Reviews, Commentaries, etc. - Hirose, Hiroshi

日本の大学新入生における平均血圧と正常血圧群の推移

後藤 伸子, 武田 彩乃, 安達 京華, 広瀬 寛, 石川 景子, 加治 正憲, 西村 知泰, 牧野 伸司, 横山 裕一, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  113 ( 臨増 ) 153 - 153 2024.02

ISSN  0021-5384

大学生健康診断におけるBMI分類による正常血圧群の占める割合の経年推移

後藤 伸子, 清 奈帆美, 武田 彩乃, 広瀬 寛, 森 正明

肥満研究 ((一社)日本肥満学会)  29 ( 合同学術集会抄録集 ) 324 - 324 2023.11

ISSN  1343-229X

DICOMデータを用いた心電図判定と健康診断の情報処理

澁谷 麻由美, 當仲 香, 外山 千鈴, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 清 奈帆美, 久根木 康子, 高橋 綾, 牧野 伸司, 武田 彩乃, 西村 知泰, 横山 裕一, 広瀬 寛, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  61回   44 - 44 2023.10

大学生の10年間のBMIの変化

清 奈帆美, 後藤 伸子, 當仲 香, 澁谷 麻由美, 齋藤 圭美, 久根木 康子, 松本 可愛, 高橋 綾, 森 正明, 広瀬 寛

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  61回   44 - 44 2023.10

電子(DICOM形式)データを用いた心電図判定による健康診断システムの構築

當仲 香, 澁谷 麻由美, 外山 千鈴, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 清 奈帆美, 久根木 康子, 高橋 綾, 牧野 伸司, 武田 彩乃, 西村 知泰, 横山 裕一, 広瀬 寛, 森 正明

慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター)  41 ( 1 ) 87 - 93 2023.09

ISSN  1340-9379

　View Summary

慶應義塾大学では,学生定期健康診断にて心電図検査を実施しており,毎年8,000名以上の受検者がいる。また,雇入時健康診断や教職員健康診断では,毎年3,000名以上の受検者がいる。心電図検査の結果判定は循環器内科医師が行っており,短期間に業務が集中する。また,当大学は東京都,神奈川県に複数のキャンパスがあるため,医師が各キャンパスに移動して結果判定業務を行う必要がある。今回,これらの問題を解決するため,多拠点ネットワーク接続を用いた画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)を利用し,DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)データを用いた心電図検査結果判定のシステム化を行った。その結果,消耗品費の削減と同時に,出力されたシールを貼る作業,心電図用紙の並び替え作業,入力作業などの人為的ミスが減少した。また,判定医は各キャンパスへの物理的な移動が減少し,心電図画像と胸部X線画像を併せて判定できることから診断精度も判定効率も上がった。今後,SDカード等のデバイスを用いることは紛失のリスクもあるために,データのやり取りがネットワーク上で行えるよう,インフラ整備が課題である。(著者抄録)

人間ドックにおける内臓脂肪・皮下脂肪面積、HOMA-Rや生活習慣などと血圧状態との関連

広瀬 寛, 清水 良子, 森 正明

産業衛生学雑誌 ((公社)日本産業衛生学会)  65 ( 臨増 ) 317 - 317 2023.04

ISSN  1341-0725

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の集団健診の管理

當仲 香, 外山 千鈴, 澁谷 麻由美, 大山 晶子, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 清 奈帆美, 久根木 康子, 高橋 綾, 広瀬 寛, 和井内 由充子, 牧野 伸司, 武田 彩乃, 西村 知泰, 横山 裕一, 森 正明

CAMPUS HEALTH ((公社)全国大学保健管理協会)  60 ( 1 ) 146 - 146 2023.03

ISSN  1341-4313

新型コロナウイルス感染症流行による休校措置が高校生の身体に及ぼした影響

武田 彩乃, 大野 恵子, 後藤 伸子, 畔上 達彦, 西村 知泰, 川田 一郎, 牧野 伸司, 広瀬 寛, 横山 裕一, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  112 ( 臨増 ) 197 - 197 2023.02

