論文 - 野中　葉

在日インドネシア人ムスリムの組織化と多層化―モスク建設の動きを中心に

野中葉

『宗教と社会』  （ 30 ） 17 - 31 2024年06月

単著, 筆頭著者, 査読有り

書評：小川忠著『変容するインドネシア』

野中葉

図書新聞（2024年4月27日）    第6面 2024年04月

単著

Emergent Use of Visual Media in Young Muslim Studies

Kenichi Sawazaki, Yo Nonaka, Kae Amo, Shuta Shinmyo, Mamoru Hasegawa, Ahmed Alian, Yunus Ertuğrul

Trajectoria 5 2024年03月

単著, 査読有り

「ムスリム女性のヴェール」

野中 葉

三成美保・小浜正子・鈴木則子編『「ひと」とはだれか？－身体・セクシュアリティ・暴力』 -   220 - 221 2024年

単著

• CiNii Research

「《マジカル・イスラーム》と現代インドネシアのムスリム社会―フェビー・インディラニが描く危機感と希望」

野中 葉

ワタン研究プロジェクト編『東南アジアのムスリム文学』 1   59 - 107 2024年

単著

• CiNii Research

インドネシアで自己変容を目指す─異文化理解を超える海外フィールド学習の可能性」

野中葉

『上智アジア学』  （ 41 ） 127 - 148 2023年12月

単著, 筆頭著者

「インドネシアにおける公認諸宗教の伝来と受容」

野中葉

『月刊インドネシア』 9月   31 - 33 2023年09月

単著, 筆頭著者

• CiNii Research

書評・新刊書紹介：荒木亮著『現代インドネシアのイスラーム復興－都市と村落における宗教文化の混成性』

野中葉

東南アジア 歴史と文化  （ 52 ） 160 - 164 2023年

単著, 筆頭著者

書評・新刊書紹介『現代インドネシアのイスラーム復興－都市と村落における宗教文化の 混成性』荒木亮著

野中 葉

東南アジア　歴史と文化 52号   160 - 164 2023年

単著

• CiNii Research

新刊短評：加藤久典著『インドネシア―世界最大のイスラームの国』

野中葉

宗教と社会  （ 29 ） 230 - 230 2023年

単著, 筆頭著者

インドネシアで自己変容を目指す─異文化理解を超える海外フィールド学習の可能性

野中 葉

上智アジア学 第41号   127 - 148 2023年

単著

• CiNii Research

「小説が描く現代インドネシアのムスリム社会―フェビー・インディラニ『処女でないマリア』を題材に」

野中 葉

宮代康丈・山本薫編『言語文化とコミュニケーション（シリーズ　総合政策学をひらく）』（慶應義塾大学出版会） 1   199 - 217 2023年

単著

• CiNii Research

「大学モスクの女性活動家の先駆者」

野中 葉

長沢栄治監修、岡真理・後藤絵美編『記憶と記録にみる女性たちと百年　イスラーム・ジェンダー・スタディーズ』（明石書店） 5   131 - 143 2023年

単著

• CiNii Research

「ムスリマのヴェールをめぐる議論と実践―インドネシアを事例に」

野中 葉

神保謙・廣瀬陽子編『流動する世界秩序とグローバルガバナンス（シリーズ　総合政策学を >ひらく）』（慶應義塾大学出版会） 1   193 - 215 2023年

単著

• CiNii Research

「インドネシア　変身する女性と社会―近年のチャダル着用現象を事例に」

野中 葉

長沢栄治監修、岡真理・後藤絵美編『記憶と記録にみる女性たちと百年　イスラーム・ジェンダー・スタディーズ』（明石書店） 5   240 - 253 2023年

単著

• CiNii Research

「《憧れ》を喚起し醸成する装置　－オランダ領東インド初の現地語女性誌『プトリ・ヒンディア』」

野中 葉

山口みどり・中野嘉子編著『憧れの感情史』 -   95 - 126 2023年

単著

• CiNii Research

《憧れ》を喚起し醸成する装置　－オランダ領東インド初の現地語女性誌『プトリ・ヒンディア』」

野中 葉

山口みどり・中野嘉子編著『憧れの感情史』作品社 1   95 - 126 2023年

単著

• CiNii Research

「SFCにある礼拝スペース」

野中葉

慶應義塾大学SFCウェブサイト『おかしら日記』 2022年08月

単著, 筆頭著者

「モスクを拠点に広がる助け合いの活動―マスジド大塚でのフードドライブの実践」

野中葉

『建築ジャーナル 特集：日本のモスク』  （ 2022年8月 ） 36 - 37 2022年08月

単著, 筆頭著者

（翻訳）「疫病とドリアン（Wabah dan Durian）」（Azhari Aiyub著）

野中葉

アジア文芸プロジェクト“Yomu”（国際交流基金アジアセンター） 2022年01月

単著, 筆頭著者

Pursuit of Decent and Natural Beauty in Accordance with Islamic Norms: The Boom of Halal Cosmetics in Indonesia

Yo Nonaka

