Papers - Imai, Junichi

柔軟性を持つ投資プロジェクトに対する非完備市場下での最適戦略

今井 潤一

コーポレートファイナンスの理論と実証 (日本経営財務研究学会編，中央経済社出版)     109-133 1998.09

Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted,  ISSN  4-502-34613-6 C3334

取引コストが存在する場合のアメリカン・オプションの上・下限価格の導出法

今井 潤一

日本経営工学学会論文誌 47 ( 6 ) 434-442 1997.02

Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted

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取引コストが存在する場合の満期前行使が可能なアメリカン・オプションの具体的な評価手法を提案している．無裁定条件が成立するオプション価値の上限と下限をそれぞれ数理計画法を用いて定式化している．既存の研究の多くは，最適解や確率測度の存在といった理論分析が中心であるのに対し，本論では，分枝限定法を利用して，非凸計画法を実際に解くアルゴリズムを提案し，具体的にアメリカンオプションの価格幅を導出している．

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為替レートの変動に対応する生産拠点の選択

今井潤一, 古川浩一

経営財務諸研究の新潮流 (日本経営財務研究学会編，中央経済社出版)     1 - 42 1997.01

Research paper (scientific journal), Joint Work, Accepted,  ISSN  4-502-33633-5 C3334

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条件付き請求権の評価方法を応用し，為替レートの変動に対応して，国の内外に生産拠点を配置するプロジェクトを柔軟性を含めて評価するモデルの構築を提案している．評価技術としては，2項モデルを利用した動的計画法と，各時点における最適生産拠点を決定するための線形計画法が用いられている．