研究発表 - 梅垣　真祐

Correlation between Second- and　Third-Order Nonlinear-Optical Susceptibility Based on　Electronic Polarization.

T. Iwamura, T. Aihara, T. Fujihara,　S. Umegaki, R. Morita, H. Ito

6th International　Conference on Organic　Nonilinear Optics　(ICONO ‘6), PS28　(Tucson), 

2001年12月

　概要を見る

有機材料では２次と３次の非線形光学定数の間には相関があることを実験的に示し、ＭＮＡ、ＤＡＳＴのように極めて大きな２次の非線形光学定数を有する低分子結晶はＰＤＡなどのポリマーと遜色のない３次の非線形光学特性を有することを明らかにすると共に、これらの定数が２準位モデルに基づく波長分散から導かれる相関関係をもっていることを述べた。

Formation of an Anti-Guide　Structure and Observation of　Enhanced SHG in Photorefractive　Materials.

T. Fujihara, M. Tokuue, S. Umegaki,　T. Sassa, M. Yokoyama

International　Conference on Photo-Responsive Organics　and Polymers 2001　(ICPOP ’01), TuA9　(Seoul), 

2001年08月

　概要を見る

導電性電場配向ポリマーやＬｉＮｂＯ３などのフォトリフラクティブ材料中にポンプ光によって非導波構造を構築できることを述べ、その構造中に基本波が閉じ込められ光第２高調波のパワーが増大することを確認した。

高速電場変調高分子による３次元動画表示

梅垣真祐、渡辺敏行

第１回高分子エレクトロニクス研究会（高分子学会）, 

2001年06月

　概要を見る

ホログラフィックな立体動画表示の歴史を述べた後、実時間で同様のことを実現するための空間光変調デバイスに要求される性能を明らかにし、デバイス材料として電場配向ポリマー、バイモルフ・ポリマーが有用であることを解説した。

Organic Crystal Growth in Guided-　Wave Devices for Quadratic　Nonlinear Optics.

S. Umegaki, T. Fujihara, M. Kobayashi

The 1st Asian　Conference on Crystal　Growth and Crystal　Technology (CGCT-1),F-D-10 (Sendai), 

2000年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

有機２次非線形光学材料を結晶コア・ファイバーのように導波路デバイスの形で結晶化することの利点を述べ、カットオフ波長を顧慮しながら波長変換、光変調に応用することが必要であることを招待講演した。

Formation of Anti-Guide　Structure in a Photorefractive　Polymer by a Pump-Light Beam.

T. Fujihara, T. Sassa, K. Ozawa,S. Umegaki, M. Yokoyama, T. Wada,H. Sasabe

5th International　Conference on Organic　Nonilinear Optics　(ICONO ‘5), B5 (Davos), 

2000年03月

　概要を見る

ポンプ光（波長６３３ｎｍのＨｅ－Ｎｅレーザー）により書き込まれた非導波構造を波長１０６４ｎｍのＹＡＧレーザーの第２高調波に対するメーカー・フリンジによって調べ、熱効果ではなく、フォトリフラクティブ効果に起因するものであることを確認した。

Theory for Self-Enhancement of　Second-Harmonic Generation in a　Photorefractive Polymer Based on　Formation of an Anti-Guide　Structure.

T. Sassa, T. Fujihara, K. Ozawa,　S. Umegaki, M. Yokoyama, T. Wada,　H. Sasabe

5th International　Conference on Organic　Nonilinear Optics　(ICONO ‘5), B13 (Davos), 

2000年03月

　概要を見る

フォトリフラクティブ・ポリマー中に形成された非導波構造によって光第２高調波のパワーがフレネル反射による閉じ込め効果のため増大する現象に関して、理論解析を行った。

Device Fabrication Using Organic　Nonlinear Optical Materials.

S. Umegaki

3rd International　Symposium (Joint　Meeting of ICRS　International　Symposium and ICRS　Conference) (Sendai), 

1999年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

結晶コア・ファイバーを中心に有機２次非線形光学材料を波長変換・光変調に利用する方法について述べると共に、短波長光源実現を目指す電場配向ポリマーによる波長変換の研究は方向が違っていることを指摘する招待講演を行った。

Fabrication of Organic Optical　Waveguides.

S. Umegaki

ICRS International　Symposium on Future　Aspects for Photonics　Technology (Sendai), 

1999年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

あまり顧みられない２次非線形光学材料としての有機結晶を波長変換や光変調を目的として、導波路デバイス化することの利点について招待講演を行った。

Poled Polymer Spatial Light　Modulator and Their Application　to Optical Computing.

T. Yatagai, K. Harada, K. Munakata,　S. Umegaki, M.Itoh

Chitose International　Forum on Photonic　Science, Extended　Abstracts, S5-3　(Chitose), 

1999年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

ｎＭＯＳ－電場配向ポリマー薄膜－多層膜ミラーを２次元に配列（実験では１次元）した空間光変調素子の光コンピューティングへの応用について招待講演を行った。

Organic Crystals for　Electro-Optic Modulations of　Light.