Goto, Emi and Chika Obiya, eds. Created and Contested – Norms, Traditions, and Values in Contemporary Asian Fashion    93 - 113 2022年

単著, 筆頭著者, 査読有り

（翻訳）「赤い網（Jaring-Jaring Merah）」（Helvy Tiana Rosa著）および「解説」

野中葉

岡真理編（中東現代文学研究会）『中東現代文学選2021』 123 （ 132 ）  2022年

単著, 筆頭著者, 査読有り

（翻訳）「イスラーム教徒になりたいベイビ（Baby Ingin Masuk Islam）」「処女でないマリア（Bukan Perawan Maria）」（Feby Indirani著）および「解説」

野中葉

岡真理編（中東現代文学研究会）『中東現代文学選2021』    133 - 144 2022年

単著, 筆頭著者, 査読有り

「宗教と衣服」

野中 葉

蘆田裕史・藤嶋陽子・宮脇千絵『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ：私と社会と衣服の関係』フィルムアート社 1   149 - 155 2022年

単著

• CiNii Research

「ヘルフィ・ティアナ・ロサ著「赤い網」：翻訳と解説」

野中 葉

岡真理編『中東現代文学選2021』中東現代文学研究会 1   123 - 132 2022年

単著

• CiNii Research

「フェビー・インディラニ著「イスラーム教徒になりたいベイビ」「処女でないマリア」：翻訳と解説」

野中 葉

岡真理編『中東現代文学選2021』中東現代文学研究会 1   133 - 144 2022年

単著

• CiNii Research

「アズハリ・アイユーブ著「疫病とドリアン」：翻訳」

野中 葉

『アジア文芸プロジェクト“Yomu”Indonesia』国際交流基金ジャカルタ日本文化センター 1   39 - 45 2022年

単著

• CiNii Research

“Pursuit of Decent and Natural Beauty in Accordance with Islamic Norms: The Boom of Halal Cosmetics in Indonesia”

野中 葉

Goto, Emi and Chika Obiya, eds. Created and Contested: Norms, Traditions, and Values in Contemporary Asian Fashion, ILCAA 1   93 - 113 2022年

単著

• CiNii Research

日本に暮らすムスリムと大学生たちの協働―大塚モスクにおけるフードドライブの実践

野中葉

移住者と連帯する全国ネットワーク情報誌『Mネット』 219 （ 219 ） 32 - 33 2021年12月

単著, 筆頭著者

• CiNii Research

Practising Sunnah for reward of heaven in the afterlife

Yo Nonaka

Indonesia and the Malay World （Informa UK Limited）  49 （ 145 ） 429 - 447 2021年09月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  1363-9811

• Access to Document (DOI)

「マレー・インドネシア語の極意とすすめ」

野中葉

慶應義塾大学外国語教育センター『複言語のすすめ』 2021年09月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

「コロナと相互扶助」

野中 葉

『三田評論』    83 2021年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

『第6回全国ムスリムミーティング「広がるヤングムスリムの輪－コミュニティの可能性」報告書』

慶應義塾大学SFC研究所イスラーム研究・ラボ

2021年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

「コロナ禍のインドネシア―岐路に立つ家族計画プログラム」

野中 葉

『LIBRA』 71   2 2021年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

コロナ禍のインドネシア―岐路に立つ家族計画プログラム

野中 葉

『LIBRA』 71   2 2021年

単著

• CiNii Research

コロナと相互扶助

野中 葉

『三田評論』 2021年3月号   83 2021年

単著

• CiNii Research

『第5回全国ムスリムミーティング「神をどう伝えるか―母と子による報告」報告書』

慶應義塾大学SFC研究所イスラーム研究・ラボ

2020年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

書評『シンガポールのムスリム―宗教の管理と社会的包摂・排除』市岡卓著

野中 葉

『東南アジア 歴史と文化』 49   245 - 249 2020年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

