研究発表 - 神成　文彦

NSOMによるフェムト秒レーザー励起プラズモン応答関数計測

松石圭一郎，原田卓弥，大井潤，大西秀太郎，大石裕，神成文彦

[国内会議]  レーザー学会学術講演会第31回年次大会 （電気通信大学） , 

2011年01月

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口頭発表（一般）

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走査型近接場顕微鏡と周波数干渉計測を組み合わせて，金ナノ構造のフェムト秒励起局在プラズモン場の振幅・位相波形を計測した結果を報告した。

Dissociative ionization of ethanol in intense UV laser fields studied by photoelectron-photoion coincidence momentum imaging

R. Itakura, T. Ikuta, K. Hosaka, H. Akagi, K. Yamanouchi, A. Yokoyama, F. Kannari

[国際会議]  2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies （Hawaii,USA） , 

2010年12月

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口頭発表（招待・特別）

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フェムト秒レーザー励起によるエタノール分子の解離性イオン化経路を解析するためにフラグメントイオン運動量－光電子エネルギー同時計測法を用い，レーザー波長800nmと400nmによる違いを調べた。波長および光強度により直接励起および基底イオン準位を介した非断熱遷移の比か変化することを明らかにした。

フェムト秒レーザーを用いたスクイーズドパルス発生

神成文彦

[国内会議]  電子情報通信学会第６回超高速光エレクトロニクス研究会 （つくば） , 

2010年12月

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口頭発表（招待・特別）

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フェムト秒ファイバ非線形光学を用いたスクイーズドパルス発生における原理，実験結果と課題について講演を行った。

Grating formation with shaped femtosecond laser pulses in Fe:LiNbO3 for two-wave mixing amplification

Md. M. Kabir, Y. Oishi, and F. Kannari

[国際会議]  OSA Frontier in Optics （Rochester, USA） , 

2010年10月

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ポスター発表, Optical Society of America

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Fe:LiNbO3フォトリフラクティブ結晶を用い，波長800nmにおける1光子吸収過程で体積ホログラムの書き込み，読み出しが可能であることを示した。フェムト秒レーザーを用いると実効的な回折格子体積が減少するため，周波数チャープによる長パルス化が有効であり，繰り返し周波数1kHzの増幅パルスを用いた2光波混合増幅が可能であることを実験から明らかにした。

Spatiotemporal measurement of femtosecond localized plasmon by spectral interferometry combined with NSOM for adaptive control

K. Matsuishi, T. Harada, J. Oi, Y. Oishi and F. Kannari

[国際会議]  OSA Frontier in Optics （Rochester, USA） , 

2010年10月

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ポスター発表, Optical Society of America

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走査型近接場顕微鏡と周波数干渉計測を組み合わせることでフェムト秒励起局在プラズモンの振幅，位相時間特性を計測できることを実証した。また，フェムト秒レーザー波形を整形することで局在プラズモン場を時空間制御できることを理論モデルから明らかにした。

フェムト秒レーザー励起局在プラズモン特性の計測と時空間制御

神成文彦

[国内会議]  第４回超高速フォトニクスシンポジウム （早大理工） , 

2010年10月

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口頭発表（招待・特別）

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フェムト秒レーザー励起局在プラズモン場の時空間制御の概念と必要な計測手法を実験結果をもとに講演した。

Characterization and control of femtosecond localized plasmon using spectral interferometry with SNOM or fringe-resolved autocorrelation with dark-field microscopy

F. Kannari, K. Matsuishi, T. Harada, J. Ohi, and Y. Oishi

[国際会議]  36th European Conference and Exibition on Optical Communication (ECOC2010) （Torino, Italy） , 

2010年09月

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口頭発表（一般）

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金ナノ構造におけるフェムト秒レーザー励起局在プラズモンを時空間制御するアイデアと，その実証に必要な計測手法を実証した。計測法には，走査型近接場顕鏡と周波数干渉を組み合わせた手法と，暗視野顕微鏡と相関計測を組み合わせた手法を考案し，その有用性を実証した。

