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人工真皮サンドウィッチ法の有用性　多施設共同前向き観察研究の立案および現状

山元 良, 佐藤 幸男, 松村 一, 池田 弘人, 今井 啓道, 上田 敬博, 福田 憲翁, 佐々木 淳一

熱傷, 

2023.12

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(一社)日本熱傷学会

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本報告では,皮膚移植に関する臨床研究の立案過程を解説する.さまざまな皮膚移植法が存在するなか,人工真皮を用いた移植によって創の機能や整容を向上させる可能性が示唆されている.従来,人工真皮を用いた治療戦略では,人工真皮の移植・生着確認ののちに自家分層植皮を行うという二期的手術が一般的であったが,近年では自家網状分層植皮の表層に人工真皮の植皮を一期的に行うという手法,人工真皮サンドウィッチ法が提案され,臨床実用されている.しかし,その効果は証明されておらず,われわれはその有用性を評価するため多施設共同前向き観察研究を実施するにいたった.そこで,本研究の立案・開始までの過程を紹介する.研究立案期において,人工真皮サンドウィッチ法の対象創と対照術式の設定に苦慮した.最終的に,期待される効果を総治療期間の短縮効果および採皮面積の縮小効果の2つに整理し検討した.総治療期間の短縮効果を評価するために,深部まで及ぶ皮膚欠損創を対象創とし,人工真皮を用いる従来の二期的手術を対照術式とした.また,採皮面積の減少効果を評価するために,広範囲皮膚欠損創を対象とし,低倍率網状分層植皮を対照術式とした.また,術式選択に関して多くの交絡因子が存在することが考えられ,皮膚移植対象創に関する過不足ない情報が何かを検討し,アウトカムの評価方法について深く議論したことが,研究計画設定において非常に重要であったと考えられる.本研究結果がつぎのランダム化比較試験へ繋がることを期待している.(著者抄録)

