大岩 元 (オオイワ ハジメ)

Ohiwa, Hajime

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所属(所属キャンパス)

環境情報学部 (三田)

職名

名誉教授

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1992年04月
    -
    継続中

    大学教授(環境情報学部)

  • 1994年04月
    -
    継続中

    大学院政策・メディア研究科委員

  • 1995年10月
    -
    1996年03月

    大学環境情報学部運営委員

  • 1997年04月
    -
    1997年09月

    大学院政策・メディア研究科学習指導委員

  • 1997年04月
    -
    1998年03月

    大学学生総合センター就職部門委員(湘南藤沢支部)

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 1965年03月

    東京大学, 理学部, 物理学科

    大学, 卒業

  • 1967年03月

    東京大学, 理学系研究科, 物理学専攻

    大学院, 修了, 修士

  • 1971年03月

    東京大学, 理学系研究科, 物理学専攻

    大学院, 修了, 博士

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学 , 東京大学, 1971年03月

 

著書 【 表示 / 非表示

  • オーム社

    大岩元、橘隆博、半田亨、久野靖、辰巳丈夫, 2001年05月

    担当範囲: 6章 15章

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    教科「情報」の教員であり続けるためにに必要なタイピング、プログラミング、図解法について述べた(6章)。また、アルゴリズムとプログラミングに関して要点を解説した(15章)。

  • 情報処理学会

    情報処理学会情報処理教育委員会編中川正樹、藤野喜一、大岩元他著, 1999年03月

    担当範囲: 29-47

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    情報化社会における教育としてプログラミングが重要であることを論じた。

  • オーム社

    大須賀節雄(編)  石井裕、堀浩一、大岩元、石崎俊、梅田三千雄、岡田直之、大槻説乎、田中譲、富樫雅文、小林幸雄著, 1992年10月

    担当範囲: 2章

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    ハイパーテキストについて概略を解説し、ハイパーテキスト上に情報を表現するための分析に有効であるカード操作ツールについて述べた。

  • エー・アイ・ソフト

    大岩元(監修、一部執筆)、大口道雄他著, 1984年07月

    担当範囲: 2章、3章、4章

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    「タッチタイプ」の商品名で呼ばれる、かな漢字変換を使わないでも日本語を入力できる方法について解説し(2章)、「タッチタイプ」の歴史と設計理論を述べた上で(3章)、その練習方法を示した(4章)。

  • オーム社

    菅野卓雄(監修) 楠菊信、安田幸夫、大岩 元(著), 1984年02月

    担当範囲: 4章、6章

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    論理設計の基礎について解説し(4章)、ディタルVLSI技術の設計方法を展望した(6章)。

論文 【 表示 / 非表示

  • 情報教育の観点から見たメディア・リテラシーの必要性とその教育内容

    大岩 元

    情報処理学会論文誌 45 ( 12 )  2004年12月

    研究論文(学術雑誌), 共著

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    情報教育の観点からメディア・リテラシー教育を行う場合の「教育目標」,「教育内容」,「教育実践のモデル」を検討し,大学生への情報教育の一環として,記号学に基づくテキスト読解を行わせることを試みた.その結果に基づいて,「情報の価値や信頼性」を吟味するためには(1)メディアと自己との関係を中心に日常生活を再発見すること,(2)社会的なコンテクストの影響力に注意を払わなければならないこと,(3)無意識に設定している自分の視点を顕在化させること,が有効であることを主張する.

  • 情報教育におけるメディア・リテラシーの可能性

    大岩 元

    情報処理学会・2003年度情報教育シンポジウム論文集 2003年08月

    研究論文(学術雑誌), 共著

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    本稿ではメディア・リテラシー的な観点から構想される情報教育の教育内容を提案するとともに,その実践における可能性と問題点を,教育実践事例を手がかりに論ずる.はじめに情報教育における「情報観」の問題を議論し,情報教育の教育内容として記号学を論拠とするメディア・リテラシーの導入を提案し,その教育内容の概要を説明する.加えて筆者の一人が大学学部生に向けて行った教育実践事例を取り上げ,そこで得られた受講者の自由記述アンケートに対する質的な解釈を手がかりに,メディア・リテラシー的な観点による情報教育のポジティブな可能性と問題点の双方についての考察を示す.

