Papers - Ishigure, Takaaki

世界最高速ポリマー光ファイバー

小池康博、石榑崇明　

高分子学会誌, 49 (7)    431-434 2000.07

Joint Work

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分子内に全く水素原子を含まない全フッ素化ポリマーは、屈折率の波長依存性が極めて小さい低材料分散性を有していることから、石英系光ファイバーが伝送することの出来ない世界最高速の伝送を可能にするのはポリマー光ファイバーであることを紹介した。（総説）

高速ポリマー光ファイバー（POF）の現状と将来展望

石榑崇明、小池康博　

信学技報、LQE99-135    31-36 2000.03

Joint Work

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ポリマー材料に固有の材料分散を詳細に解析して、従来から考えられているモード分散に加え、さらにモード依存性損失の影響を考えることにより、PMMA系GI型POFが100mで３ギガビットの伝送が可能になる一方、PFポリマー系GI型POFでは、石英系光ファイバーが可能とするビットレートを上回る1km、10Gb/sの伝送が可能となることを紹介した。（総説）

Optimum index profile of the perfluorinated polymer based GI polymer optical fiber and its dispersion properties

石榑崇明、小池康博、James W. Fleming

IEEE J. Lightwave Technol., 18 (2)    　178-184 2000.02

Joint Work

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本質的に低損失となる全フッ素化ポリマーの材料分散特性を詳細に解析し、全フッ素化ポリマーの材料分散は石英のそれに比べても小さく、全フッ素化ポリマー系GI型POFは石英系の光ファイバを越える高速伝送が可能であることを明らかにした。

光通信と情報家電の動向

小池康博、石榑崇明　

機械振興　通巻-2000  ( 380号 ) 65-71 2000.01

Joint Work

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高速GI型POFの低損失性、耐熱性の向上とともに、情報家電機器間ネットワークインタフェースとして注目を集めるようになってきた。GI型POFの特性の現状を紹介するとともに、特にIEEE1394をベースとした伝送方式にGI型POFを導入し、国際標準化規格としようとする情報家電メーカーの動きなどを紹介した。（総説）

屈折率傾斜ポリマー光ファイバ

小池康博、石榑崇明　　

マテリアル　インテグレーション　 第12巻　 ( 第10号 ) 33-38 1999.09

Joint Work

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高速GI型POFとして現在、PMMA系、PFポリマー系と、構成材料をベースに２種に分類され、それぞれの光学特性、それらについて考えられる応用展開に関して解説した。（解説）

マルチメディアのためのフォトニクスポリマー

小池康博、多加谷明広、石榑崇明

プラスチック成形加工学会誌 Vol.11 ( No.8　 ) 680-684 1999.08

Joint Work

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マルチメディアを支えるフォトニクスポリマーとして、伝送を司る高速GI型POF、表示を司る液晶ディスプレイの高輝度光散乱ポリマー導光体バックライトの作製方法及びその光学特性について紹介した。（総説）

Bandwidth and Transmission Distance Achieved by POF

小池康博、石榑崇明　

IEICE Trans. Electron., E82-C (8) 　    1287-1295 1999.08

Joint Work

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ポリマーが有する材料固有の散乱損失、吸収損失を理論的に解析しPOFが有する伝送損失特性を明らかにした。さらに材料固有の分散要因である材料分散を考慮して伝送帯域特性を理論的に明らかにし、POFが可能とする伝送距離と伝送速度を解明した招待論文。

Graded-Index Polymer Optical Fiber with High Thermal Stability of Bandwidth

石榑崇明、佐藤真隆、二瓶栄輔、小池康博　

Jpn. J. of Appl. Phys. 37    3986 - 3991 1998.07

Joint Work

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低分子ドープにより作製されるGI型POFのコア部のTgの低下に関して着目し、ドーパントのスクリーニングにより屈折率分布の高耐熱化が達成されたことを報告した。

High-Speed Photonics Polymer and Its Application

小池康博、石榑崇明、佐藤真隆、二瓶栄輔　低損失、

Pure and Appl. Opt., 7,    201-210 1998.03

Joint Work

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広帯域GI型POFを可能とする全フッ素化ポリマーの光学特性と実際に作製されたGI型POFの具体的なシステム応用に関して提案した。

Gigabit Transmission by Perdeuterated PMMA Graded Index Polymer Optical Fiber

石榑崇明、二瓶栄輔、小池康博　

繊維学会誌（投稿論文） 12 Vol.53   520-525 1997.12

Joint Work

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従来のPMMA系GI型POFでは材料固有の伝送損失のために100m以上の伝送は困難であったが、全重水素置換をしたPMMAによりGI型POFを作製し、そのファイバーを用いて1Gb/sの伝送を100m以上の長さで行うことに成功したことを報告した。

