有光 道生 (アリミツ ミチオ)

Arimitsu, Michio

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所属(所属キャンパス)

法学部 (日吉)

職名

教授

プロフィール 【 表示 / 非表示

  • アメリカ文学を中心に、トランスナショナリズム、コスモポリタニズム、人種表象、冷戦文化などを研究しています。最近は冷戦期におけるアフリカ系アメリカ人文学のアジアでの受容史や米国における創作学科とマイノリティ作家や詩人の関係についてのリサーチにも力を入れています。

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2022年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学, 法学部, 教授

  • 2016年04月
    -
    2022年03月

    慶應義塾大学, 法学部, 准教授

  • 2017年
    -
    2018年

    コロンビア大学 (米国) アフリカ系アメリカ研究所, 訪問研究員

  • 2016年06月
    -
    2017年06月

    チュラロンコーン大学(バンコク、タイ), 演劇パフォーマンス学科, 訪問研究員

  • 2013年04月
    -
    2016年03月

    慶應義塾大学, 法学部, 専任講師

学歴 【 表示 / 非表示

  • 2006年
    -
    2014年

    ハーヴァード大学, アフリカン&アフリカン・アメリカン研究学科, 英語文学専攻

    アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 博士

  • 2006年
    -
    2010年

    ハーヴァード大学, 英語・英文学科

    アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 修士

  • 2003年
    -
    2005年

    慶應義塾大学, 文学研究科, 英米文学専攻

    大学院, 修了, 修士

  • 2000年
    -
    2001年

    ブリティッシュ・コロンビア大学, 文学部, 英米文学

    カナダ, 大学, その他

  • 1998年
    -
    2002年

    東京外国語大学, 外国語学部, 英語専攻

    大学, 卒業

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士号, ハーヴァード大学大学院, 課程, 2014年03月

    Black Notes on Asia: Composite Figurations of Asia in the African American Transcultural Imagination, 1923-2013.

  • 修士号, ハーヴァード大学大学院, 課程, 2010年06月

  • 修士号, 慶應義塾大学, 課程, 2005年03月

    “The Weight of Complex Physicality: Pleasure, Pain, and Pugilism in Ralph Ellison’s Invisible Man.”

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 英文学、英語圏文学

  • 人文・社会 / ジェンダー

  • 人文・社会 / 地域研究 (Area Studies)

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 文化冷戦研究

  • コスモポリタニズム

  • トランスナショナリズム

  • 人種表象

  • 比較文学

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著書 【 表示 / 非表示

  • 『アメリカ文学と大統領――文学史と文化史』

    有光 道生, 南雲堂, 2023年07月,  ページ数: 537

    担当範囲: 17) 「キャメロットを越えて――ジョン・F・ケネディと冷戦期アメリカ文学」,  担当ページ: 385-402

  • 脱領域・脱構築・脱半球――二一世紀人文学のために

    巽孝之監修、下河辺美知子、越智博美、後藤和彦、原田範行編著, 小鳥遊書房, 2021年10月,  ページ数: 545

    担当範囲: 15) 「Werner Sollors ヴァーナー・ソラーズ(1943〜 ):人種・エスニシティ・言語的多様性に注目したキャノンの再構築」,  担当ページ: 492-95

  • Global Ralph Ellison Aesthetics and Politics Beyond US Borders

    Michio Arimitsu and Raphaël Lambert, Peter Lang, 2021年09月,  ページ数: 316

    担当範囲: Ralph Ellison and African American Literature in Post-World War II Japan: Making Blackness Visible,  担当ページ: 259−92

  • 『ハーレム・ルネサンス<ニュー・ニグロ>の文化社会批評』

    深瀬有希子、常山菜穂子、中垣恒太郎 編著, 明石書店, 2021年08月,  ページ数: 610

    担当範囲: 夢と現実のルネサンス———「新しい黒人」による文化・芸術・社会運動の再評価へ向けて,  担当ページ: 29−48

  • 『現代思想2020年10月臨時増刊号 総特集=ブラック・ライヴズ・マター』

    酒井直樹、西谷修、新田啓子 他, 青土社, 2020年09月,  ページ数: 326

    担当範囲: 「今度は火だ:多様化する『黒さ』とBLMM時代のアフリカ系アメリカ文学」,  担当ページ: 218−28

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論文 【 表示 / 非表示

  • 「世界文学」としてのアフリカ系アメリカ文学 : 大陸中心主義と群島的アフリカ系アメリカ文学研究試論

    有光 道生

    『アメリカ文学 : 日本アメリカ文学会東京支部会報ー特集 国民文学時代の終焉 : アメリカ文学の(再)世界化、世界の脱アメリカ化から考える』 (日本アメリカ文学会東京支部編)   ( 80 ) 1 - 9 2022年06月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 筆頭著者, 責任著者, 査読有り,  ISSN  09100652

  • "De-Occidentalized ‘Projections in the Haiku Manner’: Poetics of Indeterminacy and Transcultural Reconfiguration of ‘Frog Perspectives’ in Richard Wright’s Last Poems."

