仲谷 正史 (ナカタニ マサシ)

Nakatani, Masashi

写真a

所属(所属キャンパス)

環境情報学部 (湘南藤沢)

職名

准教授

HP

外部リンク

プロフィール 【 表示 / 非表示

  • 触覚研究者。 2007年、Harvard University Division of Engineering Applied SciencesにてResearch Assistantを経た後、2008年に東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。同年、民間企業において触感評価技術の開発に従事。2009年より慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科リサーチャーを兼任。2012年4月より、日本学術振興会・特別研究員(SPD)として慶應義塾大学大学院 システムデザインマネジメント研究科・訪問研究員。2012年8月より、共同研究先であるColumbia University Medical CenterにてPostdoctoral Research Fellow。Fishbone Tactile Illusionを心理学・工学の観点から評価した研究を発展させ、メルケル細胞の生理学研究に従事。2015年度はJST-ACCELプロジェクト「触原色に立脚した身体性メディア技術の基盤構築と応用展開」の特任研究員として参画。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科にて特任准教授(非常勤)。2016年6月より北海道大学電子科学研究所学術研究員。2016年12月よりJSTさきがけ研究者(領域:社会と調和した情報基盤技術の構築)。2017年4月より現職。教務・学務の傍ら、2007年に立ち上げたTECHTILEの活動を通じ、触れることを起点とする価値づくりやその社会展開・普及に携わる。共著書として『触楽入門』(朝日出版社)、『触感をつくる――《テクタイル》という考え方』『脳がゾクゾクする不思議: ASMRを科学する』(ともに岩波科学ライブラリー)を執筆する。絵本『さわる たんけんたい』(かがくのとも 2021年12月号、福音館書店)では文を担当。

総合紹介 【 表示 / 非表示

  • 触覚研究者。
    東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。2008年、民間企業において触感評価技術の開発に従事。2012年4月より、日本学術振興会・特別研究員(SPD)として慶應義塾大学大学院 システムデザインマネジメント研究科・訪問研究員。2012年8月より、共同研究先であるColumbia University Medical CenterにてPostdoctoral Research Fellow。Fishbone Tactile Illusionを心理学・工学の観点から評価した研究を発展させ、メルケル細胞の生理学研究に従事。2016年12月よりJSTさきがけ研究者(領域:社会と調和した情報基盤技術の構築)。2017年4月より現職。

    教務・学務の傍ら、2007年に立ち上げたTECHTILEの活動を通じ、触れることを起点とする価値づくりやその社会展開・普及に携わる。共著書として『触楽入門』(朝日出版社)、『触感をつくる――《テクタイル》という考え方』『脳がゾクゾクする不思議: ASMRを科学する』(ともに岩波科学ライブラリー)を執筆する。

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(情報理工学), 東京大学, 課程, 2008年03月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 情報通信 / 知覚情報処理 (触覚科学)

  • ライフサイエンス / 皮膚科学 (皮膚感覚と機械受容器)

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 触覚の科学と技術

  • 計測工学

  • 末梢神経科学

  • 知覚心理学

  • 錯触覚

全件表示 >>

 

著書 【 表示 / 非表示

全件表示 >>

論文 【 表示 / 非表示

  • With a Hint of Sudachi: Food Plating Can Facilitate the Fondness of Food

    Kokaji N, Nakatani M.

    Front Psychol. 2021 Oct  2021年10月

    共著

     概要を見る

    食品の置き方の見た目が食欲をどのように喚起するかのヒト感性構造を論じた研究

  • 3Dプリントプロダクト価値創出設計のためのAshby Mapに基づくArchitected Materialデータベースの構築

    岡崎 太祐,淺野 義弘,櫻井 智子,佐倉 玲,島田 旭緒,仲谷 正史 ,田中 浩也

    The Journal of 4D and Functional Fabrication 2021年10月

    共著

     概要を見る

    3Dプリントで製造した造形物の硬さ計測とメタマテリアル構造との関係を論じた研究

  • Temporal coherency of mechanical stimuli modulates tactile form perception

    Nakatani M, Kobayashi Y, Ohno K, Uesaka M, Mogami S, Zhao Z, Sushida T, Kitahata H, Nagayama M.

    Scientific Reports 2021年06月

    研究論文(学術雑誌), 共著, 筆頭著者, 責任著者, 査読有り

     概要を見る

    自身の見つけた魚骨錯覚がヒト指先の皮膚感覚神経で引き起こす時空間応答パターンについて数理モデルで検討した結果を論じた

  • Mechanical Properties and Reliability of Parametrically Designed Architected Materials Using Urethane Elastomers

    Morita J, Ando Y, Komatsu S, Matsumura K, Okazaki T, Asano Y, Nakatani M, Tanaka H.

    Polymers 2021  13 ( (5) ) 842 2021年03月

    共著

     概要を見る

    3Dプリンタで製造したメタマテリアル構造とその機械的繰り返し耐久度を論じた

  • Sensory words may facilitate certain haptic exploratory procedures in facial cosmetics

    Arakawa N, Watanabe T, Fukushima K, Nakatani M.

