Reviews, Commentaries, etc. - Kikuchi, Jun

皮膚エリテマトーデスの精査中に中毒性表皮壊死症様皮疹をきたし全身性エリテマトーデスの診断に至った症例

鈴木 悠史, 鈴木 浩司, 秋山 光浩, 近藤 泰, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 金子 祐子

日本リウマチ学会関東支部学術集会プログラム・抄録集 (日本リウマチ学会-関東支部)  33回   62 - 62 2023.12

全身性エリテマトーデス患者におけるSARS-CoV-2 mRNAワクチン投与後の再燃は投与前の疾患活動性と関連する

菊池 潤, 近藤 泰, 小島 修一郎, 葛西 志保, 堺 優真, 竹下 勝, 平本 和音, 齋藤 俊太郎, 福井 裕之, 花岡 洋成, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  51回   122 - 122 2023.10

入院しステロイド療法を行ったリウマチ膠原病患者のサルコペニアの進行と関連する因子の探索

花岡 洋成, 菊池 潤, 平本 和音, 秋山 光浩, 齋藤 俊太郎, 近藤 泰, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  51回   118 - 118 2023.10

高齢発症SLE・その他　全身性エリテマトーデス患者におけるSARS-CoV-2 mRNAワクチン投与後の再燃は投与前の疾患活動性と関連する

菊池 潤, 近藤 泰, 竹下 勝, 平本 和音, 齋藤 俊太郎, 福井 裕之, 花岡 洋成, 鈴木 勝也, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  67回   556 - 556 2023.03

関節リウマチ患者におけるSARS-CoV-2ワクチン接種後の疾患増悪に関する検討

小島 修一郎, 近藤 泰, 堺 優真, 葛西 志保, 竹下 勝, 菊池 潤, 花岡 洋成, 鈴木 勝也, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  67回   909 - 909 2023.03

疫学2:SLE、DM/PM、PMRの観察研究　抗ARS抗体陽性例の初診時における臨床症状・診断の経過による変遷についての検討

猪谷 哲司, 近藤 泰, 高梨 敏史, 石垣 星, 鈴木 浩司, 齋藤 俊太郎, 竹下 勝, 菊池 潤, 花岡 洋成, 鈴木 勝也, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  67回   540 - 540 2023.03

成人発症スティル病における大腿骨頭壊死合併頻度とそのリスク因子の検討

葛西 志保, 近藤 泰, 堺 優真, 小島 修一郎, 玉井 博也, 松本 紘太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 鈴木 勝也, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  67回   909 - 909 2023.03

関節リウマチにおける関節炎およびリウマトイド血管炎に対するリツキシマブの有効性と安全性

高梨敏史, 近藤泰, 齋藤俊太郎, 菊池潤, 花岡洋成, 竹内勤, 金子祐子

日本臨床リウマチ学会プログラム・抄録集 38th 2023

膠原病患者におけるステロイド性骨粗鬆症に対するデノスマブの有効性を予測する因子の探索

花岡 洋成, 菊池 潤, 近藤 泰, 齋藤 俊太郎, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  50回   109 - 109 2022.10

活動性ループス腎炎における深い寛解(Deep remission)の臨床的意義と免疫学的関連因子の検討

菊池 潤, 花岡 洋成, 齋藤 俊太郎, 平本 和音, 関 則靖, 竹内 勤, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  50回   97 - 97 2022.10

mRNA-1273ワクチンは、リウマチ性疾患患者においても高力価のSARS-CoV-2中和抗体、T細胞反応性を誘導する

近藤 泰, 竹下 勝, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 鈴木 勝也, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  50回   112 - 112 2022.10

SLE患者末梢血単球におけるフラクタルカイン受容体CX3CR1発現と病態との関連に関する検討

吉本 桂子, 鈴木 勝也, 池田 由美, 関 則靖, 平本 和音, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 菅原 邦夫, 千葉 健治, 竹内 勤, 金子 祐子

日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集 ((一社)日本臨床免疫学会)  50回   97 - 97 2022.10

