Details of a Researcher - Maeda, Masanobu

Papers - Maeda, Masanobu

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混相流中の微粒子の粒径速度および濃度の非接触測定（粒径測定のためのＬＤＶ測定体積の検討と信号処理）

前田昌信，菱田公一，中村公泰

日本機械学会論文集(B) 47-420 1563 1981.08

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

著者らは混相流中の粒子の径を，ＬＤＶ光学を用いて測定する方法を考案した。しかし測定体積の中央部を通過した粒子のみを限定して採用するため採取速度が低い，粒径の測定範囲が狭い，粒径分布の分散が広い，などまだ満足されない点がある。本研究では測定体積の拡大をはかる，受光部の位置をオフセットする，ドップラサイクル数を用いて補正をおこなう，などの改良をおこない，より良好な結果を得るようになった。

噴霧状気液二相流の熱伝達に関する研究

菱田公一，前田昌信，猪飼茂

日本機械学会論文集(B) 47-419 1279 1981.07

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

空気－水系噴霧状気二相流の流れに平行に置れた等温壁の加熱平板からの熱伝達について，気液質量混合比の低い範囲で実験的研究をおこなった。主流速度，質量混合比の増加または壁温の減少にともない熱伝達率は増大し，また熱伝達率の増加率は液体の質量流量と直線的な相関があるなどの結果が得られた。境界層内の速度分布を液滴を含め測定し，流れ場に相似性があることを確かめ，熱伝達を支配する諸因子の相互関係が見い出された。

鉛直円管内の固気混相流動に関する研究（粒子の搬送空気におよぼす影響）

前田昌信，菱田公一，古谷隆志

日本機械学会論文集 46- 412 2312 1980.12

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

空気流に固体の粒子を含み管内を流れる固気相流の特に空気流速分布について述べた。流速測定を主にレーザ流速計でおこない熱線流速計を補助的に使用した。レーザ流速計信号処理に改良を加え，大きな粒子を含む場合の空気流速の測定を可能にした。測定結果は粒子添加によって管中央部において空気流速公布の平たん化が起こる。またこれは粒子添加によって変化する乱れの影響よりも，粒子と空気のすべり速度に影響されることを示した。

Heat Transfer from a Flat Plate in Two-Component Mist Flow

K.HISHIDA, M.MAEDA & S.IKAI

Trans. ASME J. Heat T- ransfer 102-3, 513 1980.08

Joint Work

Optical Measurement of Local Gas and Particle Velocity in an Upwar-d Flowing Dilute Gas-Solids Suspe- nsion

K.HISHIDA, T.FURUTANI and M.MAEDA

ASME Polyphase Flow T- echnology BK#H00158 211 1980.08

Joint Work

Heat Transfer of Jet Impinging on a V Shape Inverse Wedge

前田昌信，大森弘一郎

J. of Chem. Engng. of Japan 13-3 1980.06

Research paper (scientific journal), Joint Work

ポリエチレンコーティング紙の接着に高温の気を吹きつけてローラで冷却するシステムを考案し，その基礎として逆Ｖ字形の平板表面の衝突噴流局所熱伝達率を求めた。その結果，頂角が小さくなるにしたがって熱伝達率の最大となる点は平板下流側に移動するが，熱伝達率はθ＝180(平板）に気流が垂直に衝突した場合の淀み点の値のほぼ70％で変らない。またピークの位置はノズルの高さと平板位置の比がθで表されることを示した。

指数法則非ニュートン流体中の平板からの熱伝達に関する研究

高橋研二，前田昌信，猪飼茂

化学工学論文集 5-6 1979.12

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

指数法則モデルの非ニュートン流体中におかた等温壁面からの熱伝達を層流状態において求めた。レーザドップラ流速計によって測定した平板境界層の速度分布は Acrivosらの理論とよく一致することを見出し，さらに物性値の変化に留意し，詳細におこなわれた実験結果は修正レイノルズ数と修正プラントル数によって整理され，Acrivos らの理論とよく一致することを示した。

Experimental Study on Heat Transf-er from a Cylinder Submerged in N-on-Newtonian Fluid

高橋研二，前田昌信，猪飼茂

6th IHTC (Internation- al Heat Transfer Conf- erence) FC(b)-27 Vol. 5 335 1978.08

Joint Work

流れに直交して置かれたニュートン流体にする強制対流熱伝達に関する報告は多いが，非ニュートン流体に関する資料は基本的な系にも拘らず少ない。本研究では指数法則非ニュートン流体をとり上げ，物性値の変化を考慮するため等温壁面をつくり，詳細な実験をおこなった。結果は修正レイノルズ数，修正プラントル数を用いることによってレイノルズ数40〜4000においてニュートン流体におけると同形の実験式にまとめることができた。

