Papers - Shizawa, Kazuyuki

原子配列を考慮したエネルギー方程式の微視的導出手法

安井義博、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 Vol.62 ( No.601 ) 2116-2121 1996.09

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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固体内部の原子集団の挙動をメゾ要素内で平均化することにより，高次応力，熱流束，内部エネルギーなどの微視的表現を与えると同時に，エネルギー方程式を微視的に導出した。

客観応力速度のスピンを考慮した非共軸形塑性構成式に対する熱力学的導出手法

志澤一之

日本機械学会論文集，A編 Vol.62 ( No.599 ) 1649-1655 1996.07

Research paper (conference, symposium, etc.), Single Work

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客観応力速度における共回転スピンが満足すべき熱力学的要請を明らかにすると同時に，最大エントロピー生成速度の原理に立脚した熱力学的体系のもとで，散逸関数を塑性ポテンシャルとする流れ則の形で非共軸塑性構成式を導出する手法を構築した。

非局所性を考慮した金属内の拡散における基礎方程式

横塚剛秀、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 Vol.62 ( No.599 ) 1590-1596 1996.07

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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物体内にメゾ要素を考え，それを金属中の結晶粒に対応させることにより，材料の内部構造を考慮した拡散理論を一般化連続体力学的に構築した。

設計・製図教育の変遷

徳岡直静，青山英樹，志澤一之

設計工学 Vol.31 ( No.6 ) 10-13 1996.06

Research paper (scientific journal), Joint Work

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今後の理工系大学においては，設計教育と加工教育を融合した総合的実習科目の創設が不可欠であることを論じ，計算機支援によるCAD，CAM，CAT一連の体験実習の必要性について述べた。

一般化連続体力学を用いた拡散方程式の導出とその数値解析

横塚剛秀、船迫匠、島田英徳、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，B編 Vol.62 ( No.597 ) 1977-1983 1996.05

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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エントロピーの増大に必要なメゾ領域を考えて，拡散現象に非局所性を導入する場合，拡散方程式は濃度と微視的濃度こう配を未知量とする連立偏微分方程式になることを示した。また，本方程式系が無限伝播速度の問題に対して一つの解決策を与え得ることを数値解析的に明らかにした。

Discussion of Thermomechnics on the Basis of Frame Invariance of Physical Law

JSME Int.J Vol.37 ( No.1 ) 7-13 1994.01

Research paper (conference, symposium, etc.), Single Work

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互いに剛体運動する2人の観測者に対して熱力学の第1・第2法則が不変であることを利用して，力学的保存則および構成量に対する標構変換則を同時に得るというエネルギー手法を提案した。また標構無差別性原理と一般相対性原理の関係について調べ，前者の位置づけを明確にした。

非瞬時性を考慮した連続体に対する基礎方程式系

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.59 ( No.568 ) 2885-2892 1993.12

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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熱力学的諸量に非瞬時性を導入した場合の連続体に対する基礎方程式系を導出し，熱弾性体に対する運動方程式には温度速度応力に起因する項が生じ，熱伝導方程式と新たな連成を生じること，ならびに熱伝導方程式が双曲型に変更され，温度の無限伝播速度の問題を回避できることを明らかにした。

微視的温度曲率を考慮した連続体の基礎方程式系

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.59 ( No.559 ) 868-875 1993.03

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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微視的温度曲率を考慮した連続体に対する諸構成式ならびに基礎方程式系を導出し，非平衡性の強い熱伝導現象を扱う際には温度や温度こう配のみならず温度曲率の影響をも考慮する必要があることを指摘した。

微視的温度曲率を考慮した連続体の熱力学的考察

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.59 ( No.557 ) 232-239 1993.01

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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物質の状態が空間的に激しく変動する非平衡過程を扱うために，物質中にメゾ要素を考え，その領域中の2次のゆらぎ（微視的温度曲率）までを考慮した場合の連続体に対し，その構成式に熱力学的検討を加えた。

非瞬時性を考慮した連続体に対する熱力学的考察

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.59 ( No.557 ) 225-231 1993.01