S. Umegaki, Y. Koyata, H. Hakozaki

Chitose International　Forum on Photonic　Science, Extended　Abstracts, S5-2　(Chitose), 

1999年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

有機２次非線形光学材料を薄膜結晶あるいはファイバー・コア結晶として、セナルモン法によるポッケルス係数測定を行った結果について述べ、それらを電気光学効果を用いた光変調素子として用い得る可能性について招待講演を行った。

Direct Fabrication of Surface　Relief Electro-Optic Gratings in　Azo-Polymer Films.

K. Munakata, K.Harada, N. Yoshikawa,　M.Itoh, S. Umegaki, T. Yatagai

CLEO/Pacific Rim ’99　(Seoul), 

1999年08月

　概要を見る

アゾ・ポリマーを用いて、電気光学効果を示す表面回折格子が形成できることを示した。

有機二次非線形光学結晶に対する三次非線形の評価

梅垣真祐

産業科学技術第６回　非線形光電子材料シンポジウム　（通産省）, 

1999年03月

　概要を見る

有機材料では２次と３次の非線形光学定数の間には相関があることを実験的に示し、ＭＮＡのように極めて大きな２次の非線形光学定数を有する低分子結晶はＰＤＡなどのポリマーと遜色のない３次の非線形光学特性を有することを明らかにした。

Fabrication of Channel Waveguide　and Submicron χ(2) Grating byDirect Electron-Beam Writing　Method in Azo-Dye-Doped and　Substituted Polymer.

Y. Che, O. Sugihara, C. Egami, N. Okamoto,S. Umegaki

3rd Japan-France Joint　Forum (JFJF’3), O-4　(Paris), 

1998年11月

　概要を見る

アゾ色素をドープしたり、側鎖修飾したポリマー薄膜に電子ビームによってチャネル導波路やχ(2) の回折格子を形成できることを示した。

Direct Fabrication of Electro-Optic Grating in Azo-Polymer Films.

K.Munakata, K.Harada, N.Yoshikawa,M.Itoh, S.Umegaki, T.Yatagai

4th International Conference on Organic Nonlinear Optics (ICONO'4), Extended Abstracts, 

1998年10月

, 

(Chitose)

　概要を見る

オレンジTom-1側鎖型電場配向ポリマーを用い、アルゴン・レーザーを光源としてマスクを用いた場合と２光束干渉を用いた場合の２方法により回折格子を作製し、回折光の電場変調を行った。

Development of High-Speed Spatial Light Modulators with High Tg Poled-Polymers.

K.Harada, K.Munakata, M.Itoh,N.Yoshikawa, S.Umegaki, T.Fukuda,H.Matsuda, T.Shiraga, M.Kato, H.Yonezu,T.Yatagai

4th International Conference on Organic Nonlinear Optics (ICONO'4), Extended Abstracts, 

1998年10月

, 

(Chitose)

　概要を見る

電場配向ポリマーをLSIプロセッサー上にスピンコートし、LSIの動作に従った空間光変調を実現した。共振器構造とした場合の変調特性も見積もった。

A Gradually Formed Anti-Guide Structure in a Nonlinear-Optical Photoconducting Polymer.

T.Sassa, S.Umegaki, T.Wada, H.Sasabe

4th International Conference on Organic Nonlinear Optics (ICONO'4), Extended Abstracts, 

1998年10月

, 

(Chitose)

　概要を見る

1064nmの基本波に対する光第２高調波パワーが、He-Neレーザーによって非線形導電性ポリマー中に構築されるアンチガイド構造により増大することを示した。

Use of High Tg Poled-Polymer for Spatial Light Modulators.

K.Harada, K.Munakata, M.Itoh,N.Yoshikawa, S.Umegaki, T.Fukuda,H.Matsuda, T.Shiraga, M.Kato, T.Yatagai

International Symposium on Image Processing Molecular Systems (IPMS'98), 

1998年03月

, 

(Tsukuba)

　概要を見る

電気アドレス型空間光変調素子用ポリマーとして、ITO膜等の熱蒸着可能なマレイミド系ポリマーを共振器構造中で用い、10MHzに達する高速変調を得た。

Optically Functional Organic Materials for Two-Dimensional Information Processing.

S.Umegaki

International Symposium on Image Processing Molecular Systems (IPMS'98), 

1998年03月

, 

口頭発表（招待・特別）, (Tsukuba)

　概要を見る

コヒーレント光の２次元情報処理あるいは波面制御用材料として、有機電気光学ポリマーの有用性について、導入講演を行った。

Organic Waveguides for Frequency Conversion.

S.Umegaki

International Symposium on Chemical Reaction Science '98, 

1998年01月

, 

口頭発表（招待・特別）, (Sendai)

　概要を見る

レーザー光の周波数変換のための有機材料の利用形態は導波路が最適であることを述べ、結晶・ポリマーの問題点について、招待講演を行った。

Organic Crystals for Quadratic Nonlinear Optics.

S.Umegaki

International Workshop on Nano-Molecular Electronics '97, O-19, 

1997年12月

, 

口頭発表（招待・特別）, (Kobe)

　概要を見る

２次非線形光学のための有機材料を波長変換、光変調等に用いる場合の問題点、課題について、招待講演を行った。