのが、The Committee of Reformatory and Refuge Unionである。その中心的な役割を担っていたのが、John La Touche。かのJohn Ruskinが恋に落ちたローズの父であった。ジョン・ラ・トゥーシュは、女性たちの声を聞き取り、彼女たちに成り代わって新聞に投稿するなど、この「社会悪」を広く世間に広めようと努力した。また、「廉価既製服商反対同盟(Anti-Slop-Shop League)」を結成し、質の良い既製服を生み出す新たなslop-shopを運営することで、安価で高品質の商品を保証する労働の在り方を模索した。
     本発表では、ヴィクトリア朝の衣料製作の実態とその改善に向けての動きを見ていくことで、21世紀でも起こっている衣服製造の搾取の根源を探ってみたい。

  • There is no wealth but life ー ラスキンとモリスに見る「命」の意味

    横山千晶

    社会福祉とアート研究会 (大阪大学中之島センター) , 

    2023年11月

    口頭発表(一般), 大阪大学美学研究室

  • BUILDING THE FUTURE: JOHN RUSKIN AND THE NEW ROLE FOR DESIGN IN JAPAN

    Chiaki Yokoyama: Meeting Facilitator

    BUILDING THE FUTURE: JOHN RUSKIN AND THE NEW ROLE FOR DESIGN IN JAPAN - AN ONLINE EVENT HOSTED BY JAPANESE COMPANIONS & RUSKINIAN FRIENDS (Online Meeting) , 

    2023年10月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, Guild of St. George's Japanese Companions

     概要を見る

    What is the significance of John Ruskin’s thought in the 21st century? The pandemic of the coronavirus, global warming triggered by our consumerism and economic activities, and the concept of the Anthropocene have brought the world together on the one hand, but on the other, they have also created fragmentation and division of various opinions. Against this backdrop, a new movement is emerging in which the younger generation is returning to Industrial Revolution era in England and encountering Ruskin's ideas once again. Japan is no exception. Young people have individually encountered the polygon of Ruskin's thoughts through academic research and social activities. And they are joining hands beyond their specific realm. The coming Zoom meeting is an attempt to trace the genealogy of Ruskin's influence in Japan and to focus on the activities of the 21st century as an extension of that influence. Among the many practices, we shall focus on the field of 'Community Design' in the context of creating and rebuilding communities to experience the contemporary nature of Ruskin's influence in this meeting. How can 'design' contribute to solving social problems, and what tools can it offer? This meeting will introduce the Japanese activities rooted in Ruskin's ideas from three perspectives: historical genealogy, the foundation of Ruskin's ideas, and 'Ruskin Today in Japan'; through actual examples of activities. We expect that this meeting will serve as a starting point for building a network to connect with various examples from overseas.

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • ヴィクトリア朝の芸術教育――技術・教養・産業の関係

    2021年04月
    -
    2025年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 横山 千晶, 基盤研究(C), 補助金,  研究代表者

  • ヴィクトリア朝における労働者教育――芸術教育をめぐって

    2018年04月
    -
    2021年03月

    文部科学省, 科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金,  研究代表者

Works 【 表示 / 非表示

  • 先端学問特別講座[TKK(東大・京大・慶應大)講座]【私たちの生きる社会、思いをキーワード化する――「英語」と社会問題】

    岡山県立倉敷青陵高校, 

    2018年11月

    その他, 単独

  • 先端学問特別講座[TKK(東大・京大・慶應大)講座]【言葉を体で考えよう――英語と日本語】

    岡山県立倉敷青陵高校, 

    2017年11月

    その他

  • 先端学問特別講座[TKK(東大・京大・慶應大)講座]【からだがあるから言葉がある・・・英語と日本語を「音」と「目」で楽しもう】

    岡山県立高梁高校, 

    2016年11月

    その他, 単独

  • 先端学問特別講座[TKK(東大・京大・慶應大)講座] 【言葉について身体で考えよう・・・「音」から考える英語と日本語】

    横山千晶

    岡山県立高梁高等学校, 

    2015年11月

    その他, 単独

  • 2015年度 商学部英語スピーチコンテスト

    2015年11月

    その他, 共同

     発表内容を見る

    審査員の一人

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その他 【 表示 / 非表示

  • 自然に還る、生に返す

    2024年10月

     内容を見る

    大坂ラスキン・モリスセンター所蔵品による企画展「今に生きるラスキン」トークイベントに登壇。ジョン・ラスキンの思想に見られる生と死の循環について語った。

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 人文科学研究会Ⅳ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅲ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅱ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅰ

    2024年度

  • 人であることⅠ

    2024年度

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担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • 身体知―映像

    慶應義塾大学教養研究センター

    2018年04月
    -
    2019年03月

  • 身体知――批評と創作

    慶應義塾大学教養研究センター

    2018年04月
    -
    2019年03月

教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 熊本県立大学文学部 FD講演会「初年次教育の理念と構想」

    2019年12月

    , 教育方法・実践に関する発表、講演

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    熊本県立大学の文学部FDでの講演。アカデミック・スキルズを含む初年次教育の在り方と今後の展開について講演を行う。

  • 同志社大学図書館講習会「クリティカル・シンキング~客観的に考え、最適解を目指すスキル~」

    2019年12月

    , 教育方法・実践に関する発表、講演

     内容を見る

    同志社大学今出川校 図書館講習会「2019年度秋学期 今出川校地図書館講習会 プロが教える!シリーズ」の6回のうちの1回

 

社会活動 【 表示 / 非表示

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メディア報道 【 表示 / 非表示

  • 寿町から見る人と社会

    ヨコハマアートサイト事務局, ヨコハマアートサイトラウンジ vol.31, 2021年10月

  • イギリスの歴史から見える社会的排除と現在の日本

    ヨコハマアートサイト, ヨコハマアートサイトラウンジ vol.28, 2021年03月

  • ラスキン大写生大会

    京都ユネスコ協会, ラスキン大写生大会 (京都府立植物園) , 2019年09月

     概要を見る

    ジョン・ラスキンの素描教育の考えを基にイギリスではじまったみんなで素描を行うイベント、Big Drawの日本版。日本では去年から始まって今年で2回目の開催となる。

学術貢献活動 【 表示 / 非表示

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本質的心理学会, 

    2017年07月
    -
    2021年03月
  • Guild of St George, 

    2014年05月
    -
    継続中
  • 第9回『芸術と福祉』国際会議 ~芸術は社会のために何ができるか・社会は芸術のために何ができるか~, 

    2009年08月
  • 日本英文学会, 

    2009年05月
    -
    継続中
  • 初年次教育学会, 

    2008年04月
    -
    2019年03月

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2021年04月
    -
    2023年09月

    日本英文学会編集委員, 日本英文学会編集委員会

  • 2010年12月
    -
    2013年03月

    委員, 全国大学観光まちづくりコンテスト準備委員会

  • 2009年08月

    コーディネーター, 第9回『芸術と福祉』国際会議 ~芸術は社会のために何ができるか・社会は芸術のために何ができるか~

  • 2008年04月
    -
    2017年03月

    理事, 初年次教育学会