情報拠点としての大学:あたらしい知識の〈場〉
加藤 文俊
現代のエスプリ 344 86-97 1996年
研究論文(学術雑誌), 単著
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「カット&ペースト」が容易なデジタル情報が、ネットワークを介して流通することによって、われわれの知識観、ひいては大学のあり方もが変化することについて洞察をくわえた。従来の知識の「所有」ではなく、「共有」「分有」といった概念で理解するべきものだと考えられる。こうした知識観の変化に呼応し、大学をひとつの情報拠点として理解することができる。
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