清水 浩 (シミズ ヒロシ)

Shimizu, Hiroshi

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所属(所属キャンパス)

環境情報学部 (三田)

職名

名誉教授

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1976年07月
    -
    1997年03月

    国立公害研究所

  • 1997年04月
    -
    継続中

    大学教授(環境情報学部)

  • 1999年04月
    -
    継続中

    大学院政策・メディア研究科委員

  • 1999年10月
    -
    2001年09月

    大学院政策・メディア研究科学習指導委員

  • 1999年10月
    -
    2001年09月

    大学環境情報学部運営委員

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 1970年03月

    東北大学, 工学部

    大学, 卒業

  • 1972年03月

    東北大学, 工学研究科

    大学院, 修了, 修士

  • 1975年03月

    東北大学, 工学研究科

    大学院, 単位取得退学, 博士

学位 【 表示 / 非表示

  •  , 東北大学, 1976年04月

 

著書 【 表示 / 非表示

  • こうして生まれた高性能電気自動車ルシオール

    日刊工業新聞社, 1999年10月

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    本書で書かれていることの中心は、一台の電気自動車を開発したことの紹介です。この開発には他の多くの技術開発や研究にも共通して言えることが含まれています。この本は電気自動車の解説書であると同時に、技術開発の一般的な方法を理解してもらうことに、より力点が置かれています。 要旨 第1章 カリフォルニアの試乗会にて;第2章 電気自動車は本質的に省エネ;第3章 モーターを車輪に入れるという発想;第4章 機能の向上がもう一つの要件;第5章 性能と機能が一台の車に;第6章 評価

論文 【 表示 / 非表示

  • 高性能,高機能電気自動車KAZの開発

    地球環境研究センターニュース Vol.12, ( No.7 ) 2-5 2001年

    単著

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    イタリアの有名なテストコース,ナルドにおいて311km/hrの最高速度を記録した標記の電気自動車を開発した。この車は既存のガソリン自動車の改造ではなく,ゼロから電気自動車として設計した。リチウムイオン電池を搭載し,回生ブレーキでエネルギーを回収し,駆動モータは車輪の中に入れ,電池などは床下に納め,車輪は小径の2個の車輪に分離した。総出力は440kW,0‐400m加速時間は15.3秒の性能を得た。

  • 8輪インホイール駆動システムの開発

    清水浩 (慶応大 環境情報); 水野孝行, 永田耕治, 広江輝一, 野坂克紀 (明電舎)

    明電時報  ( No 278 ) 11-14 2001年

    共著

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    最高車速300km/hの8人乗り8輪駆動高性能多目的電気自動車用として,高出力化・高機能化したインホイール駆動システムを開発した。駆動システムの構成と目標性能,最高回転速度が12000/minとなるPMモータ設計,車両制御系の構成,モータコントローラ構成(インバータ主回路,d‐q軸座標変換による電流制御,PWM制御によるモータ電圧制御,高速域での弱め界磁制御)を説明した。駆動システムの製作寸法・容積・質量を表示し,最大トルク‐回転速度特性の試験実測結果を示した。走行テストにおいて最高車速312km/hの世界記録を達成し,実車性能を確認した。

  • 新エネルギー技術戦略 21世紀の展望  電気自動車の技術展望

    清水浩, 大前学 (慶応大環境情報)

    太陽エネルギー Vol.27,No.1   63 2001年

    共著, 査読有り

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    21世紀のそう遠くない時期に十分実用的な技術に発展する可能性の大きい電気自動車の技術を展望した。低公害車を電気動力系と内燃機関系に分類し,さらに前者をローエミッションビークルと代替燃料自動車パラレルハイブリッド車に分け,後者を狭義の電気自動車,燃料電池自動車,シリーズハイブリッド車に分けて説明した。また,要素技術としてモーター,速度コントローラ,二次電池,燃料電池などを,車体構成技術としてインホイールドライブシステム,バッテリービルトイン式フレームを示し,最後に電気自動車の性能の現状を示した。