ISSN  0021-5384

内臓脂肪・皮下脂肪面積、インスリン抵抗性指数HOMA-Rや生活習慣などと血圧状態との関連

広瀬 寛, 清水 良子, 岩男 泰

総合健診 ((一社)日本総合健診医学会)  50 ( 1 ) 181 - 181 2023.01

ISSN  1347-0086

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の集団健診の管理

當仲 香, 外山 千鈴, 澁谷 麻由美, 大山 晶子, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 清 奈帆美, 久根木 康子, 高橋 綾, 広瀬 寛, 牧野 伸司, 武田 彩乃, 西村 知泰, 横山 裕一, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  60回   61 - 61 2022.10

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の集団健診の管理

當仲 香, 外山 千鈴, 澁谷 麻由美, 大山 晶子, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 清 奈帆美, 久根木 康子, 高橋 綾, 広瀬 寛, 和井内 由充子, 牧野 伸司, 武田 彩乃, 西村 知泰, 横山 裕一, 森 正明

慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター)  40 ( 1 ) 77 - 82 2022.09

ISSN  1340-9379

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2020年,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大により,学生定期健康診断,教職員定期健康診断等の集団健診を実施するにあたり,「十分な感染防止対策が講じられた集団健診」として大幅な見直しを行った。各健診とも,ペーパーレス化,効率化による接触機会の削減を行い,受診者との対面時間を減らす対策を講じた。学生健診に関しては健診項目を減らして実施した。問診は事前WEB入力,入場はWEB予約制にし,分散入場と健診会場の滞在人数を制御した。三田地区および湘南藤沢地区学生健診の受診者数はオンライン授業の影響もあり,-3,905名,-713名と減少したが,その他の健診はWEB予約にしても受診者数は従来と変化がなかった。各検査場所の通過時間を記録したモニタリング調査から,COVID-19流行時の健診会場滞在時間を従来と比較したところ,各健診とも健診会場滞在時間を大幅に減らすことができた。今後,感染対策が健康診断の質的低下の理由とならないよう注意しなくてはならない。また,COVID-19は数値では測れない社会的不安をもたらしている。各地区の特徴や会場を考慮して,スタッフの所作,雰囲気から,清潔で整然とした健康診断を管理する必要がある。(著者抄録)

デリバリー型集団ワクチン接種法の確立と実施　新型コロナウイルス流行下のvaccine preventable diseases対策

弦巻 美保, 横山 裕一, 澁谷 麻由美, 松本 可愛, 大山 晶子, 広瀬 寛, 森 正明

CAMPUS HEALTH ((公社)全国大学保健管理協会)  59 ( 1 ) 168 - 170 2022.03

ISSN  1341-4313

生活環境病としての肥満症(食産業、食環境、学校教育・食育、政策、住居環境、災害、気象変動など)　大学生における肥満ややせの年次推移、および減量や運動が血圧に及ぼす影響

広瀬 寛, 後藤 伸子

肥満研究 ((一社)日本肥満学会)  27 ( Suppl. ) 213 - 213 2022.03

ISSN  1343-229X

医療従事者を対象とした新型コロナウイルス感染状況調査

西村 知泰, 武田 彩乃, 横山 裕一, 後藤 伸子, 畔上 達彦, 広瀬 寛, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  111 ( 臨増 ) 217 - 217 2022.02

ISSN  0021-5384

COVID-19流行下の新しい集団ワクチン接種法(デリバリー型接種)の確立と実施

弦巻 美保, 横山 裕一, 澁谷 麻由美, 松本 可愛, 大山 晶子, 広瀬 寛, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  59回   52 - 52 2021.10

職域健診における血清アディポネクチン濃度と耐糖能の縦断的検討

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

日本動脈硬化学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本動脈硬化学会)  53回   226 - 226 2021.10

ISSN  1347-7099

【生活習慣病】特定健診・特定保健指導の課題

後藤 伸子, 広瀬 寛

臨牀と研究 (大道学館出版部)  98 ( 10 ) 1216 - 1221 2021.10

ISSN  0021-4965

2020年、慶應義塾大学キャンパスでの新型コロナウイルス感染症への対応

當仲 香, 今村 江里子, 広瀬 寛, 和井内 由充子, 牧野 伸司, 横山 裕一, 西村 知泰, 森 正明

慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター)  39 ( 1 ) 23 - 28 2021.09

