論文 - 眞田　幸俊

A Variable Length Code TransmissioTechnique on Multicode DS/SS　Systems

Y. Sanada and K. Araki

IEICE Transactions on Communications Vol.E81-B （ No. 3 ） 625-636 1998年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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画像情報の圧縮には通常可変長符号が用いられる．本論文では可変長符号により圧縮された情報をCDMAシステムにより伝送した場合に，受信信号に生じた誤りの影響を理論的に解析している．そしてその影響を抑える新しい伝送方式を提案している．

Spread Spectrum Transmission Technique

H. Suzuki and Y. Sanada

1997 Microwave Workshops and Exhibition  （ P.371-380 ）  1997年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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本チュートリアルではCDMAシステムの基本概念およびその移動体通信への応用について解説している．移動体通信の発展動向，CDMA方式の特徴と他の方式に対する違いを明らかにしている．

Orthogonalization using Multicarrier Pre-decorrelation in a Multipath Fading Channel

H. Matsutani, Y. Sanada, and M. Nakagawa

IEICE Transactions on Fundamentals Vol.E80-A （ No.12 ） 2470-2476 1997年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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学術論文５の干渉除去方式が受信側で行われるのに対して，本論文においては希望信号と干渉の直交化（干渉除去）を送信側で行う方式を提案した．この方式により従来方式では通信不可能な通信路環境において通信を行うことができることを示した．

A Co-channel Interference Cancellatio　Technique using Orthogonal Convolutional Codes

Y. Sanada and Q. Wang

IEEE Transactions on Communications Vol.COM-44 （ No.5 ） 549-556 1997年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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CDMAシステムにおいて同じ時間，同じ周波数帯に伝送される希望信号以外の信号を干渉とみなし，誤り訂正符号を用いながらこの干渉を取り除く方式を提案している．提案方式は従来の干渉除去方式に比べて，やや理想的な伝送路を仮定して約４倍の周波数利用効率を達成した．

A Co-channel Interference CancellationTechnique using Orthogonal Convolutional Codes on Multipath Rayleigh Fading Channel

Y. Sanada and Q. Wang

IEEE Transactions on Vehicular Technology Vol.46 （ No.1 ） 114-128 1997年02月

共著

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本論文では学術論文５において提案した干渉除去方式を実際の移動通信システムの伝送路を仮定して理論計算によりその特性を評価した．提案した方式は従来の干渉除去方式に対して約２倍の周波数利用効率を達成した．

Fast Viterbi Decoding Methods for theCo-channel Interference Canceller on Cellular DS/CDMA Systems

D. Takeda, Y. Sanada, and M. Nakagawa

IEICE Transactions on Fundamentals Vol.E79-A （ No.12 ） 2002-2009 1996年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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本論文では学術論文５において提案した干渉除去方式が同じ誤り訂正を複数回行うことに着目し．同じ周波数利用効率においてアルゴリズムの計算量を約80％削減する方式を提案した．

A Multiuser Interference Cancellation　Technique utilizing Convolutional Codes and Orthogonal Multicarrier Modulation for Wireless Indoor Communications

Y. Sanada and M. Nakagawa

IEEE Journal on Selected Areas in Communications Vol.SAC-14 （ No.8 ） 1500-1509 1996年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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マルチキャリア変調方式は第４世代移動通信システムへの導入が検討されている．本論文では学術論文５で提案した干渉除去方式をマルチキャリア変調方式に改良した．その結果従来の方式に比べて約1.4倍の周波数利用効率を達成した．

Power Control Techniques in a　Multihop CDMA Packet Radio　Network

Y. Sanada and M. Nakagawa

IEICE Transactions on Communications Vol.E79-B （ No.9 ） 1287-1294 1996年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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CDMAを利用したアドホックなパケット通信システムに対して，伝送する方向によって送信電力を制御するアルゴリズムを提案している．提案アルゴリズムはパケットの伝送確率を約16％改善した．

パーソナル通信と直交性

中川正雄，真田幸俊

電子情報通信学会誌 （Vol.79）  No.7   711-713 1996年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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パーソナル通信では，いかに多くの移動端末を限りある周波数資源上で利用するかが重要なファクタになる．そこでは信号間の直交性は重要な性質であり，直交性の上に築かれたいくつかの多元接続方式がある．本論文ではそれらの方式について解説する．（解説）

A Channel Equalization Technique on a Time Division Duplex CDMA/TDMA System for Wireless Multimedia Networks

Y. Sanada, K. Seki, Q. Wang, M. Nakagawa, S. Kato, and V. K. Bhargava

IEICE Transactions on Communications Vol.E78-B （ No.8 ） 1105-1116 1995年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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学術論文２と同じシステムにおいて，キーボードからのCDMA信号を利用して劣悪な伝搬路によって歪んだTDMA信号を再生するアルゴリズムを提案した．

A Transmission Power Control Technique on a TDD-CDMA/TDMA　System for Wireless Multimedia Networks

Y. Sanada, K. Seki, Q. Wang, M. Nakagawa, S. Kato, and V. K. Bhargava

IEICE Transactions on Communications Vol.E78-B （ No.8 ） 1095-1104 1995年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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学術論文２と同じシステムにおいて，キーボードからのCDMA信号を利用して通信路の状態を測定し，TDMAによって伝送されるディスプレイ信号の送信電力を制御するアルゴリズムを提案した．

A Wireless Multimedia Network on a　Time Division Duplex CDMA/TDMA

K. Seki, Y. Sanada, Q. Wang, S. Kato, and V.K. Bhargava

IEICE Transactions on Fundamentals Vol.E78-B （ No.7 ） 1002-1015 1995年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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CDMA方式と従来から利用されている時分割多元接続（TDMA）方式を組み合わせた新しいマルチメディア通信システムの構成を提案している．提案システムはCDMA方式が比較的データレートの低く劣悪な環境における通信に向き，TDMA方式がデータレートの高く良好な環境における通信に適していることを利用している．提案システムでは，キーボードからの文字情報は必要なデータレートが低いためCDMAを用いて送信し，ディスプレイに表示するための画像情報は必要なデータレートが高いためTDMAを用いて送信される．

Adaptive RAKE Receiver for Mobile　Communications

Y. Sanada, A. Kajiwara, and M. Nakagawa

IEICE Transactions on Communications Vol.E76-B （ No.8 ） 1002-1007 1993年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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第３世代移動通信システムに用いられるCDMA方式において新しいRAKE受信機の提案を行っている．移動体通信において，電波は地面やビルなどに反射し複数の伝搬路を通って受信機に到達する．この複数の到来波を受信機への到達時間ごとに分解し合成するのがRAKE受信機である．本論文では通信路の状態に合わせて適応的に合成係数を変化させるRAKE受信機を提案し，周波数利用効率を約４倍改善することを示した．