リウマチ性疾患の基礎研究　BAFFシグナル阻害活性作用を有する低分子化合物の自己免疫疾患病態モデルでの経口投与によるB細胞活性化抑制作用の検証

吉本 桂子, 鈴木 勝也, 池田 由美, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 竹内 勤, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  66回   343 - 343 2022.03

SLE患者末梢血CX3CR1陽性CD14++CD16+単球と腎病変との関連

吉本 桂子, 鈴木 勝也, 池田 由美, 関 則靖, 平本 和音, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 菅原 邦夫, 千葉 健治, 竹内 勤, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  66回   568 - 568 2022.03

リウマチ性疾患における感染症　膠原病患者のサイトメガロウイルス(CMV)再活性化に対する抗CMV薬の必要性に関する前方視的検討

太田 裕一朗, 近藤 泰, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 花岡 洋成, 竹内 勤, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  66回   463 - 463 2022.03

リウマチ性疾患における治療関連合併症　膠原病患者の入院による寛解導入療法は1ヵ月間で高率にサルコペニアを誘発する

花岡 洋成, 菊池 潤, 石垣 星, 平本 和音, 近藤 泰, 齋藤 俊太郎, 金子 祐子

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  66回   417 - 417 2022.03

重症活動性全身性エリテマトーデス患者における12ヵ月以内の低疾患活動性達成は良好な予後と関連する

菊池 潤, 花岡 洋成, 齋藤 俊太郎, 大重 達寛, 平本 和音, 竹内 勤, 金子 祐子

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  111 ( Suppl. ) 211 - 211 2022.02

ISSN  0021-5384

難治性の好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(eosinophilic granulomatosis with polyangiitis:EGPA)に対しrituximab(RTX)で寛解導入療法を施行した1例

大草 翔平, 伊達 悠岳, 太田 裕一朗, 菊池 潤, 堀内 直樹, 伊澤 良兼, 關 守信, 大出 尚郎, 中原 仁

臨床神経学 ((一社)日本神経学会)  62 ( 1 ) 85 - 85 2022.01

ISSN  0009-918X

重度の好中球減少を伴う全身性エリテマトーデスの1例

枝元 美緒, 大重 達寛, 菊池 潤, 近藤 泰, 齋藤 俊太郎, 花岡 洋成, 金子 祐子

日本リウマチ学会関東支部学術集会プログラム・抄録集 (日本リウマチ学会-関東支部)  31回   37 - 37 2021.12

関節リウマチの関節外病変　生物学的製剤を使用する関節リウマチにおいて慢性腎臓病への進展と関連する因子は何か

花岡 洋成, 平本 和音, 菊池 潤, 近藤 泰, 金子 祐子, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   323 - 323 2021.03

慢性疼痛患者のMMPIプロフィール傾向について　福島県立医科大学附属病院心身医療科と整形外科とのリエゾンカンファランスを通して

菊池 潤, 松本 貴智, 安藤 由紀, 佐藤 恵美, 石山 あかね, 長谷川 悠衣, 渡邉 宏周, 佐藤 亜希子, 伊藤 雅史, 増子 博文, 矢部 博興

心身医学 ((一社)日本心身医学会)  61 ( 2 ) 198 - 199 2021.03

ISSN  0385-0307

SLE・抗リン脂質抗体症候群(基礎)　I型およびIII型インターフェロンはPD-1hi CXCR5- Tph細胞の誘導を促進する

種村 修平, 関 則靖, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 菅原 邦夫, 吉本 桂子, 鈴木 勝也, 金子 祐子, 千葉 健治, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   384 - 384 2021.03

SLE・抗リン脂質抗体症候群(基礎)　SLEにおけるTph細胞とI型およびIII型インターフェロンの関連性

関 則靖, 種村 修平, 齋藤 俊太郎, 菊池 潤, 菅原 邦夫, 吉本 桂子, 鈴木 勝也, 金子 祐子, 千葉 健治, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   385 - 385 2021.03

