齊藤 邦史 (サイトウ クニフミ)

Saito, Kunifumi

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所属(所属キャンパス)

総合政策学部 (湘南藤沢)

職名

准教授

特記事項

斉藤 邦史

外部リンク

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2011年04月
    -
    2012年01月

    消費者庁, 消費者制度課, 課長補佐

  • 2012年02月
    -
    2013年01月

    株式会社三菱東京UFJ銀行, システム部システム企画室, 調査役

  • 2013年02月
    -
    2017年03月

    株式会社三菱東京UFJ銀行, システム企画部, 上席調査役

学歴 【 表示 / 非表示

  • 2001年04月
    -
    2003年03月

    筑波大学, 大学院ビジネス科学研究科, 企業法学専攻

    大学院, 修了, 修士

  • 2004年04月
    -
    2007年03月

    早稲田大学, 大学院法務研究科 専門職学位課程

    大学院, 修了, その他

  • 2010年04月
    -
    2013年03月

    慶應義塾大学, 大学院政策・メディア研究科

    大学院, 修了, 博士後期

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(学術), 慶應義塾大学, 課程, 2013年03月

    個人を識別する情報に対する法的統制の諸相

免許・資格 【 表示 / 非表示

  • ITストラテジスト

  • システム監査技術者

  • 弁護士

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 民事法学

  • 人文・社会 / 新領域法学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • インターネット上のなりすましと肖像権

    斉藤 邦史

    新・判例解説Watch 2020年12月

    単著

  • プロバイダの送信防止作為義務と通信の秘密

    斉藤 邦史

    Nextcom = ネクストコム : 情報通信の現在と未来を展望する (KDDI総合研究所)  41   32 - 39 2020年

    単著,  ISSN  2434-6233

  • プライバシーにおける「自律」と「信頼」

    斉藤 邦史

    情報通信政策研究 (総務省情報通信政策研究所)  3 ( 1 ) 73 - 90 2019年

    単著, 査読有り,  ISSN  2433-6254

     概要を見る

    <p>憲法学説における人格的自律権説を背景として提唱された自己情報コントロール権説では、本来、プライバシーの対象となる情報について、道徳的自律の存在としての個人の実存にかかわる情報(プライバシー固有情報)と、それに直接かかわらない外的事項に関する個別的情報(プライバシー外延情報)が区別されていた。</p><p>公法における自己情報のコントロールについて、プライバシー外延情報に対するコントロールの正当化を試みる近時の有力説には、人格的自律権の本体とは質的に異なる、公権力の統制に固有の根拠を挙げる傾向がある。そこでは、私人間を含む全方位に主張し得る人格権としての構成からの離陸が生じている。</p><p>私法における自己情報のコントロールでも、コントロールの自己決定は終局的な目的ではなく、不利益を予防するための手段であることが指摘されている。「信頼としてのプライバシー」という理念は、人格的自律権説では自己情報コントロール権の枠外とされてきたプライバシー外延情報について、私人間における手段的・予防的な保護法益を補完的に提供する指針として有益と考えられる。</p><p>本稿は、プライバシーの中核にあたる私生活の平穏や、親密な人間関係の構築に対する侵害について、「自律としてのプライバシー」を根拠とする構成を否定するものではない。むしろ、核心としての「自律」の侵害を予防するため、その外延において「信頼」の保護を充実することが望ましい。</p>

  • 人工知能に対する法人格の付与

    斉藤 邦史

    情報通信学会誌 35 ( 3 ) 19 - 27 2018年01月

    研究論文(学術雑誌), 査読有り,  ISSN  0289-4513

  • 信認義務としてのプライバシー保護

    斉藤 邦史

    情報通信学会誌 (公益財団法人 情報通信学会)  36 ( 2 ) 127 - 138 2018年

    ISSN  0289-4513

     概要を見る

    <p>本稿では,私人間におけるプライバシーの法的保護を再検討することにより,以下の考察を得た。第一に,信頼関係に基づく情報の分配状況は,個人の自律的な選択により実現する状態としてのプライバシーそのものなのであり,米国では信認義務の法理による保護の拡張が模索されている。第二に,私人間でプライバシー外延情報の「適切な管理についての合理的な期待」を保護する日本の判例法理は,当事者間の信頼関係に基づく情報の分配状況を保護法益と捉えるものであり,信認義務の法理と共通する側面がある。第三に,情報の「適切な管理」に関する事業者の義務を,信義則に基づくものと理解するならば,秘密保持義務だけでなく,情報開示義務をも基礎付けることができる。</p>

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

研究発表 【 表示 / 非表示

  • プライバシーに係る情報の適切な管理と不法行為

    斉藤邦史

    サイバーセキュリティ法制学会第9回研究会, 

    2020年10月

    口頭発表(一般)

  • パブリシティ権の一身専属性

    斉藤 邦史

    情報通信学会第40回学会大会, 

    2019年06月

    その他

  • 信認義務としてのプライバシー保護

    斉藤 邦史

    リテール決済研究会, 

    2019年02月

    その他

  • 信認義務としてのプライバシー保護

    斉藤 邦史

    パーソナルデータ+α研究会, 

    2019年02月

    その他

  • 「通信の秘密」とプロバイダ責任制限法

    斉藤 邦史

    情報通信学会第39回学会大会, 

    2018年11月

    口頭発表(一般)

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受賞 【 表示 / 非表示

  • KDDI Foundation 奨励賞

    2021年04月, 公益財団法人KDDI財団, 情報プライバシーの法的保護に関する研究

    受賞区分: 出版社・新聞社・財団等の賞

  • SFC Faculty Award

    2021年03月, 慶應義塾大学

    受賞区分: 塾内表彰等

  • 情報通信学会 第19回論文賞 佳作

    2018年06月, 情報通信学会

  • 情報通信学会 第16回論文賞 佳作

    2015年06月, 情報通信学会

  • 情報通信学会 第14回論文賞 佳作

    2013年06月, 情報通信学会

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 民法演習

    2024年度

  • 研究会B

    2024年度

  • 修士研究会

    2024年度

  • 知的財産権論

    2024年度

  • 特別研究

    2024年度

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2018年04月
    -
    継続中

    プライバシーマーク制度委員会, 一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

  • 2015年07月
    -
    2016年03月

    重要インフラ専門調査会, サイバーセキュリティ戦略本部