論文 - 大岩　元

情報教育の観点から見たメディア・リテラシーの必要性とその教育内容

大岩 元

情報処理学会論文誌 45 （ 12 ）  2004年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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情報教育の観点からメディア・リテラシー教育を行う場合の「教育目標」，「教育内容」，「教育実践のモデル」を検討し，大学生への情報教育の一環として，記号学に基づくテキスト読解を行わせることを試みた．その結果に基づいて，「情報の価値や信頼性」を吟味するためには(1)メディアと自己との関係を中心に日常生活を再発見すること，(2)社会的なコンテクストの影響力に注意を払わなければならないこと，(3)無意識に設定している自分の視点を顕在化させること，が有効であることを主張する．

情報教育におけるメディア・リテラシーの可能性

大岩 元

情報処理学会・２００３年度情報教育シンポジウム論文集 2003年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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本稿ではメディア・リテラシー的な観点から構想される情報教育の教育内容を提案するとともに，その実践における可能性と問題点を，教育実践事例を手がかりに論ずる．はじめに情報教育における「情報観」の問題を議論し，情報教育の教育内容として記号学を論拠とするメディア・リテラシーの導入を提案し，その教育内容の概要を説明する．加えて筆者の一人が大学学部生に向けて行った教育実践事例を取り上げ，そこで得られた受講者の自由記述アンケートに対する質的な解釈を手がかりに，メディア・リテラシー的な観点による情報教育のポジティブな可能性と問題点の双方についての考察を示す．

メディア・リテラシー教育の論拠としての記号学

大岩 元

日本教育工学会第１８回大会講演論文集 2002年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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情報教育の教科書シリーズの１冊としてメディア・リテラシーの教科書を執筆した．この教科書の特徴はメディア・リテラシーの教育内容として記号学そのものを取り上げカリキュラム化した点にある．本発表ではこの教科書の背景にある筆者らのメディア・リテラシーに対する解釈と，その教育内容に関する主張を提示する．

みんなのインターネット学

武井恵雄、大岩 元

オーム社 2001年06月

共著

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高等学校学習指導要領「情報」に基づき、インターネットの基礎をどのように扱うかを示す教科書を監修した。（全１８４頁）

みんなのパソコン学

武井恵雄、大岩 元

オーム社 2001年06月

共著

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高等学校学習指導要領「情報」に基づき、パソコンの基礎をどのように扱うかを示す教科書を監修した。（全１８９頁）

高等教育機関における情報教育

（教育システム情報学会誌）  第17巻   110-113 2000年

単著

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大学における一般情報処理教育について概観し、今後の在り方を論じた。

２１世紀の情報教育

（情報処理）  第39巻   1286-1287 1998年

単著

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今後の情報教育の在り方を、コンビュータの本質であるプログラムの観点から論じた。

Computer Science Education in Japanese Japanese Universities

Edited by F. Mulder and T. van Weert(Chapman & Hall) H. Ohiwa, N. Takahashi, T. Kado,

（Informatics in Higher Education(Proc. Of IFIP TC3/WG3.2 International Conference)）     111-119 1998年

共著

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日本の大学における情報技術者教育の問題点について論じた。

必ず打てるキーボード(CD-ROM付き)

日経BP販売 1997年11月

単著

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5時間で英文タイプが打てるようになる方法の解説とそのための練習ソフトウェアの開発を指導した。（全７９頁）

日本におけるコンピュータ科学

（日本物理学会誌）  vol.52 （ No.10 ） 773-779 1997年10月

単著

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日本における情報技術教育の問題点を論じ、特に学会でコンピュータ科学が学問と認められていないことによる問題点について論じた。

高等教育との接続性からみた情報教育

（情報処理）  第38巻 （ 第9号 ） 811-819 1997年09月

共著

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初等・中等教育における情報教育を高等教育との接続性の観点から論じた。