SLE・抗リン脂質抗体症候群(臨床):ステロイド　全身性エリテマトーデスにおいてステロイド中止を可能とする予測因子は何か

石垣 星, 花岡 洋成, 菊池 潤, 平本 和音, 金子 祐子, 関 則靖, 千葉 健治, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   372 - 372 2021.03

SLE・抗リン脂質抗体症候群(臨床):バイオマーカー　全身性エリテマトーデスの寛解導入療法における末梢血免疫細胞の変動と臨床的アウトカムの関連

菊池 潤, 花岡 洋成, 齋藤 俊太郎, 牛窪 真理, 大重 達寛, 平本 和音, 金子 祐子, 関 則靖, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   380 - 380 2021.03

SLE・抗リン脂質抗体症候群(臨床):治療目標　活動性全身性エリテマトーデスの寛解導入療法における早期LLDAS達成の臨床的意義

菊池 潤, 花岡 洋成, 齋藤 俊太郎, 大重 達寛, 平本 和音, 金子 祐子, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   370 - 370 2021.03

リウマチ性疾患の基礎研究　関節リウマチ患者のトシリズマブ治療によるregulatory T細胞分画の挙動解析

吉田 広人, 間木 麻友, 玉井 博也, 菊池 潤, 吉本 桂子, 大友 耕太郎, 松本 義弘, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  65回   304 - 304 2021.03

High Serum IgA and High Proportion of Activated Th17 and Activated Treg Cells Are Predictive Biomarkers for Remission Achievement with Abatacept in Patients with Early, Seropositive Rheumatoid Arthritis

Jun Inamo, Yuko Kaneko, Jun Kikuchi, Tsutomu Takeuchi

ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY (WILEY)  71 2019.10

ISSN  2326-5191

LYMPHADENOPATHY IN IGG4-RELATED DISEASE IS ASSOCIATED WITH DISEASE ACTIVITY AND EOSINOPHILIA

Satoshi Takanashi, Jun Kikuchi, Takanori Sasaki, Mitsuhiro Akiyama, Yuko Kaneko, Hidekata Yasuoka, Katsuya Suzuki, Kunio Sugahara, Tsutomu Takeuchi

ANNALS OF THE RHEUMATIC DISEASES (BMJ PUBLISHING GROUP)  78   583 - 584 2019.06

ISSN  0003-4967

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AUTOMATIC DETECTION OF HAND JOINT REGION, ANKYLOSIS AND SUBLUXATION IN RADIOGRAPHIC IMAGES USING DEEP LEARNING: DEVELOPMENT OF ARTIFICIAL INTELLIGENCE-BASED RADIOGRAPHIC EVALUATION SYSTEM FOR BONE DESTRUCTION

Keisuke Izumi, Kanata Suzuki, Masahiro Hashimoto, Toshio Endoh, Kentaro Doi, Yuki Iwai, Jun Inamo, Yuichiro Ota, Nobuhiko Kajio, Jun Kikuchi, Komei Sakata, Satoshi Takanashi, Chihiro Takahashi, Hiroshi Takei, Hiroya Tamai, Kazuoto Hiramoto, Yuko Kaneko, Masahiro Jinzaki, Shigeru Ko, Tsutomu Takeuchi

ANNALS OF THE RHEUMATIC DISEASES (BMJ PUBLISHING GROUP)  78   1364 - 1364 2019.06

ISSN  0003-4967

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IMMUNOGLOBULIN A LEVELS IN ADDITION TO RHEUMATOID FACTOR PREDICTS REMISSION ACHIEVEMENT WITH ABATACEPT IN PATIENTS WITH EARLY RHEUMATOID ARTHRITIS

Jun Inamo, Yuko Kaneko, Jun Kikuchi, Tsutomu Takeuchi

ANNALS OF THE RHEUMATIC DISEASES (BMJ PUBLISHING GROUP)  78   1145 - 1146 2019.06

ISSN  0003-4967

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慢性骨髄性白血病に対してダサチニブ内服中に発症した肺高血圧症を契機に診断された混合性結合組織病の一例