レーザーパルスの高機能制御による２光子励起蛍光顕微鏡の新しい方向性

神成文彦，磯部圭佑，須田亮，河野弘幸，水野秀昭，宮脇敦史，緑川克美

[国内会議]  第１９回日本バイオイメージング学会 （慶應義塾大学，来往舎） , 

2010年09月

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口頭発表（招待・特別）

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フェムト秒レーザーを用いた多光子励起蛍光顕微鏡において，波形整形による蛍光タンパク質の選択的励起が可能であることをはじめとして，様々な高機能性を紹介した。

Intracavity second-harmonic generation of Pr:YLF Q-switched lasers

F. Kannari, J. Kojo, Y. Watanabe, Y. Kojima, and H. Nemoto

[国際会議]  4th EPS-QEOD Europhoton Conference （Hamburg） , 

2010年09月

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ポスター発表

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GaN半導体レーザー励起Pr:YLFレーザーのQスイッチ共振器内SHGによる波長312nmの紫外ナノ秒レーザーパルス出力特性を発表した。

Grating formation with shaped femtosecond pulses in photorefractive crystals toward two-wave mixing amplification

Y. Oishi, Md. M. Kabir, and F. Kannari

[国際会議]  International Workshop of the Stimulated Brillouin Scattering and Phase Conjugation （Chiba） , 

2010年08月

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口頭発表（一般）

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Fe:LiNbO3フォトリフラクティブ結晶を用い，波長800nmにおける1光子吸収過程で体積ホログラムの書き込み，読み出しが可能であることを示した。フェムト秒レーザーを用いると実効的な回折格子体積が減少するため，周波数チャープによる長パルス化が有効であり，繰り返し周波数1kHzの増幅パルスを用いた2光波混合増幅が可能であることを実験から明らかにした。また，波長800nmにおける低い吸収特性を補うために可視光の重畳励起の有用性を提案した。

波形整形円偏光パルスを用いた中空ファイバによるスペクトル広帯域化

大石 裕、根本寛之、神成文彦

[国内会議]  電子情報通信学会第５回超高速光エレクトロニクス研究会 （慶應義塾大学，日吉来往舎） , 

2010年08月

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口頭発表（一般）

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希ガス封入中空ファイバを用いたフェムト秒レーザーの広帯域化において，高強度で問題となるイオン化を円偏光を用い得ることで低減できることを実験的に明らかにした。

周波数干渉法を用いた近接場光学顕微鏡およびフリンジ分解相関型暗視野顕微鏡によるフェムト秒励起局在プラズモンの計測

松石圭一郎，原田卓弥，大井潤，大石裕，神成文彦

[国内会議]  ナノオプティクス研究グループ第１９回研究討論会 （早大） , 

2010年07月

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口頭発表（一般）

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フェムト秒レーザー励起局在プラズモン場の計測手法として，周波数干渉走査型近接場顕微鏡，相関計測型暗視野顕微鏡を開発し，プラズモン共鳴観測結果を報告した。

High-resolution fluorescence microscopy employing a cyclic sequential multiphoton excitation

K. Isobe, A. Suda, H. Hashimoto, F. Kannari, H. Kawano, H. Mizuno, A. Miyawaki and K. Midorikawa

[国際会議]  Conference on Laser and Electro Optics (CLEO 2010) （San Jose, USA） , 

2010年06月

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口頭発表（一般）

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蛍光発光準位と非発光準位間を周期的に遷移する蛍光タンパク質においては，その励起過程に起因した非線形光学性が蛍光特性に現われることに着目し，通常の蛍光顕微鏡よりも空間分解特性に優れた非線形蛍光顕微鏡が実現できることを実証した。

Control of nano-scale plasmon in time and space using pulse shaped femtosecond laser

T. Harada, K. Matsuishi, N. Sugiura, Y. Oishi, K. Isobe, A. Suda, H. Mizuno, A. Miyawaki, K. Midorikawa, and F. Kannari

[国際会議]  Conference on Laser and Electro Optics (CLEO 2010) （San Jose, USA） , 

2010年06月

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ポスター発表

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フェムト秒励起金ナノ構造におけるプラズモン共鳴特性を利用すると，フェムト秒レーザー波形整形によりプラズモン場による2光子励起特性を空間的に制御することが可能であり，ナノ空間で蛍光タンパク質の蛍光励起を選択的に実現できることを理論モデルから明らかにした。