    有光 道生

    The Japanese Journal of American Studies 29 (2018): 45-65. Print. 2018年

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • “From Voodoo to Butoh: Katherine Dunham, Hijikata Tatsumi, and Trajal Harrell’s Transcultural Refashioning of ‘Blackness.’”

    有光 道生

    Trajal Harrell: In One Step are a Thousand Animals@MoMA (ニューヨーク近代美術館)  2015年10月

    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • Black Notes on Asia: Composite Figurations of Asia in the African American Transcultural Imagination, 1923-2013

    有光 道生

    博士号請求論文 2014年03月

    学位論文(博士), 査読有り

  • 「Beside Blacknessから読み直すアフリカ系アメリカ文学」

    有光 道生

    『アメリカ文学』 第75号 (日本アメリカ文学会東京支部)   ( 75 ) 24 - 34 2014年

    研究論文(学術雑誌)

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 共鳴と変奏 ――Teju ColeによるJames Baldwin的レトリックの継承

    有光道生

    日本アメリカ文学会 全国大会シンポジウム “A Language to Dwell in―James Baldwinのレガシー (中京大学) , 

    2024年10月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 日本アメリカ文学会

     概要を見る

    2014年8月2日,ナイジェリア系アメリカ人の現代作家で写真家でもあるTeju Cole は、スイスのロイカーバートを訪れている。James Baldwin が生きていれば彼の90回目の誕生日となっていたであろう日に,古代ローマ時代に開拓されいまやヨーロッパ屈指のスパ・リゾートとして発展したこの保養地へとColeが足を運んだ理由は, 他ならぬ Baldwin の足跡を辿るためだった。Baldwin は,1948年に人種差別に嫌気がさしてアメリカを去ったが,フランスのパリでも貧困,痛飲,執筆のストレスで心身ともに疲弊していた。そのため,1951年の夏にスイス人の恋人 Lucien Happersberger の誘いもあって, アルプスの山々に囲まれたローヌ川沿いのこの温泉地に逗留することになったのだ。Baldwin が,彼以前には黒人が誰一人も来訪したことのなかった同地に,その年の冬,そして翌年の冬にも滞在し,初めての小説 Go Tell It on the Mountain(1953)を完成させたことはよく知られている通りだ。Sharifa Rhodes-Pitts は,Baldwin が微視的に細部の描写をした後に,その細部にフォーカスを当て続けながらも,突如ズームアウトして,巨視的に歴史や文化の議論に接続するレトリカルな身振りを, (有名スポーツ選手の名前にちなんで彼らの得意技が名付けられるように) 「ジミー」 (Harlem is Nowhere 106)と呼んだが,Baldwin がロイカーバートでの体験について Harper’s Magazine 誌 上 に 寄 稿 し た エ ッ セ イ“Stranger in the Village” (1953) も 「ジミー」 が鮮やかに実践されている初期のテクストだといえよう。本発表では, 「ジミー」 を意識的に継承しながらも, ポスト公民権運動時代の申し子である自分とジムクロウの真っ只中を生きざるを得なかった先輩作家との心理的,そ し て 文 化 的 距 離 を 鋭 く 言 語 化 し た エ ッ セ イ“Black Body”(2014) を中心に, Cole の小説やノンフィクション作品の一部も精読することで,この現代作家が Baldwin の文学や政治思想のどこに共鳴し,どこに反発し,彼のレガシーをどのように変奏・発展させようとしているのかを探究する。

  • “‘Who knows but that, on the lower frequencies, I speak for you?’ ― ラルフ・エリソンの訪日と冷戦期の日本におけるアフリカ系アメリカ文学のオルタナティブな古典の誕生

    有光道生

    Print Culture and Cultural Diplomacy (科研費基盤研究(B)グローバル冷戦下の米文学・文化研究―文化の相互変容プロセスの実証/理論的国際研究 (専修大学) , 

    2024年03月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 科研費基盤研究(B)グローバル冷戦下の米文学・文化研究―文化の相互変容プロセスの実証/理論的国際研究 (代表:越智博美)

  • International Committee Talkshop. "Worlding of Blackness: A Global Dialogue.”