大重 達寛, 菊池 潤, 松本 紘太郎, 仁科 直, 菊池 拓, 金子 祐子, 安岡 秀剛, 鈴木 勝也, 山岡 邦宏, 竹内 勤

関東リウマチ (関東リウマチ研究会)   ( 51 ) 45 - 48 2018.02

ISSN  0911-4807

　View Summary

症例は37歳女性で、健診で白血球増多、血小板増多を指摘されたことを契機に当院血液内科で慢性骨髄性白血病と診断された。ニロチニブ内服を開始していたが、アナフィラキシーをきたしたため翌月よりダサチニブに変更された。分子遺伝学的寛解を達成したが、労作時呼吸困難が出現、定期外来受診時に胸部レントゲンで肺水腫を認め、緊急入院となった。右心カテーテル検査で平均肺動脈圧33mmHgと高値を認め、肺高血圧症と診断した。また、診断基準を満たしていることから、混合性結合組織病と診断した。入院同日よりダサチニブを中止し、右心不全に対しフロセミドを開始し、翌日当科転科の上、PSL高用量での治療を開始した。治療開始後速やかに自覚症状や検査所見の改善を認めた。PSLを漸減し、monthly IVCYを開始したが、右心カテーテルで平均肺動脈圧28mmHgと依然高値であったため、翌日よりマシテンタンを開始した。以降、自覚所見および他覚所見ともに増悪なく退院となった。

Dasatinib投与中に肺高血圧症を伴う混合性結合組織病を発症した慢性骨髄性白血病

綿貫 慎太郎, 菊池 拓, 外山 高朗, 安部 涼平, 中山 瞳, 雁金 大樹, 清水 隆之, 菊池 潤, 松本 紘太郎, 安岡 秀剛, 片岡 雅晴, 岡本 真一郎, 森 毅彦

臨床血液 ((一社)日本血液学会-東京事務局)  59 ( 2 ) 174 - 177 2018.02

ISSN  0485-1439

　View Summary

症例は37歳、女性。慢性期慢性骨髄性白血病に対してnilotinibを開始したが、アレルギー症状のため1ヵ月でdasatinib(100mg/日)に変更した。良好な治療効果が得られていたが、dasatinib開始7ヵ月後に呼吸苦の訴えがあり、来院した。胸部X線と心臓超音波検査にて肺うっ血および肺高血圧症を示す所見を認めた。Raynaud現象、手指の腫脹と皮膚硬化、抗U1-RNP抗体陽性に加え、汎血球減少を認め、混合性結合組織病と診断された。Dasatinibを中止し、prednisolone(1mg/kg)を開始した。治療は奏効し、cyclophosphamideを併用しながらPSLは漸減した。これまでにdasatinib投与下で混合性結合組織病を発症した報告はない。若年女性でもあり潜在的な素因から顕在化した、あるいは偶発症である可能性も十分にあるが、dasatinib治療中の自己免疫疾患発症の可能性について検討が必要と考えられた。(著者抄録)

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Risk Factors for Neuropsychiatric Systemic Lupus Erythematosus and Its Recurrence

Ryusuke Anan, Yuko Kaneko, Jun Kikuchi, Tsutomu Takeuchi

ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY (WILEY)  69 2017.10

ISSN  2326-5191

ダサチニブ内服中肺高血圧(PH)から混合性結合組織病(MCTD)と診断した慢性骨髄性白血病(CML)

綿貫 慎太郎, 菊池 拓, 外山 高朗, 安部 涼平, 中山 瞳, 雁金 大樹, 菊池 潤, 清水 隆之, 森 毅彦, 岡本 真一郎

臨床血液 ((一社)日本血液学会-東京事務局)  58 ( 8 ) 1077 - 1077 2017.08

ISSN  0485-1439

その他の膠原病 成人スティル病早期診断に向けた初発症状の解析

玉井 博也, 仁科 直, 菊池 潤, 金子 祐子, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  61回   468 - 468 2017.03