Formation of the Refractive Index Profile in the Graded Index Polymer Optical Fiber for Gigabit Data Transmission

石榑崇明、佐藤真隆、高梨紀、二瓶栄輔、丹生隆之、山崎俊太郎、小池康博　

IEEE J. Lightwave Technol.,15, (11)    2095-2100 1997.11

Joint Work

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界面ゲル重合法によりGI型POFの屈折率分布形状を制御する方法を明らかにし、その屈折率分布形状とGI型POFが有する伝送帯域特性との関係についてを理論的かつ実験的に明らかにした。

Present Prospect of Graded　Index Plastic Optical Fiber in Telecommunication

二瓶栄輔、石榑崇明、谷尾宣久、小池康博　

IEICE Trans. Electron., 　E80-C (1)    117-122 1997.01

Joint Work

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広帯域GI型POFのさらなる低損失化のために分子内に炭素-水素結合を全く有さない全フッ素化ポリマーを用いたGI型POFについて初めて報告した招待論文。フッ素置換により低損失化が可能となることに加えて、広帯域化も可能となることを示した。

High-Bandwidth Graded-index Polymer Optical Fiber for Near Infra-Red Use

二瓶栄輔、石榑崇明、小池康博　

Appl. Opt., 35　(36)    7085-7090 1996.12

Joint Work

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材料固有の吸収損失低減のために、分子内の水素原子を重水素原子に置換した全重水素化PMMAによるGI型POFの伝送帯域特性、伝送損失特性について報告した。

Optimum Refractive Index Profile of the Graded-Index Polymer Optical Fiber, toward Gigabit Data Links

石榑崇明、二瓶栄輔、小池康博　

Appl. Opt., 35 (12)    2048-2053 1996.04

Joint Work

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屈折率分布形状が最適化されたGI型POFの伝送帯域は材料固有の分散である材料分散に大きく支配され、この影響は部分的にフッ素化された部分フッ素化ポリマーにより軽減され、PMMA系に比べて極めて広帯域特性を有するGI型POFが作製可能であることを報告した。

Optimization of the Refractive-index Distribution of High-Bandwidth GI Polymer Optical Fiber based on Both Modal and Material Dispersions

石榑崇明、二瓶栄輔、小池康博　

Polymer J., 28 (3)    272-275 1996.03

Joint Work

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GI型ポリマー光ファイバが広帯域特性を有するために必要とされる最適屈折率分布形状について、従来のモード分散に加えて材料分散を考慮に入れることにより詳細に解析した初の報告である。

High-Bandwidth, High-Numerical Aperture Graded-Index Polymer Optical Fiber

石榑崇明、堀部晃啓、二瓶栄輔、小池康博

IEEE J. Lightwave Technol.,13(8)    1686-1691 1995.08

Joint Work

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低分子ドーパントのスクリーニングにより得られた高開口数、低損失GI型POFの広帯域特性、及び曲げ損失特性について報告した。

High-Bandwidth Graded-Index Polymer Optical Fiber

小池康博、石榑崇明、二瓶栄輔　

IEEE J. Lightwave 　Technol., 13 (7)    1475-1489 1995.07

Joint Work

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低分子ドープ界面ゲル重合法によるGI型POFの作製方法と実際に作製されたGI型POFの低損失特性、広帯域特性、さらにはそのGI型POFの高速システムへの応用提案についてまとめた招待論文。

Large-Core, High-Bandwidth Polymer Optical Fiber for Near　Infrared Use

石榑崇明、二瓶栄輔、小池康博、

IEEE Photon. Technol. Lett.,7(4)    403-405 1995.04

Joint Work

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C.Forbes, L. LaNieve, R. Straff, H. Deckers, 透明ポリマー材料として従来のPMMAに代えて部分フッ素化アクリルポリマーを用いることで、材料固有の吸収損失を低減し、近赤外域においても低損失であるGI型POFの作製に初めて成功した。

2.5Gb/s 100m Data Transmission Using Graded-Index Polymer Optical Fiber and High-Speed Laser 　Diode at 650nm wavelength

石榑崇明、二瓶栄輔、小林建一、山崎俊太郎、小池康博　

Electron. Lett., 31(6)    467-468 1995.03

Joint Work

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低分子化合物を用いたPMMA系のGI型POF100mに対して、波長650nm帯の高速半導体レーザを用いて2.5Gbpsの伝送に初めて成功したことを報告した。

Graded-Index Polymer Optical Fiber for High Speed Data Communication

石榑崇明、二瓶栄輔、小池康博　

Appl. Opt., 33 　(19),    4261-4266 1994.07

Joint Work

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1GHzを越える伝送帯域を有する屈折率分布型ポリマー光ファイバを重合反応性を有さない低分子化合物をドーパントに用いることで作製することに初めて成功し、低損失化を達成することが出来たことを報告したもの。