KJ editor: a card-handling tool for creative work support

H. Ohiwa, N. Takeda, K. Kawai, A. Shiomi

Knowledge-Based Systems １０巻 （ 1号 ） 43-50 1997年06月

共著, 査読有り

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発想支援ツールKJエディタのそのソフトウェア工学への応用について論じた。

カード操作ツールKJエディタを用いた協調作業における指示操作に関する考察

大見嘉弘、河合和久、竹田尚彦、大岩 元

情報処理学会論文誌 ３６巻　 （ １１号 ） 2720-2727 1996年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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ネットワーク環境で発想支援ツールKJエディタを用いた作業の分析を行った。

5時間10分キー入力習得法

シーエーピー出版 1996年04月

単著

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P.S.Pepe によるタイプ教本の翻訳を監修した。（全７１頁）

マルチメディア情報向けカード操作ツール

大見嘉弘、竹田尚彦、河合和久、大岩 元

電子情報通信学会論文誌 D-II J79-D-II   577-584 1996年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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発想支援ツールKJエディタのマルチメディアへの応用の可能性を示した。

インターネット上の情報を利用できるカード操作ツールPAN-WWW

大見嘉弘、中村勝利、河合和久、竹田尚彦、大岩 元

情報処理学会論文誌 ３７巻　 （ １号 ） 154-162 1996年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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インターネット情報の整理に、発想支援ツールKJエディタが応用できることを示した。,'Multimedia and Hypertext - The Internet and Beyond' by J. Nielson(1995) に引用された。

技術者のためのコンピュータ・リテラシー

（日本機械学会誌）  vol.98 （ No. 923 ） 864-866 1995年10月

単著

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技術者のためのコンピュータ教育の方向性を示した。

カード操作の計算機支援

河合和久、大見嘉弘、大岩元

創造性研究(日本創造学会機関誌)  （ １０号 ） 132-141 1994年02月

共著, 査読有り

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発想支援ツールKJエディタが創造性開発に応用できることを示した。

協調作業支援機能を持ったカード操作ツールKJエディタの評価実験

河合和久、塩見彰睦、竹田尚彦、大岩 元

人工知能学会誌    583-592 1993年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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発想支援ツールKJエディタをネットワーク環境で共同作業に使用可能であることを示した。

カード操作ツールＫＪエディタの実現と評価

小山雅庸、河合和久、大岩元

コンビュータソフトウェア(日本ソフトウェア科学会誌) ９巻　　 （ ５号 ） 416-431 1992年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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ＫＪ法などで行なわれるカード操作を支援するソフトウェアを実現するには、小さな画面をスクロールすることが重要であり、そのための方式としてパニング方式を提案し、実現した。パニング方式はTVゲーム等において標準的なスクロール方式として広く使われるようになった。

プログラム開発体験に基づくソフトウェア技術者育成カリュラム

竹田尚彦、大岩元

情報処理学会論文誌 ３３巻　 （ ７号 ） 944-954 1992年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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仕様設計、モジュール分割、再利用性などを重視したプログラミング入門教育を開発した。

一般情報教育

（情報処理）  第32巻 （ 第11号 ） 1184-1188 1991年11月

単著

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大学において全ての学生が学ぶべき一般情報教育の在り方について、情報処理学会における議論に基づいて論じた。

TUTタッチタイピング(PC9801用ソフト、ビデオ）

（岩波書店）  1991年

単著

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P.S.Pepe によるタイプ教本に基づいて、練習ソフトウェアを開発・出版した。

電子ビーム走査システムにおける三次収差の除去について

大岩元、後藤英一、小野厚夫

電子通信学会論文誌 54-B巻 　 （ 11号 ） 730-737 1971年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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余弦巻偏向コイルによって構成される電子ビーム走査系の三次収差理論を定式化し、無収差偏向系が存在することをシミュレーションで示した。,英訳論文がSelected Papers on Electron Optics(P W Hawkes:Editor 1994)に採録された。