Papers - Araya, Daisuke

衣服は嘯く：服を着ることの「真理」

Fashion talks... (京都服飾文化研究財団)   ( 10 ) 22 - 31 2019.11

ゼロへの欲望：ポスト資本主義社会における幸福

(NTT出版)     146 - 154 2019.11

現代社会における「自由と必然」の問題 －縦読みの思想史研究の試み－

荒谷大輔

『江戸川大学紀要』 (江戸川大学)   ( 28 ) 17 - 27 2018.03

「新しい教養」のための「チーム・ティーチング」：江戸川大学、基礎・教養教育センターの実践例

荒谷大輔, 鈴木哲平, 岡田 大助, 福島 亜理子, 田上 大輔, 大竹洋平, 石野一晴, 羽村太雅, 中原真祐子

『江戸川大学紀要』 (江戸川大学)   ( 28 ) 9 - 15 2018.03

大学教育において求められる「新しい教養」の検討：江戸川大学における「アカデミック・スキル演習」の導入

荒谷大輔, 鈴木哲平, 岡田 大助, 福島 亜理子, 田上 大輔, 大竹洋平, 石野一晴, 羽村太雅, 中原真祐子

『江戸川大学紀要』 (江戸川大学)   ( 28 ) 1 - 8 2018.03

近代の根を掘る：自由意志・観念・自然権

荒谷 大輔

江戸川大学紀要 (江戸川大学)   ( 27 ) 1 - 11 2017.03

「現実的なもの」の原景：ラカンによるフロイト「心理学草稿」読解

荒谷大輔

江戸川大学紀要 (江戸川大学紀要)   ( 26 ) 1 - 8 2016.03

キアスム：ジャック・ラカンにおける認識論と存在論の交錯

荒谷大輔

江戸川大学紀要 (江戸川大学紀要)   ( 26 ) 9 - 17 2016.03

「経済」における倫理学の可能性：具体的な実践例に即して

江戸川大学紀要  ( 25 ) 15 - 20 2015.03

ラカンの対象関係論：認識論的枠組みの発生の論理として

荒谷 大輔

江戸川大学紀要 (江戸川大学)   ( 25 ) 1 - 14 2015.03

経済学の「エコノミー」

『江戸川大学紀要』  2012.03

情動的同一性について

『江戸川大学紀要』  2012.03

Économie libidinale dans le monde économique : formation de la souveraineté chez Jacques Lacan

科研費報告書「エコノミー概念の倫理思想史的研究」    67-77 2010.03

芸術の経済：個々人の選好形成についての批判的考察

科学研究費基盤研究（Ｂ）「コンテンポラリーダンスの美学的分析とその社会基盤」報告集  2009.03

「生の実在を論じること：『創造的進化』における認識論と存在論の交錯」

荒谷 大輔

『フランス哲学・思想研究』vol.14 (日仏哲学会)   ( 14 ) 3 - 14 2009.01

ISSN  1343-1773

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pp.3-14.「『創造的進化』１００年：いま、ベルクソニスムの意味と可能性を考える」と題して行われた日仏哲学会のシンポジウムでの発表を掲載。ベルクソンの『創造的進化』における認識論と存在論の交錯を軸に、その現代的な可能性を論じる。

Moral Intending Desire: On the function of "God" in Deleuze-Guattari

Communication & Society vol.18, Edogawa University  2008.03

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pp.162-170.
ドゥルーズ＝ガタリにおける「神」の機能を、ルソー、カントといった哲学の歴史的な視点から捉え直し、その精神分析的な構造を明らかにする。

身体のエコノミー――コードの体系における「交換」と「剰余」について――

『情報と社会』第１６号 江戸川大学  2006.03

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pp.7-13.
構造主義的人類学とそれに対する批判（Ｅ・リーチ）を踏まえたドゥルーズ＝ガタリの社会論を、「身体」と「交換」をキーワードに読み解く。

ベルクソンにおける時間の概念ー現象学的な手法に照らして

『現象学年報』第二十二号 日本現象学会  2005.11

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pp.151-154.
ベルクソンの純粋持続概念を、フッサール現象学の厳密な方法に照らして考察。「純粋持続」、「純粋記憶」などのベルクソンの根本概念が、単に独断的に語られるのではなく、徹底的に経験に即して展開されるものであることが示される。