映画からわかるインドネシア社会におけるイスラームの表象

野中葉

『イスラーム映画祭公式ムック』    43 - 44 2020年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

書評：山口元樹著『インドネシアのイスラーム改革主義運動――アラブ人コミュニティの教育活動と社会統合――』:慶應義塾大学出版会 2018年 ⅺ＋ 282ページ

野中 葉

アジア経済 （独立行政法人 日本貿易振興機構アジア経済研究所）  61 （ 2 ） 74 - 77 2020年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0002-2942

• Access to Document (DOI)
• CiNii Research

読書案内 インドネシアのイスラーム (世界史の研究(259))

野中 葉

歴史と地理 （山川出版社）  724 （ 724 ） 33 - 36 2019年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  1343-5957

マレーシアのダアワ運動と高等教育機関のイスラーム化に対するインドネシアのインパクト－インドネシア人活動家イマドゥディン・アブドゥルラヒムを事例に

野中葉

CIRASディスカッションペーパーNo.78　『「カラム」の時代Ⅸ　－マレー・ムスリムの越境するネットワーク2 78   41 - 49 2018年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

インドネシア語学習者のプロフィールと意識 : 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにおける履修者へのアンケートより

野中 葉

インドネシア言語と文化 （日本インドネシア学会）   （ 24 ） 109 - 120 2018年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  1882-9848

「インドネシア映画のムスリムファッション」

野中葉

『映画で旅するイスラーム』    182 - 185 2018年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

「インドネシアにおけるハラール化粧品の隆盛と女性たちの美意識」

野中葉

『CIRAS Discussion Paper No.80社会主義的近代とイスラーム・ジェンダー・家族2　装いと規範－現代におけるムスリム女性の選択とその行方』 80   26 - 34 2018年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

Book Review: Sovereign Women in a Muslim Kingdom: The Sultanahs of Aceh, 1641–1699. By Sher Banu A.L. Khan

野中葉

International Journal of Asian Studies 15 （ 2 ） 257 - 259 2018年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

<特集論文 2>信じること・装うこと -- インドネシア人女性たちのヴェールと服装

野中 葉

コンタクト・ゾーン = Contact zone （京都大学大学院人間・環境学研究科 文化人類学分野）  9 （ 2017 ） 279 - 303 2017年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  2188-5974

　概要を見る

本稿は、日本とインドネシアに暮らすインドネシア人ムスリマたちへの聞き取り調査に基づき、既存のファッション論や衣服の働きの議論などに照らしながら、ムスリマのヴェールと服装の着用の意義を検証し、イスラーム教徒にとっての信仰と装いの関係を考察した。衣服に関する既存の議論によれば、衣服とは、他者との差異化という機能を内包し、同時に、人の存在を社会的属性に埋め込む機能も持ちあわせるものと理解されてきた。自己と他者の関係性の中で作り上げられ、その社会的役割を担うものだった。しかしながら本稿で論じたムスリマたちの意識の中には、自分と他者以外に、常に神の存在がある。ヴェールや服装も、他人に見られているのと同時に、神に見られ、神に試されているという認識があり、それゆえに、神の命令に適う服装をしなければならない、という自己規制が働いている。一方で、ヴェールや服装に関する神の命令は、概略的であり、仔細な事柄は人間の判断に委ねられている。神に命じられた最低限のルールを守った上で、自らの好みや、どこに暮らして、誰と関わるか、などによって、自らの着用するヴェールと服装を決めている。イスラーム教徒たちの装いは、このように、他者との関わりと同時に、神との関係性の中で規定されている。This article clarifies the role of the veil and clothes for Muslim females, called Muslimahs, and to what extent faith affects how they dress based on interviews with Indonesian Muslimahs living in Indonesia and Japan. According to previous studies on fashion and the role of clothes, clothes have the function to differentiate a person from others, and at the same time, they also have the function to put him into a certain social group. However, it is clear that the Muslimahs are conscious of God when they dress. They believe that their clothes are not only seen by other people but also seen by God and that God tests their faith in him by seeing how they dress. This makes the Muslimahs dress and cover their heads in accordance with God's guidance. However, God reveals only general guidance about clothes, and detailed matters are left in the hands of human beings. The Muslimahs determine how to dress based on basic rules delivered by God in essence, and the further details are determined by their own preferences, where they live, and who they interact with. Muslimah's clothes should be considered in a triangle framework; that is the interaction between oneself, others, and God.

