論文 - 内田　裕之

援助技術、統合失調症の薬物療法

内田 裕之

精神科臨床サービス 3   449-454 2003年

研究論文（学術雑誌）, 単著

抗精神病薬多剤併用療法に対する減量・減薬の試みー対応ガイドラインー

鈴木健文,内田裕之,渡邊衡一郎,八木剛平

精神科治療学 18   899-906 2003年

研究論文（学術雑誌）, 共著

抗精神病薬の多種併用及び大量療法の有用性に関する研究

鈴木 健文, 渡邊 衡一郎, 高野 晴成, 角田 健一, 内田 裕之, 八木 剛平, 鹿島 晴男

精神薬療研究年報 （(公財)先進医薬研究振興財団）   （ 34 ） 84 - 92 2002年03月

ISSN  1346-1702

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有効性を支持するエビデンスに乏しいにも拘わらず,精神分裂病の治療に汎用されてきている抗精神病薬の多種併用及び大量療法を批判的に検証するため,慢性の精神分裂病に罹患し,半年間以上処方変更が行われず,病状の固定化した患者の抗精神病薬を,クロルプロマジン換算等価量をおおよそ維持しながら主剤の単独服用に移行(単剤化研究),或いは一日服薬量が1000mgを越える例で,用量の少ない薬剤より順に減薬(減量研究)し,病状を24週以上観察した.単剤化研究では,72.5%が成功し,総じて精神症状は不変,使用抗精神病薬数が3.0→1.5剤に削減できた.減量研究では,87.5%が成功し,使用抗精神病薬量が2018→815mg/日に削減され,GAF及びSOIは有意に改善し,GIは2.2と大幅に緩和された.よって,抗精神病薬の多種併用・大量療法の妥当性は多くの場合否定され,大量処方例においては,減量が積極的な治療方法となり得ることが示唆された

抗精神病薬の多量併用及び大量療法の有性に関する研究

鈴木健文,渡邊衡一郎,高野晴成,角田健一,内田裕之,八木剛平,鹿島晴雄

精神薬療研究年報 34   84-92 2002年

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

米国ロチェスター大学における急性精神病に対する救急薬物療法事情

内田裕之,渡邊衡一郎

精神科治療学 17   367-370 2002年

研究論文（学術雑誌）, 共著

オランザピン

内田裕之,八木剛平

臨床と薬物治療 21   314-315 2002年

研究論文（学術雑誌）, 共著

多剤併用大量療法の弊害、そして減量・単剤化の試みを解説します

内田 裕之

精神看護 5   27-33 2002年

研究論文（学術雑誌）, 単著

精神分裂病の慢性例に対する抗精神病薬の多種併用と大量投与の有用性に関する研究

八木 剛平, 高野 晴成, 渡邊 衡一郎, 鈴木 健文, 内田 裕之, 田中 謙二

厚生労働省精神・神経疾患研究委託費総括研究報告書 精神分裂病の病態,治療・リハビリテーションに関する研究 （厚生労働省精神・神経疾患研究班）  平成12年度   83 - 87 2001年03月

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精神分裂病・分裂感情病で,2種類以上の抗精神病薬を服用し,6ヵ月以上処方の変更がない24名を対象に単剤化を試みた.変更開始時と終了時のGAF得点には有意な変化はなかった.最終判定では「同等或いは単剤が優る」は16名,判定保留2名,「単剤が劣る」6名であった.悪化例の症状増悪は比較的早期に生じ,処方を戻した後は安定した.悪化は低力価薬から高力価薬への以降の際に生じやすかった.一方大量投与例34名に対しては減量を試み,1日CP換算量平均1944mg/日から687mg/日へ,平均7.2ヵ月かけて行った.GAFは減量開始時32.1点から終了後39.8点へ,SOIは4.6点から4.0点へいずれも有意に改善した.最終判定では「減量後の方が優る」23名,不変6名,悪化5名であった.減量成功例と悪化例において減量前の特徴に有意差はなく,減量のペースにも差はなかった

抗精神病薬の多剤併用大量療法の減量、単剤化の試み

内田裕之,高野晴成,八木剛平

臨床精神薬理 4   1389-1395 2001年

研究論文（学術雑誌）, 共著

2症候群説から３－５症候群説へ

内田 裕之

精神医学レビュー 37   44-51 2000年

研究論文（学術雑誌）, 単著

高機能広汎性発達障害のロールシャッハ反応(1)　量的分析を中心に

辻井 正次, 内田 裕之

ロールシャッハ法研究 （日本ロールシャッハ学会）  3   12 - 23 1999年11月

ISSN  1345-0743

難聴と遅発性パラフレニア

内田裕之,濱田秀伯

老年精神医学雑誌 11   615-619 1999年

研究論文（学術雑誌）, 共著