ISSN  1340-9379

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2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大という未曽有の事態に陥り、国内の緊急事態宣言の発令や外出自粛要請を受け、大学キャンパスにも大きな影響と変化があった。2020年1月、中国への渡航の注意を中心とした「新型コロナウイルス関連肺炎について」の注意文を広報した。2月に新型コロナウイルス感染症が指定感染症として定められ、「新型コロナウイルス感染症対策本部」が設けられた。発熱や咳の症状がない陽性者の報告が多くなり「感染症に罹患した時の届出フォーム」、「有症状の報告フォーム」、「濃厚接触者・帰国者報告フォーム」にてWEB経由で情報収集を始めた。3月には人事部から外務省の感染症危険レベル3ならびに2の国・地域への渡航禁止が指示された。4月はキャンパス閉鎖と外出自粛が指示され、学生定期健康診断はWEB問診にてスクリーニングを行い、6月から段階的に胸部X線撮影から再開した。以降、感染対策は体育会やサークル、学生寮などのクラスター感染対策が業務の中心となった。陽性者や濃厚接触者の差別問題や在宅勤務などの勤務体制の変化に関連するメンタルヘルス問題も常態化しており、新たな保健管理上の課題と考える。(著者抄録)

職域健診における高分子量型アディポネクチン濃度と耐糖能の縦断的検討

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

産業衛生学雑誌 ((公社)日本産業衛生学会)  63 ( 臨増 ) 347 - 347 2021.04

ISSN  1341-0725

特定健康診査におけるeGFR判定の意義

當仲 香, 岩渕 望, 武田 彩乃, 畔上 達彦, 後藤 伸子, 広瀬 寛, 森 正明

CAMPUS HEALTH ((公社)全国大学保健管理協会)  58 ( 1 ) 72 - 72 2021.03

ISSN  1341-4313

大学教職員を対象としたメンタルヘルスとメタボリックシンドロームおよび生活習慣の解析

後藤 伸子, 西村 由貴, 広瀬 寛, 畔上 達彦, 武田 彩乃, 西村 知泰, 牧野 伸司, 和井内 由充子, 横山 裕一, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  110 ( 臨増 ) 145 - 145 2021.02

ISSN  0021-5384

出生体重と成人後のB型ナトリウム利尿ペプチドを含めた動脈硬化リスクとの関連性の検討

畔上 達彦, 武田 彩乃, 横山 裕一, 和井内 由充子, 広瀬 寛, 牧野 伸司, 西村 知泰, 後藤 伸子, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  109 ( Suppl. ) 194 - 194 2020.02

ISSN  0021-5384

血清の高分子量型アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

肥満研究 ((一社)日本肥満学会)  25 ( Suppl. ) 270 - 270 2019.10

ISSN  1343-229X

人間ドックにおける内臓脂肪・皮下脂肪面積、インスリン抵抗性指数や生活習慣などと血圧状態との関連

広瀬 寛, 清水 良子, 畔上 達彦, 武田 彩乃, 森 正明

日本高血圧学会総会プログラム・抄録集 ((NPO)日本高血圧学会)  42回   254 - 254 2019.10

医療系学部新入生の麻疹抗体保有率　麻疹流行、ワクチン定期接種の施策の変遷との関係

大山 晶子, 横山 裕一, 高橋 綾, 中村 清美, 澁谷 麻由美, 松本 可愛, 佐藤 幸美子, 福富 千尋, 西村 知泰, 康井 洋介, 牧野 伸司, 広瀬 寛, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  57回   64 - 64 2019.09

教職員健診における血清中の高分子量型アディポネクチン濃度測定の意義

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

日本抗加齢医学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本抗加齢医学会)  19回   210 - 210 2019.06

血清アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する　職域健診での検討

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

日本内分泌学会雑誌 ((一社)日本内分泌学会)  95 ( 1 ) 376 - 376 2019.04

ISSN  0029-0661

外国人留学生を対象とした結核感染調査

西村 知泰, 森 正明, 和井内 由充子, 広瀬 寛, 牧野 伸司, 横山 裕一, 武田 彩乃, 畔上 達彦, 後藤 伸子, 河邊 博史

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  108 ( Suppl. ) 281 - 281 2019.02