• CiNii Research

「ルックイーストとインドネシアのかかわり」

野中葉

The Daily NNAコラム欄『知識探訪』 2017年04月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

Pengembangan Pengajaran Bahasa Indonesia di Jepang dan “Challenge” di SFC Keio University

野中葉

Konferensi International Pengajaran Bahasa Indonesia Bagi Penutur Asing (KIPBIPA X/2017)    67 - 75 2017年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

見市建 著『新興大国インドネシアの宗教市場と政治』NTT出版　2014年　vi＋205＋33頁

野中 葉

東南アジア －歴史と文化－ （東南アジア学会）  2016 （ 45 ） 124 - 128 2016年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9040

• Access to Document (DOI)

「私のインドネシア」

野中葉

『月刊インドネシア』2015年11月号    18 - 21 2015年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

書評と紹介 後藤絵美『神のためにまとうヴェール : 現代エジプトの女性とイスラーム』

野中 葉

イスラム世界 （日本イスラム協会）   （ 83 ） 87 - 96 2015年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9482

イスラーム短編小説の広がりとインドネシアの女性たちのイスラーム覚醒

野中 葉, ノナカ ヨウ, Nonaka Yo

アジア・アフリカ言語文化研究 （東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所）   （ 87 ） 83 - 101 2014年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0387-2807

イスラームに基づく自己変革による社会改革の試み―インドネシアの大学ダアワ運動の歴史と思想―（中東研究博士論文要旨）

野中 葉

日本中東学会年報 （日本中東学会）  28 （ 1 ） 165 - 169 2012年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0913-7858

• Access to Document (DOI)
• CiNii Research

増原綾子 著『スハルト体制のインドネシア──個人支配の変容と1998年政変』東京大学出版会　2010年　xi＋299＋32ページ

野中 葉

東南アジア －歴史と文化－ （東南アジア学会）  2012 （ 41 ） 125 - 129 2012年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9040

• Access to Document (DOI)

インドネシアの大学ダアワ運動黎明期におけるマシュミの残映

野中 葉

東南アジア 歴史と文化 （山川出版社）  2011 （ 40 ） 100 - 125 2011年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  03869040

　概要を見る

<p>The focus of this paper is on the influence of Masyumi leaders on the student dakwah movement in Indonesia. Dewan Dakwah Islamiyah Indonesia （DDII）, which was an organization established by the former Masyumi leaders, led the early stage of the student dakwah movement and built a base of the movement which consequently expanded throughout the country. </p><p>The early stage of the movement in this paper is set from the late 1960s up to the mid 1980s, when Suharto regime was built and its dictatorship was installed. </p><p>The student dakwah movement has developed mostly among the secular-educated young elites in the urban national universities. </p><p>Masyumi was an Islamic party which exerted a strong power in the parliament in the 1950s, however, it was banned in 1960 by Sukarno over the charge of the revolt in Sumatra in the late 1950s. Masyumi was not allowed the reinstatement under the new Suharto regime. Natsir, a chairman of Masyumi, and his colleagues gave up their political activities and set up DDII in 1967 to carry out the Islamic dakwah. </p><p>One of the main concerns of DDII was university, along with mosque and pesantren. Under the Suharto regime that put a strong pressure on Islam, DDII supported to build mosques in universities all over the country by using the aid money from the Middle East, and published the Islamic books that were translated from Arabic to Indonesian in order to introduce the thoughts and the activities in other Islamic countries to Indonesia. At the same time, DDII provided scholarships for students to study Islam in the Middle East and carried out the training for them to be Dakwah activists. Through the young dakwah activists, who were trained by DDII, the dakwah movement could expand widely. </p><p>This paper is mainly based on the results of the interviews to the concerned people and the internal documents or memoirs of DDII. It is often discussed that the student Dakwah movement in Indonesia is influenced by the thoughts of Islamic reformism in the Middle East, and is less connected with Indonesian domestic organizations on the other hand. However, the paper shows that the former Masyumi leaders and DDII made great contribution to establish the basis of the movement at least in the early stage of the movement.</p>