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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時間的に激しく変動する連続体の非平衡過程を表現するために，熱力学的諸量に非瞬時性を導入した。その結果，エントロピー流束ならびに保存応力の構成式に温度速度に依存する項が付加されることを示した。

薄肉開き断面部材の断面変形に関する実験的検討

志澤一之，高橋邦弘

土木学会論文集  ( No.450/I-20 ) 193-196 1992.07

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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薄肉開き断面部材に断面変形現象が実際に生ずることを実験的に検証し，設計において部材剛性を安全側に見積るためには断面変形を考慮する必要があることを明らかにした。

標構無差別性原理の立場に関する熱力学的考察

日本機械学会論文集（A編） Vol.58 ( No.550 ) 880-886 1992.06

Research paper (conference, symposium, etc.), Single Work

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熱力学の第1・第2法則の客観性を認めることで，応力等の構成式に対する標構変換則が導けることを示し，標構無差別性原理が一般相対性原理に包含されていることなどについて議論した。

微視的温度こう配を考慮した熱極性物質の基礎方程式系

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.58 ( No.549 ) 725-730 1992.05

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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微視的温度こう配を考慮した熱極性物質に対する運動方程式，熱伝導方程式および温度のゆらぎに対する方程式を導出するとともに，本方程式系に現れる新たな物質定数が満足すべき関係式を導いた。

微視的温度こう配を考慮した熱極性物質の構成式

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.58 ( No.548 ) 607-613 1992.04

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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連続体中にメゾ要素を考え，その中で定義される微視的温度こう配が熱的ゆらぎを支配するような熱極性物質に対する構成式を熱力学的制約条件が満足されるように導出し，応力が微視的温度こう配にも依存することを明らかにした。

高階層極性物質の連続体力学（第4報・構成式に対する熱力学的考察）

志澤一之，小林誠一，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.57 ( No.536 ) 900-906 1991.04

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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高階層極性物質に対するClausius-Duhemの不等式を導くことにより，諸内力と自由エネルギー・散逸関数との間に成立する関係式を導出し，内力の諸構成式が満足すべき熱力学的制限を明らかにした。

高階層極性物質の連続体力学（第3報・ひずみおよび変位）

志澤一之，小林誠一，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.57 ( No.536 ) 892-899 1991.04

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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高階層極性物質の変形を特徴づける独特のひずみおよび変位を新たに定義し，さらに，ひずみ-変位関係式を与えることにより，ここで定義したひずみの幾何学的意味について考察した。

高階層極性物質の連続体力学（第2報・力学的釣合い方程式およびバイモーメントの概念の拡張）

志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集（A編） Vol.55 ( No.519 ) 2363-2369 1989.11

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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高階層極性体に対する力学的釣合い方程式を導出して，双偶応力なる新たな内力を定義し，それが薄肉構造部材におけるバイオモーメントを一般化した内力であることを指摘した。

高階層極性物質の連続体力学（第1報・運動学）

高橋邦弘，志澤一之

日本機械学会論文集（A編） Vol.55 ( No.519 ) 2356-2362 1989.11

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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著者の一人が提唱した高階層極性体の概念に基づいて，その運動学に対して定式化を行い，階層2の極性体は従来の極性体が有する変位，回転の自由度に加え，ねじれ回転の自由度をも有することを明らかにした。

Theoretical Consideration of the Fundamental Behavior of Conducting Magnetic Fluids（1st Report，Couette Like Flow）

金田武司，志澤一之，棚橋隆彦

JSME International Journal Vol.30 ( No.268 ) 1567-1576 1987.10

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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平行平板間導電性磁性流体のクェット的流れに対する流れ場，電磁場および温度場などの解析解を求めた。また，流れを特徴づける新たな数個の無次元数を定義し，それらが流れに及ぼす影響について検討した。

導電性磁性流体の基本的流動特性に関する理論解析（平行平板間単純せん断流れ）

志澤一之，井門康司，棚橋隆彦

日本機械学会論文集（B編） Vol.53 ( No.492 ) 2423-2432 1987.08

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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導電性磁性流体の平行平板間単純せん断流れに対して理論解析を行い，主な流体力学的諸量の解析解を求めた。また，流れ場と電磁場の相互作用を表す無次元数が，流れに及ぼす影響について議論した。