総説・解説等 - 三澤　日出巳

脳のゴミ処理システムとALS

三澤日出巳

ファルマシア （日本薬学会）  60 （ 5 ） 388 - 392 2024年05月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著, 筆頭著者, 責任著者

老化した肝臓がもたらす認知機能の低下

三宅雄大, 三澤日出巳, 村松里衣子

日薬理誌 （日本薬理学会）  159   69 - 69 2024年01月

記事・総説・解説・論説等（その他）, 単著

【BBBー単なる障壁ではない】疾患における変化　ALSの動物モデルにおけるアクアポリン4の局在化異常

三澤 日出巳

Clinical Neuroscience （(株)中外医学社）  40 （ 12 ） 1586 - 1589 2022年12月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）

【神経免疫　メカニズムと疾患　神経系と免疫系を結ぶ分子機構の解明からバイオマーカー・治療標的の探索まで】(第1章)神経免疫のメカニズム　神経炎症の誘導と制御(臓器連関)　血液を介した臓器連関ネットワークによる神経回路修復の制御

米津 好乃, 三澤 日出巳, 村松 里衣子

実験医学 （(株)羊土社）  39 （ 15 ） 2386 - 2392 2021年09月

ISSN  0288-5514

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神経回路が修復されるメカニズムは、これまで、中枢神経系内の細胞および分子群の役割や、神経系細胞同士の連関を解明する形で、明らかになってきた。近年新たに、脈管系、免疫系、その他さまざまな臓器が産生する分子群が神経回路の修復に関与することが報告され、中枢神経系-末梢臓器間の連関という観点からさらなる研究が進められている。本稿では、疾患特異的な環境の変化である血管バリア機能の破綻に着目し、血管バリア機能の破綻に伴って流入する血液に含まれる、神経回路の修復作用をもつ分子について紹介する。(著者抄録)

脂質代謝調節による神経再生への寄与

米津好乃, 三澤日出巳, 村松里衣子

日薬理誌 （日本薬理学会）  155   354 - 354 2020年09月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

最近の話題　脂質代謝調節による神経再生への寄与

米津 好乃, 三澤 日出巳, 村松 里衣子

日本薬理学雑誌 （(公社)日本薬理学会）  155 （ 5 ） 354 - 354 2020年09月

ISSN  0015-5691

血液中の中皮腫マーカーHEG1を測定可能なsandwich ELISA系の構築

加藤 嵩大, 森脇 康博, 三澤 日出巳, 今井 浩三, 辻 祥太郎

日本分子腫瘍マーカー研究会プログラム・講演抄録 （日本分子腫瘍マーカー研究会）  39回   44 - 45 2019年09月

サルコペニアモデルマウスの四足歩行運動の運動学的解析

小野 歩, 猪俣 大二郎, 大垣 里紗, 三澤 日出巳, 荻原 直道

バイオメカニズム学術講演会予稿集 （バイオメカニズム学会）  39回   16 - 17 2018年11月

運動ニューロンサブタイプとALSにおける選択的脆弱性の解析

三澤日出巳、森﨑祐太

日薬理誌 （日本薬理学会）  152   64 - 69 2018年08月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

【中枢神経系の選択的細胞死:機序解明と治療法確立に向けて】運動ニューロンサブタイプとALSにおける選択的脆弱性の解析

三澤 日出巳, 森崎 祐太

日本薬理学雑誌 （(公社)日本薬理学会）  152 （ 2 ） 64 - 69 2018年08月

ISSN  0015-5691

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筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は、大脳皮質運動野の上位運動ニューロンおよび脳幹と脊髄の下位運動ニューロンが選択的かつ系統的に障害される進行性の神経変性疾患である。ALSで障害されるα運動ニューロンは、構成する運動単位からFF(fast-twitch fatigable)、FR(fast-twitch fatigue-resistant)、S(slow-twitch)と3つのサブタイプに分類され、FF、FR、S型α運動ニューロンの順番で変性が生じる。近年、マトリクスメタロプロテアーゼ9(MMP9)がFF型α運動ニューロンに発現し、変性誘導に関与することが報告された。我々は、細胞外マトリクス(ECM)タンパク質であるオステオポンチン(OPN)が、MMP9とは異なるFR及びS型α運動ニューロンに発現することを発見し、OPNがALSの運動ニューロン変性に与える影響について検討した。ALSモデルマウス(SOD1G93Aマウス)脊髄中のOPNの局在を検討したところ、OPNは病態進行に伴い細胞外に放出され、ECMで粒子状構造物として観察された。またALS発症期の前後において、野生型マウスでは殆ど認められないOPN/MMP9共陽性の運動ニューロンが認められた。この共陽性の運動ニューロンは、FF型α運動ニューロンの変性(変性第1波)の後に代償的にリモデリングしたFR/S型α運動ニューロンであることを発見し、小胞体ストレスマーカーやOPN受容体であるαvβ3インテグリンの発現が認められたことから、ALS病態進行における運動ニューロン変性第2波の機序に、OPNによるインテグリンを介したMMP9活性化の関与が示唆された。またOPN欠損SOD1G93Aマウスは発症の遅延及び寿命の短縮を示し、OPNはALSの病態進行に対して2面性の性質を持つ可能性が示唆された。すなわち、OPNはALSの発症を規定する運動ニューロンに対しては障害的に、ALSの進行を規定するグリア細胞には保護的に作用する可能性が考えられた。以上より、我々はALSの第2波の運動ニューロン変性の機序としてOPN-インテグリン-MMP9系を新たに見出した。(著者抄録)