ISSN  0021-5384

血清アディポネクチン濃度測定の意義　教職員健診での検討

広瀬 寛, 後藤 伸子, 森 正明

総合健診 ((一社)日本総合健診医学会)  46 ( 1 ) 217 - 217 2019.01

ISSN  1347-0086

学生定期健康診断での循環器、呼吸器関連問診の意義

當仲 香, 澁谷 麻由美, 齋藤 圭美, 松本 可愛, 清 奈帆美, 高橋 綾, 和井内 由充子, 牧野 伸司, 広瀬 寛, 西村 知泰, 横山 裕一, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  56回 ( 1 ) 45 - 45 2018.09

ISSN  1341-4313

青年期の男女における生活習慣病発症に出生時体重が及ぼす影響

武田 彩乃, 神田 武志, 後藤 伸子, 畔上 達彦, 西村 知泰, 牧野 伸司, 広瀬 寛, 和井内 由充子, 横山 裕一, 森 正明

全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集 ((公社)全国大学保健管理協会)  56回 ( 1 ) 41 - 41 2018.09

ISSN  1341-4313

職域健診において血清高分子量アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する

広瀬 寛, 高山 美智代, 清水 良子, 井上 詠, 森 正明, 岩男 泰

人間ドック ((公社)日本人間ドック学会)  33 ( 2 ) 252 - 252 2018.08

ISSN  1880-1021

健康診断や病院のドックにおける血清アディポネクチン濃度測定の意義

広瀬 寛, 清 奈帆美, 當仲 香, 森 正明, 河邊 博史

慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター)  36 ( 1 ) 7 - 12 2018.08

ISSN  1340-9379

　View Summary

アディポネクチン(ADPN)は脂肪細胞から分泌される善玉のホルモンで、細胞実験や動物実験で糖尿病(DM)や動脈硬化・腫瘍などを抑制し、百寿者では血中濃度が高値を示すなど、長寿関連ホルモンとしての意義が注目されている。我々は、教職員健診や内分泌代謝内科における高分子量(HMW)型ADPN濃度の意義を検討してきた。最近、40〜60歳の男性教職員760名で5年間における耐糖能状態の変化を検討したところ、ベースラインのHMW-ADPN低値は年齢や体格指数(BMI)の高値とは独立して悪影響を及ぼしていた。また、当大学病院の人間ドック健診の受診者のうち専門ドックで血清HMW-ADPN濃度を測定した男性244名、女性174名の計418名において、血清HMW-ADPN濃度は男女とも高密度リポ蛋白-コレステロール(HDL-C)や年齢とは正の相関が、BMI、腹囲、内臓脂肪面積(VFA)、皮下脂肪面積(SFA)、白血球数(WBC)、赤血球数(RBC)、空腹時血糖(FPG)、グリコヘモグロビン(HbA1c)、インスリン抵抗性指数(HOMA-IR)、血清インスリン(IRI)、中性脂肪(TG)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、C反応性蛋白(CRP)などと有意な負の相関が認められた。なお、HMW-ADPNを測定できない場合は、腹囲やTG、HDL-Cなどの動きで見るとよいと考えられる。さらに、男性糖尿病患者に対するインスリン抵抗性改善薬ピオグリタゾン30mg/日の投与でHMW-ADPN濃度は平均3倍に上昇し、メタボリックシンドロームの男性高血圧患者において降圧薬テルミサルタンの投与はHMW-ADPN濃度を1.2倍と有意に上昇させた。以上より、我々が行ってきた一連のアディポネクチンの疫学および臨床研究は、大学から発信して職域での保健指導や病院の人間ドックなどで活用できる好例になったと考えられる。(著者抄録)

ドック受診者での膵嚢胞性病変検出率と上腹部超音波での検出低下に関与する要因の検討

柏木 和弘, 清野 隆史, 吉田 諭史, 高山 美智代, 井上 詠, 伊藤 一成, 百島 祐貴, 杉野 吉則, 広瀬 寛, 岩男 泰

人間ドック ((公社)日本人間ドック学会)  33 ( 2 ) 274 - 274 2018.08

ISSN  1880-1021

血清の高分子量アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する　職域健診における検討

広瀬 寛, 河邊 博史, 森 正明

日本抗加齢医学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本抗加齢医学会)  18回   212 - 212 2018.05