  • メディア・リテラシー教育の論拠としての記号学

    大岩 元

    日本教育工学会第18回大会講演論文集 2002年11月

    研究論文(学術雑誌), 共著

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    情報教育の教科書シリーズの1冊としてメディア・リテラシーの教科書を執筆した.この教科書の特徴はメディア・リテラシーの教育内容として記号学そのものを取り上げカリキュラム化した点にある.本発表ではこの教科書の背景にある筆者らのメディア・リテラシーに対する解釈と,その教育内容に関する主張を提示する.

  • みんなのインターネット学

    武井恵雄、大岩 元

    オーム社 2001年06月

    共著

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    高等学校学習指導要領「情報」に基づき、インターネットの基礎をどのように扱うかを示す教科書を監修した。(全184頁)

  • みんなのパソコン学

    武井恵雄、大岩 元

    オーム社 2001年06月

    共著

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    高等学校学習指導要領「情報」に基づき、パソコンの基礎をどのように扱うかを示す教科書を監修した。(全189頁)

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 「学習者同士の相互レビューを通したプログラム設計教育」.

    大岩 元

    教育情報シンポジウム (教育情報シンポジウム) , 

    2004年08月

    その他

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    プログラム設計の基礎として,目的と手段の構造が整理された,第三者にも分かりやすいHCPチャートを作成させる教育を行っている.本稿では,この教育をなるべく指導者に頼らずに,学習者同士の相互レビューによって発見的におこなう教育方法の提案と考察をする.提案する方法は,効果的なレビューができるように,1) 第三者が作成した設計を,実装することを前提としてレビューさせる2) レビューの視点を指導する,などの工夫をしている.教育実践した結果,a) 設計の重要性や,設計文書によるコミュニケーションの難しさを効果的に理解できる b) レビューの視点を教育することにより,学習者同士のレビューのみでもかなりの学習効果が得られる ことが確認できた.

  • 「プログラム設計教育におけるHCPチャートのレビュー手法」.

    大岩 元

    情報処理学第66回全国大会 (情報処理学第66回全国大会) , 

    2004年03月

    その他

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    我々はHCPチャートを用い,指導者や学習者同士のレビューを通したプログラム設計指導を行っている.その際, 1) レビュアーによって設計において重視する項目が異なるので,指摘項目のばらつきが生まれる 2) レビューした事柄を体系化する方法がないため,レビューの意図を的確に伝えることが困難である 3) 初学者が本質的なレビューを行うことが難しい,という問題がある.我々はこれらの問題を解決するため,設計が「第3者に十分に伝わるか」という視点でレビュー項目を分類した.この分類を用いてレビューを行うことで,指導者と学習者間で価値観を共有してコミュニケーションができ,レビューの意図が明確に伝えやすくなるという成果を得た.

  • Squeakを利用したプログラミング教育環境の構築と実践

    大岩 元

    コンピュータを利用した創造・連携・強調に関する国際会議 (コンピュータを利用した創造・連携・強調に関する国際会議) , 

    2004年01月

    その他

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    一般情報教育におけるプログラミング教育に求められるのは,論理的思考能力,問題解決能力,問題の分析・抽象化・モデル化能力の育成である.しかし,実際のプログラミング教育現場では,1)文法エラーに悩まされる,2)枝葉末節の知識を覚えなければならない,ことから,学習者が「創造的作業」に集中できないため,教育効果が上がらない.これを改善できる環境として近年注目を集めているのが,Alan Kayの提唱するSqueak[1]である.しかし,たとえSqueakを利用しても,従来型の教育方法では,結局文法教育が操作教育に摩り替わっただけの結果となってしまう可能性が高い.Squeakの環境を活かしたプログラミング教育カリキュラムが必要である.本稿では,カリキュラムの提案と実践の結果について述べる.