コリン：ニューロンにおける機能

奥田隆志、三澤日出巳

CLINICAL NEUROSCIENCE （中外医学社）  36 （ 6 ） 656 - 659 2018年06月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

【神経系のトランスポーター-Up to date】トランスポーターの基礎　コリン　ニューロンにおける機能

奥田 隆志, 三澤 日出巳

Clinical Neuroscience （(株)中外医学社）  36 （ 6 ） 656 - 659 2018年06月

ISSN  0289-0585

疾患モデル動物を用いた精神医学研究の展望

戸谷豪志、玉田紘太、三澤日出巳、内匠透

精神科 （科学評論社）  30 （ 3 ） 221 - 266 2017年03月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の原因究明と治療に向けた基礎研究

三澤 日出巳、新倉麻己子

基礎老化研究 38 （ 1 ） 19 - 25 2014年02月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

アセチルコリン

三澤 日出巳

脳科学辞典  2013年07月

記事・総説・解説・論説等（その他）, 単著

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ニコチン受容体の内在性モジュレーターによる生体機能調節と疾患

三澤 日出巳

医学のあゆみ 237 （ 11 ） 1053 - 1056 2011年06月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）

Novel analogs of choline as potential neuroprotective agents

Buccafusco Jerry J., Beach J. Warren, Terry Alvin V., Doad Gurbir S., Sood Ajay, Arias Esperanza, Misawa Hidemi, Masai Manabu, Fujii Takeshi, Kawashima Koichiro

Journal of Alzheimer's Disease 6 （ SUPPL. ） S85 - 92 2004年

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1387-2877

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<p>The ability of choline to serve as a full, though low potency agonist for the α7 nicotinic receptor has provided the impetus to develop analogs that exhibit levels of potency and effectiveness suitable for use as therapeutic agents. Seven analogs of choline were synthesized based on previous work with the analog pyrrolidinecholine. The drugs were administered to differentiated PC-12 cells 24 hr prior to growth factor withdrawal which itself induced cytotoxicity in 30-40% of the cells. Three of 7 choline analogs exhibited potency and efficacy similar to that for nicotine as cytoprotective agents. Despite being tertiary amines, 4 of the choline analogs were more potent than choline in inhibiting [³H]choline uptake into cultured fibroblasts transfected with the high affinity, sodium-dependent choline transporter. One of the most effective analogs JAY 2-21-29 was shown to produce a potent (EC50 ∼ 30 nM) cytoprotective action that was blocked by pretreatment with the α7 nicotinic receptor selective antagonist methyllycaconitine, but not by theα2 subtype-preferring antagonist dihydro-β-erythroidin. These preliminary studies support the further neurochemical characterization of these compounds 1) as selectiveα7 nicotinic receptor agonists and, 2) based on their interaction with the choline transporter, as potential cholinergic false neurotransmitters as has been demonstrated for pyrrolidinecholine.</p>

神経型NO合成酵素 (nNOS) とシナプス伝達の新しい展開 - nNOSのシナプス局在化のメカニズム

三澤 日出巳、David S. Bredt

実験医学 （羊土社）  17 （ 8 ） 941 - 945 1999年08月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

アセチルコリンの合成と貯蔵

小田　惠夫、三澤 日出巳

Brain Medical （メディカルレビュー社）  11 （ 1 ） 43 - 45 1999年01月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

Reply to “CNTF in the embryo”

Takahashi Ryosuke, Misawa Hidemi, Deguchi Takeo

Nature Genetics 7 （ 4 ） 460 1994年

速報，短報，研究ノート等（学術雑誌）, 共著,  ISSN  1061-4036

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