    Int J Cosmet Sci. 43 ( (1) ) 78 - 87 2021年02月

    共著

     概要を見る

    化粧品を評価する感性ワードと、それが誘引する触探索動作との関係について論じた

全件表示 >>

KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 3Dプリンタ技術を利用した触感研究の動向

    仲谷正史, 田中浩也

    高分子 67 ( 10 ) 585 - 587 2018年10月

    共著

  • 体性感覚に訴える立体音響体験 臨場感を「立体音響と触覚性」から語る

    仲谷正史

    Japanese Journal of Sensory Evaluation 2018 22 ( 1 ) 1 - 4 2018年04月

  • Mammalian mechanoreception

    Y Moayedi, M Nakatani, E Lumpkin

    Scholarpedia of Touch, 423-435  2016年

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア), 共著

  • Mechanotransduction in epidermal Merkel cells

    Masashi Nakatani, Srdjan Maksimovic, Yoshichika Baba, Ellen A. Lumpkin

    Pflügers Archiv - European Journal of Physiology  467 ( 1 ) 101 - 108 2014年07月

    共著

  • 触感を測る 第4回 触り方と触感の関係を明らかにする

    仲谷正史

    人間生活工学 15 ( 1 ) 10 - 13 2014年03月

    単著

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • オーディオスペクトラムによる 音の視覚化が与える音声の印象への影響

    西江葉月, 仲谷正史

    ロボティクス・メカトロニクス 講演会 2022 (ROBOMEC 2022), 

    2022年06月

  • 3Dプリンタを利用した触感再現の研究(第2報)

    長内心, 仲谷正史

    ロボティクス・メカトロニクス 講演会 2022 (ROBOMEC 2022), 

    2022年06月

  • Cultural Differences in Mentally Evoked Haptic Exploratory Procedures between Asia, Europe, and North America

    Arakawa N and Nakatani M

    2022 IEEE Haptics Symposium (HAPTICS), 

    2022年03月

     概要を見る

    化粧品を評価する感性ワードが想起させる触探索動作について、日・米・伊・中・タイの5カ国の文化差を論じた

  • 3D プリンタブルな靴用インソールの触感評価研究

    植﨑梨乃, 岡崎太祐, 淺野義弘, 上田雄一, 小松敏, 安藤嘉彦, 森田淳, 仲谷正史, 田中浩也

    計測自動制御学会 第22回システムインテグレーション部門講演会(SI2021), 

    2021年12月

  • 動作解析を利用したBody Organization を定量化する研究(第一報)

    木曽律子, 仲谷正史

    計測自動制御学会 第22回システムインテグレーション部門講演会(SI2021), 

    2021年12月

全件表示 >>

競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 安心感の醸成と孤独感の低減をめざすEmotional Reality情報技術の確立

    2016年12月
    -
    2020年03月

    受託研究,  研究代表者

  • 身体や情動に訴えかけるセンシュアルな音響質感メディアの研究

    2016年04月
    -
    2018年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 仲谷 正史, 新学術領域研究(研究領域提案型), 補助金,  研究代表者

  • ルフィニ終末を模倣した生体触覚センシング機構の解明

    2024年06月
    -
    2026年03月

    仲谷 正史, 挑戦的研究(萌芽), 補助金,  研究代表者

  • マシンビジョンを活用した乳幼児の視触探査行動の定量化と保育環境評価手法の開発

    2021年04月
    -
    2024年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 仲谷 正史, 基盤研究(B), 補助金,  研究代表者

  • 生体触覚センサの神経生理学的な外界刺激受容特性に基づいた新規触覚センサの開発

    2012年04月
    -
    2015年03月

    特別研究員奨励費, 仲谷 正史, その他,  研究代表者

全件表示 >>

知的財産権等 【 表示 / 非表示

  • 情報処理装置、システム、物体の製造方法、情報処理方法、及びプログラム

    出願日: 特願2019-185354  2019年10月 

    公開日: 特開2020-059278  2019年10月 

    特許権, 共同

  • 触覚情報変換装置、触覚情報変換方法、および、触覚情報変換プログラム

    出願日: 特願2018-510679  2017年04月 

    特許権, 共同

  • 触覚情報変換装置、触覚情報変換方法、および、触覚情報変換プログラム、並びに、素子配置構造体

    出願日: 特願2018-510680  2017年04月 

    特許権, 共同

  • 触覚呈示システム、触覚呈示方法、および 触覚呈示プログラム

    出願日: 特願2017-555171  2016年12月 

    特許権, 共同

  • 末梢神経細胞とケラチノサイトの共培養系及びその使用方法

    特許権, 共同

全件表示 >>

受賞 【 表示 / 非表示

  • SFC Faculty Award

    2022年04月

    受賞区分: 塾内表彰等

  • 第21回計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会 優秀講演賞

    岡崎大祐、淺野義弘、仲谷正史、田中浩也, 2020年12月, 公益社団法人 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門, 優秀講演賞

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

  • Best Illusion of the Year Contest 2020 Top 10

    2020年12月

     説明を見る

    ベルベットハンド錯触覚を手の指先で可能にする錯触覚をデザインした検討の研究

  • AsiaHaptics Gold Award

    2016年11月, Asia Haptics 2016

  • 日本バーチャルリアリティ学会論文賞

    2015年09月, 日本バーチャルリアリティ学会

全件表示 >>

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 触覚と社会

    2024年度

  • 特別研究プロジェクトB

    2024年度

  • 研究会A

    2024年度

  • 修士研究会

    2024年度

  • 特別研究

    2024年度

全件表示 >>

 

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 北米神経科学会, 

    2011年01月
    -
    継続中

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2018年07月
    -
    2021年06月

    Vice Chair for Workshops and Tutorials, Technical Committee on Haptics

  • 2011年07月
    -
    2018年06月

    Vice Chair for Public Relations, Technical Committee on Haptics

  • 2011年04月
    -
    2013年12月

    Organizer, Tactile Research Group

  • 2010年01月
    -
    2012年03月

    日本バーチャルリアリティ学会 力触覚の提示と計算研究委員会 幹事

  • 2007年10月
    -
    2009年12月

    日本バーチャルリアリティ学会 触覚デザイン研究委員会 幹事