論文 - 池田　幸弘

慶應義塾の経済学--幕末から戦後まで--

池田 幸弘三島憲之

『福澤先生没後百年記念　慶應義塾の経済学』 （慶應義塾図書館）     iii-xxxviii 2001年01月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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2001年1月に行われた丸善の社屋での、貴重書展示会のさいに公表した解説・解題論文。展示全体についてのイントロダクションになっている。

オーストリア学派

池田 幸弘

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     54 - 56 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著

ヴィーザー

池田 幸弘馬渡尚憲

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     30-31 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著

ゴッセン

池田 幸弘馬渡　尚憲

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     138 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著

ヘルマン

池田 幸弘

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     357-358 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著

マンゴルト

池田 幸弘

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     391 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著

テューネン

池田 幸弘

経済思想史辞典 （経済学史学会編、丸善株式会社）     261 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著

A Lecture Notebook of Wilhelm Roscher with Special Reference to His Published Works

池田 幸弘

The German Historical School, ed. by Yuichi Shionoya. （Routledge）     35-53 2000年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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慶應義塾大学図書館所蔵のロッシャーの講義ノートを対象に、公刊された著作との関係を論じたもの。本書は、経済学史学会の英文論集として企画されたもので、同学会のメンバーを中心に寄稿がなされている。

Hermann Heinrich Gossen: a Wirkungsgeschichte of an Ignored Mathematical Economist

池田 幸弘

Journal of Economic Studies 27 （ 4/5 ） 394-415 2000年

研究論文（学術雑誌）, 単著

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生前注目を集めなかった数理経済学者、ヘルマン・ハインリッヒ・ゴッセンの影響史を扱う。限界革命の三人組、メンガー、ワルラス、ジェボンズの反応を中心とする。拙論への批判的コメントもあわせて参照されたい。cf. Gerrit Meijer, "Comment on"Hermann Heinrich Gossen: a Wirkungsgeschichte of an ignored mathematical economist" by Yukihiro Ikeda, in: Journal of Economic Studies, pp. 421-423.

経済学の潮流(下)(シリーズ　義塾の20世紀)

池田 幸弘

三田評論 （慶應義塾）   （ 1019 ） 32 - 38 1999年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著

リプライ

池田 幸弘

経済学史学会年報 （経済学史学会）   （ 37 ） 182 1999年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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塘茂樹「書評　Yukihiro Ikeda:
Die Entstehungsgeschichte der Grundsaetze Carl Mengers, Scripta Mercaturae, 1997, v+218p」、経済学史学会年報、第37号、1999年11月にたいするリプライ。

ワーグナーの財政思想

池田 幸弘

西沢保・服部正治・栗田啓子編『経済政策思想史』 （有斐閣）     167-179 1999年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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シュモラーとともに、社会政策学会の有力メンバーであった、ワーグナーの財政思想をさぐる。あわせて、当時の鉄道問題についての彼の発言についても扱う。本書には、編者のほか、つぎの方々が執筆している。中野聡子、渡会勝義、安川隆司、堂目卓生、井上琢智、藤井賢治、小峰敦、廣田巧、雨宮昭彦、平井俊顕、廣瀬弘毅。

メンガー『原理』成立史研究とメンガー文庫

池田 幸弘

社会科学古典資料センター年報(一橋大学)  （ 19 ） 23-27 1999年03月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

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一橋大学古典資料センター主催の講習会での報告に基づいたもの。自身の研究歴と学位論文、それとメンガー文庫との関係についてふれている。残された研究上の課題についても言及。本年報には、他につぎのような方が執筆されている。安藤英義、羽鳥卓也、田中敏弘、根岸隆、橋本比登志。

ギャレット・ドロッパーズの経済学

池田 幸弘

近代日本研究 （慶應義塾福澤研究センター）  14   256 - 282 1997年

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

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本塾福澤研究センターにあるギャレット・ドロッパーズの財政学講義ノートを中心に、私学の雄である慶應義塾でドイツ経済学がどのように講じられていたかをみたもの。具体的には、このノートにあらわれたワーグナーの影響を中心に扱う。

ハイエクと制度進化の経済学

池田 幸弘

経済学史学会年報 （経済学史学会）   （ 34 ） 40-52 1996年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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『科学による反革命』における発言などを根拠として、しばしば、ハイエクの自生的秩序論の原型がメンガーに求められるが、本論説では、むしろ両者の相違について考察している。

Der Einfluss der deutschen oekonomischen Schulen in der modernen japanischen Nationaloekonomie, am Beispiel von Kanju Kiga, Oekonom der Keio Universitaet

池田 幸弘

Hohenheimer Themen （Universitaet Hohenheim, Institut fuer Kulturwissenschaften Archiv der Universitaet, Scripta Mercaturae Verlag）  5   75-89 1996年

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

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ドイツ経済学の日本の経済学にたいする影響を論じたもの。とくに慶應の経済学者、気賀勘重をとりあげ、そこにあらわれたドイツ経済学の影響を考察する。ホーエンハイム大学文書館のウルリッヒ・フェルメート氏の依頼に応じて執筆したもの。

Carl Menger in the 1860s: Menger on Roscher's Grundlagen

池田 幸弘

New Perspectives on Austrian Economics, ed. by Gerrit Meijer （Routledge）     25-39 1995年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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デューク大学所蔵のメンガー文書を使いながら、メンガー『国民経済学原理』の成立について論じたもの。とくに、ロッシャーの『国民経済学の基礎』についてのメンガーのコメントを中心とする。拙論にたいしては、ユルゲン・バックハウス氏のコメントが寄せられている。New
Perspectives on Austrian Economics, ed. G. Meijer, pp. 40-41.

Roscher's Grundlagen in the History of Economic Thought

池田 幸弘

Journal of Economic Studies 22 （ 3/4/5 ） 209-220 1995年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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ロッシャーの『国民経済学の基礎』の経済学史上の位置付けを論じたもの。とくに、あまり論じられてこなかったイギリス古典派経済学との継承関係を重視する。本論文は、第六回ハイルブロンシンポジウムでの口頭報告を活字化したもの。他につぎの執筆者の論文がおさめられている。Jurgen Backhaus, Erich Streissler, Karl Milford, Peter Senn, Thanasis Giouras, Shigeki Tomo, Guenther Krause, H.R. C. Wright, Jacob Krabbe, Harald Hagemann, Michael Hudson.

オーストリア学派

池田 幸弘八木紀一郎

経済学史--課題と展望-- （経済学史学会編、九州大学出版会。）     204 - 208 1992年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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近年のオーストリア学派研究についてのサーヴェイ論文。八木紀一郎氏と池田との共同論文。本論文が収録されている『経済学史--課題と展望--』には、各領域ごとに、経済学史学会のメンバーによるサーヴェイ論文がおさめられている。

メンガー『方法論』におけるスミス解釈について

池田 幸弘

三田学会雑誌 （慶應義塾経済学会）  83 （ 4 ） 910-925 1991年01月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

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メンガーの著作にあらわれた、スミス解釈を扱う。そこに、あらわれたドイツ歴史学派の影響力を根拠にして、通常敵対関係にあったとされるメンガーと歴史学派とのある種の親近性を強調したもの。