• Access to Document (DOI)

インドネシアの大学におけるダアワ・カンプスの成立と拡大--組織と活動家に対する調査を通じて

野中 葉

イスラム世界 （日本イスラム協会）   （ 75 ） 35 - 75 2010年08月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  03869482

Development of tarbiyah among Indonesian students

Yo Nonaka

Southeast Asian Studies 48 （ 1 ） 25 - 45 2010年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0563-8682

　概要を見る

<p>This paper presents the origins of and the expansion of Tarbiyah in Indonesia based on the findings gathered through interviews with informants and examines its effectiveness as a learning system of Islam from the student's point of view. Tarbiyah is a system to learn Islam which has been used among the students of the dakwah kampus organization in non-religious universities in Indonesia. Tarbiyah, which means originally means "education" in Arabic, has expanded rapidly all over the country in the past 20 years. This system was introduced to Indonesia in the early 1980s by some Indonesian students who had studied in Saudi Arabia, and was adopted by students in the secular, elite universities. The subsequent expansion and development of Tarbiyah came from the students' voluntary activities and their personal networks. The advantages of this learning system include its continuity, interactivity, and its ability to deepen relationships among members. The main contents of Tarbiyah are related to the basis of Islamic teachings which are quite new to the most Muslim students in secular universities in Indonesia and therefore widely attracts their attention and interest widely.</p>

インドネシアの大学ダアワ運動黎明期(スハルト政権前期)におけるマシュミの残映(自由研究発表要旨,第83回研究大会報告)

野中 葉

東南アジア学会会報 （東南アジア学会）   （ 93 ） 19 - 20 2010年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

インドネシアの大学生によるタルビヤの展開:――大学ダアワ運動の発展を支えた人々とイスラーム学習――

野中 葉

東南アジア研究 （京都大学東南アジア研究所）  48 （ 1 ） 25 - 45 2010年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0563-8682

　概要を見る

This paper presents the origins of and the expansion of Tarbiyah in Indonesia based on the findings gathered through interviews with informants and examines its effectiveness as a learning system of Islam from the student's point of view. Tarbiyah is a system to learn Islam which has been used among the students of the dakwah kampus organization in non-religious universities in Indonesia. Tarbiyah, which means originally means "education" in Arabic, has expanded rapidly all over the country in the past years. This system was introduced to Indonesia in the early 1980s by some Indonesian students who had studied in Saudi Arabia, and was adopted by students in the secular, elite universities. Thesubsequent expansion and development of Tarbiyah came from the students' voluntary activities and their personal networks. The advantages of this learning system include its continuity, interactivity, and its ability to deepen relationships among members. The main contents of Tarbiyah are related to the basis of Islamic teachings which are quite new to the most Muslim students in secular universities in Indonesia and therefore widely attracts their attention and interest widely.

• Access to Document (DOI)
• CiNii Research

インドネシアの学生ダアワ運動の原点-サルマン・モスクにおけるイスラーム運動の展開

野中 葉

KEIO SFC JOURNAL Vol. 8 No. 2    147 - 160 2009年

単著, 査読有り

• CiNii Research

インドネシアの学生ダアワ運動の原点 : サルマン・モスクにおけるイスラーム運動の展開

野中 葉

Keio SFC journal （慶應義塾大学湘南藤沢学会）  8 （ 2 ） 147 - 160 2008年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  13472828

　概要を見る

自由論題研究論文インドネシアの大学生たちによるダアワと呼ばれるイスラーム運動は、近年のイスラーム台頭の現れの一つとして、また躍進するイスラーム政党の支持基盤として、注目が集まっている。しかし、こうした運動の原点が明らかにされたとは言いがたい。本稿では、大学キャンパスにおけるダアワの原点として、バンドゥン工科大学のサルマン・モスクでの運動を取り上げる。筆者が現地調査で行った当事者へのインタビュー結果を用いて、当時の政治社会状況や先行研究の成果と照合しながら、運動の歴史を論述する。The Islamic dakwah movements among university students in Indonesia have gained attention as a phenomenon of recent Islamic rising or a major support base of the surging Islamic political party. However, the origin of the movements has been unrevealed. This article focuses on the movement in Salman Mosque in Bandung Institute of Technology as the origin of dakwah kampus in Indonesia, and describes the history of Salman movement with analysing the interviews that I conducted to the people concerned.