ベルクソンと認識批判――イマージュ論の経験内在的記述にむけて

荒谷 大輔

『フランス哲学・思想研究』第十号、日仏哲学会 (日仏哲学会)   ( 10 ) 144 - 156 2005.08

ISSN  1343-1773

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pp.144-156.
独断的形而上学と批判されるベルクソンの後期の展開が、むしろ経験に徹底的に内在することによって可能となるものであることを、『物質と記憶』の論述を丹念に辿りながら、ウィリアム・ジェームスなどの同時代人の哲学との対比によって明らかにする。

認識論と存在論の交錯―J.J.ギブソンの生態学的心理学の哲学的考察

荒谷 大輔

UTCP研究論集 第２号 東京大学総合文化系COE (東京大学21世紀「COE共生のための国際哲学交流センター」)   ( 2 ) 21 - 27 2005.03

ISSN  1349-5542

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pp.21-28.
ギブソンにおけるアフォーダンス心理学の意義を哲学的な文脈で位置づけ直す試み。身体を巡って、認識論と存在論が交錯する地点にギブソンの心理学が位置することが明らかになる。

捻れたイマージュ―ベルクソンにおける認識論と存在論の交錯

博士号学位申請論文 東京大学大学院人文科学系研究科  2005.03

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総頁数、A4版159頁
ベルクソンの『物質と記憶』における「イマージュ」概念が、哲学が伝統的に問題にしてきた認識論と存在論の対立を乗り越えるものとして提示されていることを、哲学の歴史の広い文脈で捉え返し、ベルクソン哲学の歴史的意義を問い直す。

捻れたイマージュ―ベルクソンにおける知覚と存在の錯節をめぐって

荒谷 大輔

『哲学』第五十五号 日本哲学会 (日本哲学会)   ( 55 ) 115 - 129 2004.04

ISSN  0387-3358

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pp.115-129.
ベルクソンの『物質と記憶』における「イマージュ」概念が、哲学が伝統的に問題にしてきた認識論と存在論の対立を乗り越えるものとして提示されていることを、デカルトとの厳密な対比によって示す。

出来の倫理学―『アンチ・オイディプス』の哲学的基礎づけ

『情況』2003年7月号情況出版  2003.07

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pp.146-161.
哲学の批判者として知られるドゥルーズ＝ガタリの著作を、哲学史的な文脈において評価する試み。「三つの総合」として語られる構造が、伝統的な哲学の認識論と存在論の対立の乗り越えを目指したものであることが示される。

人格の尊厳とは何か―中絶をめぐる今日の理論状況の歴史的な基底

『死生学研究』2003年春号 東京大学人文社会系COE  2003.03

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pp.115-144.
生命倫理の分野において今日議論されるパーソン論の思想的基盤を辿りながら、人格の問題を原理的に問い直し、現代社会における「人格」概念の意義を示す。

受動と能動の境界における身体の<構成>

荒谷 大輔

『倫理学紀要』第十一号 東京大倫理学研究室 (東京大学大学院人文社会系研究科)  11   161 - 180 2002.12

ISSN  0910-5891

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pp.161-180.
フッサール現象学に基づきながら、意識の能動性と受動性の境界における「身体」の位置を、経験内在的に厳密に明らかにする。

一なる意識に潜在せる歴史―フッサールにおける意識流の内容と形式

荒谷 大輔

『現象学年報』第十八号 日本現象学会 (日本現象学会)   ( 18 ) 123 - 134 2002.11

ISSN  0289-825X

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pp.123-134.
フッサール現象学における時間論を、前期から後期にかけての論点の変化を考慮しつつ跡づけ、そこに意識流の「内容」と「形式」の関係が深く関わることを示す。

メルロ＝ポンティとベルクソンのキアスム―全体と部分のパラドックスを軸として―

荒谷 大輔

『倫理学年報』第五一集 日本倫理学会 (日本倫理学会)  51   111 - 127 2002.03

ISSN  0483-0830

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pp.111-127.
メルロ＝ポンティのベルクソン哲学に対する評価の移り変わりが、メルロ＝ポンティの哲学の内的な発展に即したものであることを示した上で、メルロ＝ポンティの哲学における「キアスム」概念の内実と、それに対するベルクソンの影響関係を明らかにする。