職域健診におけるIGTや糖尿病発症予測の可能性　血清高分子量アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する

広瀬 寛, 森 正明, 河邊 博史

糖尿病 ((一社)日本糖尿病学会)  61 ( Suppl.1 ) S - 151 2018.04

ISSN  0021-437X

健康長寿を目指した取り組み　大学と地域の役割　血清アディポネクチン濃度測定の意義　教職員健診や病院ドックでの活用

広瀬 寛

CAMPUS HEALTH ((公社)全国大学保健管理協会)  55 ( 1 ) 37 - 39 2018.03

ISSN  1341-4313

　View Summary

アディポネクチン(ADPN)は脂肪細胞から分泌される善玉のホルモンで、細胞実験や動物実験で糖尿病や動脈硬化、腫瘍などを抑制し、100歳以上の高齢者では血中濃度が高値を示すなど、長寿関連ホルモンとしての意義が注目されている。我々は、教職員健診や内分泌代謝内科における高分子量(HMW)型ADPN濃度の意義を検討してきた。最近、40〜60歳の男性教職員760名で5年間における耐糖能状態の変化を検討したところ、ベースラインのHMW-ADPN低値は年齢やBMIの高値とは独立して悪影響を及ぼしていた。また、当大学病院の人間ドック健診を受診した方のうち、専門ドックで血清HMW-ADPN濃度を測定した男性244名、女性174名の計418名において、血清HMW-ADPN濃度は、男女ともHDL-Cや年齢とは正の相関が、BMI、腹囲、内臓脂肪面積(VFA)、皮下脂肪面積(SFA)、WBC、RBC、FPG、HbA1c、HOMA-TR、血清インスリン、TG、ALT、CRPなどと有意な負の相関が認められた。なお、HMW-ADPNを測定できない場合は、腹囲やTG、HDL-Cなどの動きで見るとよいと考えられる。さらに、男性糖尿病患者に対するインスリン抵抗性改善薬ピオグリタゾン30mg/日の投与でHMW-ADPN濃度は平均3倍に上昇し、メタボリックシンドロームの男性高血圧患者において降圧薬テルミサルタンの投与はHMW-ADPN濃度を1.2倍と有意に上昇させた。以上より、我々が行ってきた一連のアディポネクチンの疫学および臨床研究は、大学から発信して職域での保健指導や病院の人間ドックなどで活用できる好例になったと考えられる。(著者抄録)

5年間の年齢階級別追跡調査に基づくメタボリックシンドローム予防対策の検討

清 奈帆美, 當仲 香, 河邊 博史, 高橋 綾, 松本 可愛, 齋藤 圭美, 澁谷 麻由美, 佐藤 幸美子, 山崎 花梨, 小原 慶子, 横山 裕一, 広瀬 寛, 森 正明

CAMPUS HEALTH ((公社)全国大学保健管理協会)  55 ( 1 ) 116 - 118 2018.03

ISSN  1341-4313

大学生における先天性心疾患の管理状況

牧野 伸司, 和井内 由充子, 武田 彩乃, 畔上 達彦, 広瀬 寛, 西村 知泰, 横山 裕一, 河邊 博史, 森 正明

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  107 ( Suppl. ) 198 - 198 2018.02

ISSN  0021-5384

人間ドック高齢女性受診者における体組成と骨密度の関係

高山 美智代, 東 宏一郎, 清水 良子, 槇野 香奈子, 清野 隆史, 吉田 諭史, 柏木 和弘, 広瀬 寛, 井上 詠, 岩男 泰

総合健診 ((一社)日本総合健診医学会)  45 ( 1 ) 309 - 309 2018.01

ISSN  1347-0086

血清高分子量アディポネクチン濃度低値は5年後の耐糖能悪化と関連する

広瀬 寛, 森 正明, 河邊 博史

総合健診 ((一社)日本総合健診医学会)  45 ( 1 ) 304 - 304 2018.01

ISSN  1347-0086