Q-switching of Pr3+-doped LiYF4 visible lasers pumped by a high-power GaN diode laser

J. Kojou, Y. Watanabe, Y. Kojima, P. Agrawal and F. Kannari

[国際会議]  Conference on Laser and Electro Optics (CLEO 2010) （San Jose, USA） , 

2010年06月

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ポスター発表

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PrイオンドープYLFレーザーのAO-Qスイッチング発振特性と共振器内2次高調波発生による波長315nmナノ秒パルス光の特性を報告した。

Fourier transform measurement of two-photon photoconversion spectrum of fluorescent protein Kaede

H. Hashimoto, K. Isobe, A. Suda, F. Kannari, H. Kawano, H. Mizuno, A.Miyawaki, and K. Midorikawa

[国際会議]  Conference on Laser and Electro Optics (CLEO 2010) （San Jose, USA） , 

2010年06月

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口頭発表（一般）

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蛍光タンパク質Kaedeの波長800nmにおける2光子励起構造変化スペクトルをFourier非線形吸収分光によってはじめて計測した結果を報告した。同時に光退色スペクトルについても明らかにした。

Spatio-temporal control of local plasmon on Au nano-rods generated by chirped femtosecond laser pulse

T. Harada, K. Matsuishi, N. Sugiura, J. Ohi, Y. Oishi, and F. Kannari

[国際会議]  The International Conference of Nanophotonics 2010 （Tsukuba） , 

2010年05月

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ポスター発表

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金ナノ構造の局在プラズモン共鳴特性を利用し，周波数チャープフェムト秒レーザーを用いてプラズモン場を時空間制御できることを提案した。さらに，プラズモン場のSHGスペクトルをフェムト秒波形整形によって可変に出来ることから，2光子蛍光励起をナノ空間で制御可能であることを明らかにした。

Photoelectron-photoion coincidence momentum imaging for dissociative ionization of ethanol in intense UV laser fields

T. Ikuta, R. Itakura, K. Hosaka, H. Akagi, K.Yamanouchi, F. Kannari, and A.Yokoyama

[国際会議]  The 2nd Shanghai-Tokyo Advanced Research Symposium on Ultrafast Intense Laser Science （Xiamen, China） , 

2010年05月

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口頭発表（招待・特別）

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フラグメントイオン運動量－光電子エネルギー同時計測法を用い，高強度フェムト秒レーザー励起エタノールの解離性イオン化経路を解析した実験結果を報告し，直接的解離性イオン化準位への励起と，基底準位親イオンを介した非断熱遷移過程が存在することを定量的に明らかにした。

Measurement of femtosecond localized plasmon pulse by spectral interferometry combined with SNOM

K. Matsuishi, T. Harada, N. Sugiura, J. Ohi, Y. Oishi and F. Kannari

[国際会議]  The 7th Asia-Pacific Laser Symp.(APLS 2010) （Cheju, Korea） , 

2010年05月

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ポスター発表

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フェムト秒レーザー励起金ナノ構造の局在プラズモン波形を走査型近接場顕微鏡と周波数干渉法を組み合わせて計測可能であることを明らかにした。

Broadband pulse shaping of the third harmonics femtosecond laser pulse utilizing sum frequency mixing

H. Nemoto, G. Wang, Y. Oishi, and F. Kannari

[国際会議]  The 7th Asia-Pacific Laser Symp.(APLS 2010) （Cheju, Korea） , 

2010年05月

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口頭発表（一般）

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波形整形可能な超広帯域フェムト秒レーザーおよびその2倍波，3倍波によるコヒーレント制御の有用性と必要な装置構成を提案した。また，希ガス封入中空ファイバによる白色光発生における波形整形効果，白色光パルスの波形整形，および広帯域位相整合を用いた3倍波発生と間接的波形整形実験の結果を示した。