  • ToonTalkを利用したプログラミング教育環境の構築と実践

    大岩 元

    日本教育工学会第17回全国大会 (日本) , 

    2002年11月

    その他

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    ToonTalkは、子供たちのためにデザインされたビジュアルプログラミング環境である。子供たちはマウスを使い、直感的な操作でプログラミング作業を行うことができる。筆者らは、この教材を使ったプログラミング教育の可能性を調査するために、小中学生を公募して10時間程度のワークショップを実施した。
     ワークショップにおいて、子供たちは1時間程度で操作を習得でき、全ての子供たちが創造的なオリジナル作品を完成させることができた。しかし、「プログラムの仕組みをある程度理解し、プログラムの属性を変えることができる」という能力は身についても、「新しいプログラムを考え、組み立てることができる」という能力を身に付けるというところに大きな壁があることが分かった。
     本稿では、この実践的試みの概要と成果を報告するとともに、ToonTalkがプログラミング教育の教材としてどのように位置づけられるかを議論する。

  • オブジェクト指向技術者養成のためのカリキュラム.

    大岩 元

    情報処理学会コンピュータと教育研究会 (情報処理学会コンピュータと教育研究会) , 

    2002年05月

    その他

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    企業の新入社員研修等において効果的にオブジェクト指向技術者を育てるための入門教育カリキュラム「オブジェクト指向哲学」を試作した。従来の教育では、知識の伝達を目的として「オブジェクト指向とは何か」を説明することが多い。これに対して本カリキュラムは「何故オブジェクト指向を用いるのか」という議論から、問題解決の手段としてそれらをどう適用するのかに重点をおいて教育する。また、オブジェクト指向の利点のうちプログラムの「可読性の向上」に絞って教育することで、オブジェクト指向の最も基本的な考え方を確実に習得させることを主眼としている。本カリキュラムを用いて実験授業を実施し、アンケート調査を行ったところ、本カリキュラムは有用であるという感触が得られた。

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Works 【 表示 / 非表示

  • IT企業新入社員に対するソフトウェア技術者養成教育 (三菱スペース・ソフトウェア)

    大岩 元

    2005年04月

    その他

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    企画-設計-実装-評価のソフトウエア開発プロセスとシステム構築能力の育成を目的とする講座.C言語とHCPチャートを利用してオブジェクト指向開発を行なう.プロジェクトベースの開発教育が特色.人に伝わる設計書の作成やプロジェクトマネジメントも育成対象.

  • 高度IT人材育成研究会(ネクストウェア(株)との産学連携研究会)

    大岩 元

    2004年10月
    -
    2005年03月

    その他

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    若手技術者にプロジェクトマネージャ,設計アーキテクトなどのキャリアパスを描いてもらうことを目的とした基礎講座.C言語などなんらかのプログラミング言語習得者に対して,分析,設計を含むプロジェクトベースの開発教育を行なった.高専卒1年目〜2年目の若手社員が対象.

  • スライド教材を利用した記号論に基づくメディアテクストの読解演習(慶應義塾大学・情報教育論)

    大岩 元

    2003年10月
    -
    2003年11月

    その他

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    情報の批判的読解力の育成を目的とする情報教育の一環としてのメディア・リテラシー演習講座.大学学部生対象.雑誌広告を記号論の観点から分析・読解させ,学生各自の価値観と,解釈コード,社会的コンテクストの関係を考察させる.

  • ITSSアプリケーションスペシャリスト養成講座(経済産業省 平成14年度高度IT人材育成システム開発事業)

    大岩 元

    2003年08月
    -
    2003年09月

    その他

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    Java,UMLを用いて,オブジェクト指向の概念を習得する講座.設計技法の討論を中心とする.1年目〜15年目の中堅社員が対象.対象は公募で10社以上から集まった.経済産業省 平成14年度高度IT人材育成システム開発事業,「産学協同による高度IT人材育成プログラムの地域展開」の一環として行なわれる。

  • IT企業新入社員に対するオブジェクト指向技術者養成教育(エクサ(株)など多数)

    大岩 元

    2002年
    -
    2004年

    その他

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    Javaプログラミングの基礎知識とオブジェクト指向の基本的な概念の理解を目指す講座.プログラミングの全くの新入社員が対象.内容は可読性,再利用性,拡張性の高いプログラムを書くかということがテーマである.

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