Presentations -

患者と看護婦による看護ケア評価の分析

共同研究者 山田雅子、堀内成子、太田喜久子、南裕子、 W.L.Holzemer他

日本看護科学学会 第15回学術集会 （於大宮ソニックシテ ィ）, 

1995.12

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患者と看護婦のケア評価の認識の違いを知るため に、病棟毎に患者（370名）、看護婦（585名）そ れぞれ質問紙を用いた調査を行った。患者、看護婦の看護ケア要素細目への評価は必ずしも一致していなかった。看護婦の仕事満足の高い病棟は、患者の示す看護ケアの質の評価も高い傾向がみられた。

タイムスタディ法を用いた老人病院における看護業務分析

共同研究者 水野敏子、太田喜久子、蝦名美智子、青木実枝、 山里千栄子、大谷靖子、三木智子

日本老年看護学会 設立学会 （於千葉大学）, 

1995.11

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老人病院１病棟１日の日勤看護業務をタイムスタ ディ法を用いて分析した。看護職（７名）と介護職（５名）を比較すると、看護職に多いのは診療 ・治療の介助、申し送り、記録であり、介護職は排泄の世話が多かった。両者とも患者の相談や指導はみられなかった。

せん妄様状態にある高齢者へのケアの探求

共同研究者 太田喜久子、操華子、栗生田友子、南川雅子、 佐藤美峰子、津川若菜子、大友由香子、 黒木ひろみ、長谷川真澄

日本老年看護学会 設立学会 （於千葉大学）, 

1995.11

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高齢者に多いせん妄へのケアを探求するため、一民間病院で３ヶ月間調査した結果せん妄を呈したものは31名であった。男性はあまり年齢に関係なかったが、女性の場合は後期高齢者ほど多くみられた。また緊急入院患者が多かった。せん妄症状の増強への誘因としては、不眠、身体拘束、疼痛、発熱などがみられた。

老人病院の日勤帯における看護婦の業務分析－ワークサンプリング法による

共同研究者 蝦名美智子、新道幸恵、青木実枝、水野敏子、 山里千栄子、太田喜久子他

日本病院管理学会 第33回学術集会 （於東京大学）, 

1995.10

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医療の比重の高い老人病院１病棟の看護婦全員の日勤６日間にわたる業務をワークサンプリング法で分析した。ケア業務が圧倒的に多く、必要に応 じて発生する移動を伴う業務も多く見られた。変化の少ない医療処置については看護婦の判断で行われていることが多かった。

Development of the Quality of Nursing Care Questionnaire for Nurses : Its 　Construct Validity and Reliability

共同研究者 Mariko Koyama,Shigeko Horiuchi,Kikuko Ota, Hiroko Minami,W.l.Holzemer,et al.

JANS Second International Nursing Research Conference （於神戸国際コンベンション センター）, 

1995.09

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平成６年度厚生省看護対策総合研究事業報告から 看護の質を評価する尺度開発のうち看護婦側質問紙第２版（有効回答看護婦742名）の信頼性と妥当性の検定結果を報告した。項目を精選し構成概念妥当性、併存妥当性、および内部一貫性、安定性がある程度支持された。

Desirable interpersonal interactions for 　demented elders

JANS Second International Nursing Research Conference （於神戸国際コンベンション センター）, 

1995.09

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25組の痴呆性老人と介護者の相互作用の実態を観察した研究結果に基づき、痴呆性老人にとって望ましい相互作用を示した。痴呆性老人ができるだけ自己を低めないような具体的な関わり方と、痴呆性老人の他者の態度を取り入れる力を生かした関わり方について報告した。

Development of the Quality of Nursing Care Questionnaire for Patients : Its　Construct Validity and Reliability

共同研究者 Kikuko Ota,Shigeko Horiuchi,Hiroko Minami, W.L.Holzemer,et al.

JANS Second International Nursing Research Conference （於神戸国際コンベンション センター）, 

1995.09

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平成６年度厚生省看護対策総合研究事業報告から 看護の質を評価する尺度開発のうち患者側質問紙 第２版（有効回答患者626名）の信頼性と妥当性の検定結果を報告した。項目を精選し構成概念妥当性、併存妥当性、および内部一貫性、安定性が支持された。

痴呆性老人と介護者の家庭における相互作用の特徴

日本看護科学学会 第14回学術集会 （於大宮ソニックシテ ィ）, 

1994.12

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博士論文結果のうち、痴呆性老人と介護者の相互作用カテゴリーとして抽出されたものを示し、特に痴呆性老人の確かさについてこだわる相互作用に関 して、例示しながら小カテゴリー間の違いと特徴を報告した。

痴呆性老人と介護者の相互作用の特徴を表すカテゴリーとカテゴリーへの関連要素

日本老年社会科学会 第36回大会 （於長岡グランドホテ ル）, 

1994.09

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博士論文結果のうち、痴呆性老人と介護者の相互作用カテゴリーに影響する介護者の役割関係による違いに焦点をあてて報告した。痴呆性老人にとってより自己を低められる体験をする「穴掘り」「摩擦」といった相互作用は、配偶者では少なく嫁や娘に多く見られていた。

Identified Problems of Nurses Arised in the Consultation Service in Japan

共同研究者 Kiyoka Shodai,Toshiko Ibe,Kazuko Kamiizumi, Kikuko ota,Kyoko Nishio,Shiori Furusho, Noriko Katada,Hiroko Minami