Buoyancy Effect on Boundary Layer Flow and Forced Convective Heat T-ransfer over a Vertical Isotherma- lly Heated Plate

h.hishida,h.yoshida&m.maeda

Proc. of ASME-JSME Th- ermal Engineering Con- ference Hawaii Vol.3 163 1978.03

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

Study on Heat Transfer to Gas-Sol-ids Suspenesion (Part 1. Influenc- e of Free Turbulence on Heat Tran- sfer)

M.Maeda, T.Saigusa and S.Ikai

Bull. of the JMSE 19- 137 1317 1976.11

Joint Work

固気混相流の熱伝達に関する研究（第１報　主流の乱れによる熱伝達の実験ならびに考察）

前田昌信，三枝哲治，猪飼茂

日本機械学会論文集 42-355 866 1976.03

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

固体粒子を気体に添加し，熱移動に促進をはかる研究が多くの研究者によって試みられているがその結果は多様で熱伝達の機構を論ずるには至っていない。本研究では結果の多様性が何に起因するかを考察するため平板熱伝達をとり上げ主流の乱れ強さとの関連がいかにあるかをしらべた。その結果乱れの小さな流れに粒子が混入すると添加量の小さい場合にも急激な熱伝達率上昇がみられ，乱れの大きい場合には増加率が小さいことが判った。

空気輸送される流体の分岐管による流量分配

前田昌信，猪飼茂

化学工学論文集 2-1 25 1976.01

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

固体の粒子の輸送において従来，切り換えコックによって分配をおこなっていた。本研究では粒体の分配を任意に，しかも連続的に制御することを目的にＴ字管，Ｙ字管，十字管について空気分配量と粒体の分配量の変化を実験的にしらべた。特に水平においた十字管において対向する管路より粒体を流入させた場合，空気流量分配と比例する結果を得，粒体の分配が連続的に制御可能であることを示した。

流速ならびに乱れの非接触測定のためのレーザ流速測定装置

前田昌信，猪飼茂

日本燃料研究会熱焼研究 39 41 1975

Research paper (scientific journal), Joint Work

Pneumatic Conveying of Solids (Pa-rt 2. On Slip Velocity and Intera-ction between Wall and Particles in Vertical Lines)

M.Maeda, S.Ikai and A.Ukon

Bull. of the JSME 17- 108 768 1974.06

Joint Work

固気二相流の研究（第２報　垂直輸送における相対速度ならびに粒子と管壁の摩擦に関する研究）

前田昌信，猪飼茂，右近厚夫

日本機械学会論文集 39-326 3091 1973.10

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

固気二相流の水平輸送に関する報告に比して，垂直輸送に関する報告は少ない。第１報で用いた手法を用いて粒子の速度を直接求めることによって輸送中の粒子速度と空気速度の差，すなわち相対速度は一定でなく，垂直輸送の場合も輸送速度によって変化することを示した。またこれらの結果から求めた管壁と粒子の摩擦係数は水平輸送の場合の値と全く同じ範囲の値であることが判った。

般送空気の吸引，注入による固気混相流の濃度調節にともなう圧力変化について

前田昌信，猪飼茂

化学工学（論文）37-3 302 1973.03

Research paper (scientific journal), Joint Work

固気系の輸送の際，粒子濃度の低い状態で輸送をおこない，利用する部分で望む濃度にしたい場合が多くある。本研究では粒子の慣性を利用し，空気のみを管壁に設けたスリットから吸引，注入し，粒子濃度を制御する方法を考案した。さらにその操作に伴なう管路系における圧力変化を測定し，粒子の運動から解析し，求めた無次元数で広い範囲の実験結果を表わすことができた。

Pneumatic Conveying of Solids (Pa-rt 1. On Slip Velocity and Intera-ction between Wall and Particles in Horizontal Lines)

M.Maeda and S.Ikai

Bull. of the JSME 13- 65 1309 1971.03

Joint Work

固気二相流の研究（第１報　水平管輸送における相対速度ならびに粒子と管壁の摩擦に関する考察）

前田昌信，猪飼茂

日本機械学会論文集 36-283 407 1970.03

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

固気二相流の取扱いは管径，流速のみならず粒子の径，粒子の速度がパラメータとして関与し，従来の連続流体としての取扱いでは広い範囲の結果を記述することはむずかしい。本研究では管断面にわたって粒子速度をストロボ法により測定し，空気速度との差，すなわち相対速度の空気速度に対する変化から水平輸送の場合の粒子と管壁と摩擦係数を算出し，粒径の広い範囲でほぼ一定の値を示すことが判った。

Die Berechnung der Durchsatvertei-lung im Rohrleitungsnetzwerk mit Rucksicht aur die Zweigverluste

前田昌信，笠原英司

Proc. of Keio Univ. 20 -77 1 1967

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

Ein kleiner Beitrag f・r die Berec- hnung del Durchflussmenge und des Widerstandsbeibertes in einer Dop-pelt Eingestellten Rohrleitung.

前田昌信，笠原英司

Proc. of Keio Univ. 19 -73 54 1966

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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