    Michio Arimitsu (Keio), Selina Lai-Henderson (Duke Kunshan), J. Lorand Matory (Duke), Yunxiang Gao (Ryerson), jackï job (U of Cape Town), Raphaël Lambert (Kansai), Jang Wook (U of Washington)

    アメリカ学会(ASA)年次大会 (ニューオリンズ(米国)) , 

    2022年11月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), アメリカ学会(ASA)国際委員会

     概要を見る

    In light of this year’s ASA call to activate the “multisensory, multiregister engagement” with our world—both lived and imagined—this International Committee panel brings together scholars from around the world whose work engages the multifaceted shades, sounds, aesthetics, and forms of blackness in the transnational contexts of racial crossings and reimagining. Our workshop is to be a rich amalgam of interdisciplinarity spanning cultural anthropology, literary criticism, music studies, art history and dance studies, as it explores the complexity of transracial solidarities across and within continents, oceans and islands. What happens when blackness travels across state-borders and natural boundaries in its variegated shapes and forms? What possible expressions, articulations, acts of (mis)translations and reappropriation do black mobility and resistance inspire in challenging nation-bound formation of race, class, ethnicity, gender and sexuality around the world? What compelling and competing visions do transracial solidarities necessitate? In navigating the nuances of interracial dynamics in the transnational terrain, the panel hopes to invigorate a global dialogue on both the optimisms and challenges of transracial solidarities in different historical and political junctures.

  • Translating Blackness―A Brief History of African American Literature in Post-WWII Japan

    有光道生

    2022年02月

    口頭発表(招待・特別), Freedom Lab, Duke Kunshan University

  • 『世界文学』としてのアフリカ系アメリカ文学ーー大陸中心主義、群島アメリカ研究、 アフリカ系アメリカ文学の大海

    有光道生、吉田恭子、都甲幸治、温又柔

    日本アメリカ文学会東京支部12月シンポジウム「国民文学時代の終焉 アメリカ文学の(再)世界化、 世界の脱アメリカ化から考える」 (慶應義塾大学三田キャンパス) , 

    2021年12月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 日本アメリカ文学会東京支部

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 冷戦期東アジアにおける創作教育、文学、大衆文化

    2019年10月
    -
    2023年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 共同研究契約,  研究分担者

  • グローバル冷戦下の米文学・文化研究―文化の相互変容プロセスの実証/理論的国際研究 " v

    2019年04月
    -
    2020年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金), 共同研究契約,  研究分担者

  • Black Notes on Asia: Composite Figurations of Asia in the African American Transcultural Imagination, 1923-2013

    2012年06月
    -
    2013年05月

    Harvard−Reischauer Institute, Harvard−Reischauer Dissertation Completion Fellowship, その他,  研究代表者

  • Harvard-Yenching Fellowship

    2007年06月
    -
    2010年05月

    Harvard-Yenching Institute, Harvard-Yenching Fellowship , その他,  研究代表者

Works 【 表示 / 非表示

  • Harvard-Yenching Fellowship

    有光 道生

    2007年
    -
    2011年

    その他

受賞 【 表示 / 非表示

  • 斎藤眞賞

    有光道生, 2020年06月, 日本アメリカ学会

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

     説明を見る

    論文 "De-Occidentalized 'Projections in the Haiku Manner': Poetics of Indeterminacy and Transcultural Reconfiguration of 'Frog Perspectives' in Richard Wright’s Last Poems”による

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 人文科学研究会Ⅳ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅲ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅱ

    2024年度

  • 人文科学研究会Ⅰ

    2024年度

  • 人であることⅠ

    2024年度

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担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • 人文科学研究会

    慶應義塾大学

    2021年04月
    -
    2022年03月

    通年, その他, 演習, 専任

  • 人文科学特論I :アメリカ研究入門

    慶應義塾

    2021年04月
    -
    2022年03月

    春学期, 講義, 専任

  • 人文科学特論II:アフリカ系アメリカ研究入門

    慶應義塾

    2021年04月
    -
    2022年03月

    秋学期, 兼担

  • 英語 インテンシブ 1年

    慶應義塾

    2014年04月
    -
    2015年03月

    通年, 講義, 専任

  • 英語I

    慶應義塾

    2014年04月
    -
    2015年03月

    春学期, 講義

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • American Studies Association, 

    2016年
    -
    継続中
  • アメリカ学会, 

    2005年
    -
    継続中
  • 日本アメリカ文学会, 

    2003年
    -
    継続中
  • 「コロキア」同人, 

    2003年
    -
    継続中
  • MLA, 

    2003年
    -
    継続中

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2019年10月
    -
    2021年10月

    国際委員会副委員長, American Studies Association

  • 2013年
    -
    2016年

    編集室幹事, 日本アメリカ文学会