JANS First International Nursing Research Conference （於笹川記念会館）, 

1992.10

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看護婦へのコンサルテーションサービスでとりあげられた問題を分析した結果、看護婦の自尊感情 の低さやサポートネットワークの狭さ、組織管理上の問題などを見いだした。

生活ストレス尺度の信頼性と妥当性の検討

共同研究者 太田喜久子、南裕子、片田範子、小代聖香、 井部俊子、上泉和子、西尾鏡子、古庄しおり

日本看護科学学会 第９回学術集会 （於吹田市文化会館, 

1989.12

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米国で開発された尺度の日本語訳版質問紙の信頼性と妥当性を検討した結果、信頼性は高く、妥当性もある程度認められたが、項目検討の必要性を見いだした。

Sources and Types 　of Social Support 　among Japanese 　Nurses

共同研究者 Kikuko Ota,Hiroko Minami,Kazuko Kamiizumi, Toshiko Ibe,Aiko Yamamoto,Kyoko Nishio

Second International Nursing Research Conference on Social Support (Seoul,Korea), 

1989.06

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都内と地方の３つの病院の看護婦590人に調査し た結果、同じサポートのタイプを受けていても、 生活スタイルの違いでサポートの源泉が異なり、 またもえつき得点へのサポートの源泉とタイプの影響は病院や生活スタイルによって異なっていた。

Social Support of 　Women as the 　Caregivers for the 　Elderly

共同研究者 Kyoko Nishio,Noriko Katada,Hiroko Minami, Kikuko Ota,Kiyoka Shodai,Kazuko Kamiizumi, Toshiko Ibe,Shiori Furusho

Second International Nursing Research Conference on Social Support (Seoul,Korea), 

1989.06

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老人のケア提供をしている女性（24人）のソーシ ャルサポートは、ストレス、サポートへの満足、 生活の出来事とともに、もえつき得点に有意に影 響を及ぼしていた。

老人のケア提供者である女性のもえつきと、ストレス、ソーシャルサポートの関係

共同研究者 上泉和子、南裕子、太田喜久子、片田範子、 小代聖香、井部俊子、西尾鏡子、古庄しおり、 山本あい子

日本看護科学会 第８回学術集会 （於立教大学）, 

1988.12

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老人をケアしている２４人の女性を対象として調査した結果、老人の身体的健康度とケア提供者のストレス、もえつきとは有意に関係していた。ソ ーシャルサポートの満足は老人の世話時間と負に関係していることがわかった。

基礎看護技術における問題解決法の演習を取り入れた看護過程の教授・学習方法の検討

共同研究者 太田喜久子、吉田時子、隅田知子、西郷淳子

日本看護科学会 第19回－看護教育分科 会 （於市川市文化会館）, 

1988.08

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問題解決法の演習実施群（219人）と非実施群 （54人）を比較した結果、実施群の方が看護過程 の授業内容をより理解できたとし、筆記試験による認知的理解も有意に高く、教授学習の効果がみ られた。

Cultural　Validation of the　Burnout Scale

Kikuko Ota,Hiroko Minami, Kazuko Kamiizumi,Aiko Yamamota,Toshiko Ibe, Kyoko Nishio

Fourth Open Conference of the Workgroup of European Nurse Researchers (Jerusalem,Israel), 

1988.06

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米国で開発されたBurnout scaleの日本語訳版質問紙の信頼性と妥当性を検証した結果、信頼性は高かったが、妥当性については一部問題があり今後の修正の必要性を見いだした。

看護婦の燃えつき現象とストレス、ソーシャルサポートおよび自尊感情の関係－健康群と燃えつき群の比較

山本あい子、南裕子、太田喜久子、 井部俊子、上泉和子、西尾鏡子

日本看護科学会 第７回学術集会 (於東京女子医科大学), 

1987.12

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地方の２つの国立病院の看護婦の自尊感情をみる と、燃えつき群では燃えつき現象に影響を及ぼし ているが、健康群では病院差があることを見い出した。

看護婦の燃えつき現象とストレス、ソーシャルサポート（性質・源泉別）および自尊感情の関係

太田喜久子、南裕子、山本あい子、 井部俊子、上泉和子、西尾鏡子

日本看護科学会 第７回学術集会 (於東京女子医科大学), 

1987.12

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地方の２つの国立病院の看護婦では、燃えつき現象と自尊感情との関連が強く、ソーシャルサポー トを性質別、源泉別に細分化してみると、ソーシ ャルサポートは、燃えつき現象よりも好ましくな い生活ストレスにさまざまな形で影響を与えてい た。

看護婦の燃えつき現象に対する生活および仕事のストレスとソーシャルサポートの影響

共同研究者 山本あい子、南裕子、太田喜久子、大森里子、 井部俊子、上泉和子、西尾鏡子

日本看護科学会 第６回学術集会 （於立教大学）, 

1986.12

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地方の２つの国立病院の看護婦では、燃えつき現象に対する仕事のストレスの影響が最も大きかった。病院別、家族の同居の有無別に見ると、ソーシャルサポートのストレスや燃えつき現象に対する影響力はさまざまであった。

基礎看護技術－就床患者のシーツ交換法－におけるビデオを活用した教授・学習効果について

太田喜久子、吉田時子、伊藤育子、 隅田知子

全国看護教育研究会 昭和61年度学術集会 （於中野サンプラザ）, 

1986.07

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基礎看護技術の中の就床患者のシーツ交換法にお いて、ビデオを活用することにより、技術の習得 状況を細かく分析でき教授・学習効果を高めるこ とが示唆された。