二次救急外来での医療ソーシャルワーカー介入事例の検討

上倉 英恵, 山元 良, 小林 いつか, 並木 淳, 森谷 和徳

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

不整脈を伴うカフェイン中毒に対してランジオロール、腎代替療法を導入した1例

黒宮 みの里, 児玉 充輝, 佐藤 幸男, 前島 克哉, 小川 広晃, 多村 知剛, 山元 良, 本間 康一郎, 佐々木 淳一

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

ST上昇型心筋梗塞を合併する大動脈解離のスクリーニングにおけるD-dimerの有用性

垣内 大樹, 山元 良, 佐々木 淳一

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

JTDB新データを用いての外傷におけるV-A ECMOの使用の検討

阿久津 智洋, 遠藤 彰, 山元 良, 山川 一馬, 鈴木 啓介, 星 博勝

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

ISS 15点以下の非重症外傷患者の臨床経過に関する記述的研究　JTDB解析

西居 智信, 山川 一馬, 島津 和晃, 高島 章伍, 山元 良, 遠藤 彰

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

病院前でのshockable rhythmは心原性心停止を示唆し転帰と関連するか

小川 広晃, 多村 知剛, 立石 順久, 北村 伸哉, 田上 隆, 康永 秀生, 麻生 将太郎, 武田 宗和, 山元 良, 本間 康一郎, 佐々木 淳一

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

院外心停止患者における自己心拍再開直後の高酸素血症と神経学的予後の関連

山中 隆広, 山元 良, 小笠原 智子, 北村 伸哉, 田上 隆, 康永 秀生, 麻生 将太郎, 武田 宗和, 多村 知剛, 本間 康一郎, 佐々木 淳一

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

老健施設内の心停止患者における神経予後の検討

大野 聡一郎, 山元 良, 多村 知剛, 本間 康一郎, 佐々木 淳一, 杉山 和宏, 北村 伸哉, 田上 隆, 康永 秀生, 麻生 将太郎, 武田 宗和

日本救急医学会雑誌, 

2023.12

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(一社)日本救急医学会

人工真皮サンドイッチ法の有用性の検討　多施設共同前向き観察研究の現状

山元 良, 佐藤 幸男, 佐々木 淳一, 松村 一, 池田 弘人

熱傷, 

2023.11

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(一社)日本熱傷学会

民間療法としての高濃度水素ガス吸入により受傷した顔面熱傷および気道損傷の1例

垣内 大樹, 佐藤 幸男, 山下 幾太郎, 山元 良, 佐々木 淳一

熱傷, 

2023.11

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(一社)日本熱傷学会

当院におけるabdominal sepsisに対するダメージコントロール戦略

山下 幾太郎, 佐藤 幸男, 矢島 慶太郎, 松岡 義, 山元 良, 佐々木 淳一

日本外科感染症学会雑誌, 

2023.11

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(一社)日本外科感染症学会

当救命救急センターにおける気道損傷患者の疫学的検討

松村 一希, 山元 良, 米田 龍平, 鈴木 大聡, 磯野 伸雄, 佐々木 淳一, 清水 敬樹

熱傷, 

2023.11

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(一社)日本熱傷学会

広範囲熱傷,皮膚・軟部組織感染症に対する治療戦略　広範囲熱傷および皮膚軟部組織感染症に対する局所陰圧閉鎖療法　単施設の経験

佐藤 幸男, 山下 幾太郎, 山元 良, 矢島 慶太郎, 西田 有正, 大野 聡一郎, 松岡 義, 佐々木 淳一

日本外科感染症学会雑誌, 

2023.11

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(一社)日本外科感染症学会

敗血症性ショックに合併した低温熱傷を疑う接触熱傷の1例

佐藤 幸男, 山中 隆広, 矢島 慶太郎, 山下 幾太郎, 垣内 大樹, 山元 良, 佐々木 淳一

熱傷, 

2023.09

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(一社)日本熱傷学会

【輸液管理のすべて-研修医からの質問257-】急性期病態編　多発外傷患者の輸液管理

山元 良

救急・集中治療, 

2023.08

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(株)総合医学社

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＜ここがポイント!＞▼多発外傷患者の救急外来による初期輸液としては,可能な限り輸血製剤を準備し,晶質液(crystalloid)を用いる.▼輸液投与に用いる点滴ラインはなるべく径が太いものを選択するが,耐圧ラインの使用タイミングについてあらかじめ考えておく.▼循環動態が不安定なときは迅速に止血・輸血投与を実施するが,それまでは急速輸液を行う.▼循環動態が不安定な多発外傷患者に対する急速輸液は,一時的な処置にすぎないことを理解する.▼循環動態が安定した後は,患者の状況を評価し至適輸液量へ調整する.これは,ほかの集中治療を要する患者と同様である.(著者抄録)

【外傷CTは"何のトンネル"だ?】領域別　外傷CTの実際　体幹部穿通性外傷診療とCT

山元 良

救急医学, 

2023.07

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(株)へるす出版

侵襲とショックから明日のCritical care nutritionを科学する　循環動態不安定な重症患者において、経腸栄養は行うべきか?システマティックレビューとメタアナリシス

田口 聡久, 佐川 まさの, 東別府 直紀, 山元 良, 淺見 貞晴, 大内 玲, 佐藤 武揚, 川治 崇泰, 中村 謙介, 小谷 穣治

Shock: 日本Shock学会雑誌, 

2023.07

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(一社)日本Shock学会

【レジデントが知っておくべき敗血症診療のポイント&ピットフォール】ステロイド・IVIG治療のポイント 補助療法としての効果は?

山元 良, 藤島 清太郎

月刊レジデント, 

2023.06

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(株)医学出版

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＜Point(1)＞敗血症において,ステロイド治療の適応を説明できる.＜Point(2)＞敗血症に投与するステロイドの種類・量を説明できる.＜Point(3)＞IVIGとはどんな治療薬なのかを説明できる.＜Point(4)＞敗血症において,IVIGの適応を説明できる.(著者抄録)

【徹底ガイド 重症感染症のすべて-研修医からの質問302-】感染症の診断・治療・病態 消毒薬の効果と限界

堀越 雄一郎, 山元 良, 佐々木 淳一

救急・集中治療, 

2023.05

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(株)総合医学社

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＜ここがポイント!＞▼医療関連感染症は医療行為を介して罹患する感染症のことであり,いまだ高い有病率を認め,患者の健康のみならず社会への経済的影響も重大である.▼医療関連感染症を防ぐ手段として,正しい方法で行う手指衛生は非常に重要である.▼手指衛生に用いる消毒薬の種類を認知し,適切な種類と濃度をもって手指衛生を実施することが重要である.▼消毒薬を使用する際には,消毒薬への感受性低下の可能性を認識し,適切な濃度と量を用いることを意識する.▼消毒薬を用いた手指衛生を実施すべきタイミングを理解し,診療中に正しく実施することが重要である.(著者抄録)