  • 低環境負荷型都市交通手段に関する研究(1) 次世代型電気自動車の普及に当たっての問題の解明とその対応策に関する研究

    近藤美則, 森口祐一 (環境研)、清水浩

    低環境負荷型都市交通手段に関する研究 平成9-11年度    9-29 2000年

    共著

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    超小型電気自動車の普及可能性について,試作したルシオールを使って走行試験を行い,アンケートによる市場性評価も行った。走行試験では各種の車両動作データを一度に計測できる装置を開発した。車両に装備した太陽電池の,走行エネルギー供給への寄与度も評価した。電気自動車走行性能の計算機シミュレーションを行った。関東近県における自動車の使用実態調査から,乗用車や軽トラックの9割程度が電気自動車で代替可能であることを示した。

  • 電気自動車,燃料電池車,ハイブリッド車の将来

    自動車技術 Vol.54   4-6 2000年

    単著, 査読有り

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 高効率な電気自動車用駆動システムに関する研究

    松ケ浦史郎, 大前学, 清水浩 (慶応大); 河上清源 (科学技術振興事業団)

    日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集, 

    2001年

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    電気自動車の駆動方式のうち,ダイレクト駆動方式は伝達ロスが少なく高効率が期待でき車体にエンジンルームを用意する必要がなく空間効率が高い。バネ下重量の増加による悪影響が懸念されるが,慶応大学で開発された電気自動車KAZでは,大径の1輪を小径の2輪で置き換えるタンデムサスペンションとダイレクト駆動方式を組み合わせることにより問題の軽減をはかり,またモーターの高速化,強力磁石の採用,高密度巻線方式の採用により駆動ユニットの小型軽量化を図った。実車実験の結果,時速311キロメートルを記録した。

  • 電気自動車のコンポーネント・バッテリー埋め込み式フレームの剛性に関する研究

    有冨雄策, 大前学, 河上清源, 清水浩 (慶応大)

    日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集, 

    2001年

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    電気自動車は重くて場所を取る電池を搭載する必要がある。そのため,有効空間が少なくなる等の問題を解決する手段として,電池を押し出し成形の角型アルミフレームの中に収納するバッテリービルトイン式フレーム(BBF)を開発した。そして電池とすべての電気部品を収納するコンポーネンツビルトイン式フレーム(CBF)に拡張した。BBFをCBFに拡張することにより,車内空間をより有効利用することができるだけではなく曲げ剛性全体で21%向上,ねじり剛性全体で7%向上することが判明した。

  • 電気自動車の新しいサスペンション  8輪タンデムホイールサスペンション

    大西将浩 (慶応大 大学院); 大前学, 河上清源, 清水浩 (慶応大)

    日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集, 

    2001年

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    空間効率の向上,運動性能の向上,乗り心地の向上に著しい効果がある,電気自動車向けの新しいサスペンションシステムであるTWS(Tandem Wheel Suspension)を開発,特性を検証した。TWSの基本構造は4輪を小径の8輪に置き換え,隣り合う2輪を油圧配管で関連させた油空圧サスペンションである。TWSの特性を検証する為,シミュレーションと実験台車による試験を行った。その結果,極めて安定した運動性能の実現,バネ上振動の最大で5倍以上の低減等の圧倒的なTWSの効果が明らかとなった。

  • 局所的運用を目指した自動車の自動運転システムに関する研究

    大前学, 清水浩 (慶応大 環境情報); 藤岡健彦 (東大)

    日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集, 

    2001年

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    本論文では,限定された空間での運用を目指した自動車の自動運転システムについて,その概要を説明し,限定された空間で要求される運動制御について報告する。限定された空間で機能するコントロールレベルの高い完全自動運転システムを早期に運用し,信頼性,ヒューマンファクター,運用法に関する知見を蓄積することを目的として制作している完全自動運転システムの構成,動作の概要を説明する。さらに,大きな曲率を有する軌道上を走行するための制御アルゴリズム,自動駐車のための制御アルゴリズムを提案し,実験評価を行った。

  • Traction-Force-Distribution Control of EV with In-Wheel Motors for Lane Keeping

    Manabu OMAE, Hiroshi SIMIZU and Naohisa HASHIMOTO

    18th International Electric Vehicle Symposium, 

    2001年

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 福澤賞

    清水 浩, 2002年11月, 慶應義塾

    受賞区分: 塾内表彰等

     説明を見る

    高性能電気自動車KAZの開発

  • クリエイティブ大賞創造賞

    2001年12月, 東京ファッション協会

  • グッドデザイン賞

    2001年09月, 日本デザイン協会

 

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 環境科学会, 

    1988年06月
    -
    継続中

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 1988年06月
    -
    継続中

    評議員, 環境科学会