トシリズマブ投与中寛解維持関節リウマチ患者における投与間隔6週延長に関する前向き研究

菊池 潤, 柴田 明子, 酒井 亮太, 千野 健太郎, 近藤 恒夫, 奥山 あゆみ, 武井 博文, 天野 宏一

日本臨床免疫学会会誌 ((一社)日本臨床免疫学会)  39 ( 4 ) 388 - 388 2016.08

ISSN  0911-4300

　View Summary

<p>  【目的】寛解維持関節リウマチ（RA）患者におけるトシリズマブ（TCZ）の6週投与間隔延長の有効性と忍容性を明らかにすること．【方法】2013年12月から2015年8月に当院通院中で，6回以上TCZを投与されており，3か月以上寛解を維持しているRA患者を対象とした．同意を得て投与間隔を6週間に延長した．【結果】対象患者は23例，平均年齢54.0歳，86.4％が女性，平均罹病期間11.8年，メトトレキサートおよびステロイド使用率はそれぞれ31.8％と9.1％，生物学的製剤の使用歴は63.6％であった．TCZ開始から投与間隔延長までの期間は平均41.5か月であった．延長開始24週後で21例（91.3％）が試験を継続した．延長開始時の平均DAS28-ESRは0.97±0.55であったが，24週後は2.10±1.10であり（p < 0.001），16例（72.7％）が寛解，2例（9.1％）が低疾患活動性を維持した．罹病期間，延長開始後6週までのDAS28-ESR, ESR, CRPの変化量が24週後のDAS28-ESR変化量と正の相関を示した（ρ = 0.41，p = 0.059，ρ = 0.58，p = 0.005，ρ = 0.49，p = 0.020，ρ = 0.51，p = 0.016）．経過中に1例は18週で再燃，1例は5週でリンパ増殖性疾患の再燃で離脱した．有害事象は6例（27.3％）に認め，上気道炎が2例，リンパ増殖性疾患の再燃，転倒による脛骨骨折，鬱滞性皮膚炎，尿路結石症がそれぞれ1例であった．【結論】TCZ投与中寛解維持RA患者において投与間隔を6週間に延長することが有用である可能性が示唆された．</p>

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トシリズマブ投与中寛解維持関節リウマチ患者における投与間隔6週延長に関する前向き研究

菊池 潤, 柴田 明子, 酒井 亮太, 千野 健太郎, 近藤 恒夫, 奥山 あゆみ, 武井 博文, 天野 宏一

日本臨床免疫学会会誌 (日本臨床免疫学会)  39 ( 4 ) 388 - 388 2016.08

ISSN  0911-4300

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Tocilizumab治療RA患者における制御性T細胞と疾患活動性の関連

菊池 潤

リウマチ科 ((有)科学評論社)  55 ( 4 ) 424 - 427 2016.04

ISSN  0915-227X

血管炎 高安動脈炎に対するトシリズマブ単独療法の有用性に関する研究

奥山 あゆみ, 柴田 明子, 酒井 亮太, 菊池 潤, 千野 健太郎, 近藤 恒夫, 武井 博文, 天野 宏一

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  60th   331 - 331 2016.03

リウマチ性疾患の新しい治療法 成人発症スティル病に対するトシリズマブ単独療法の有用性

近藤 恒夫, 柴田 明子, 酒井 亮太, 菊池 潤, 千野 健太郎, 奥山 あゆみ, 武井 博文, 天野 宏一

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  60th   391 - 391 2016.03

関節リウマチの治療 csDMARD併用の有効性 TCZ+MTX併用で寛解となったRA患者におけるMTX中止に関する前向き研究

柴田 明子, 酒井 亮太, 菊池 潤, 千野 健太郎, 近藤 恒夫, 奥山 あゆみ, 武井 博文, 天野 宏一

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  60th   485 - 485 2016.03

急速に拡大した腫瘤性肺病変と壊疽性膿皮症を合併した多発血管炎性肉芽腫症の一例

寺尾 政昭, 近藤 恒夫, 柴田 明子, 酒井 亮太, 菊池 潤, 千野 健太郎, 奥山 あゆみ, 武井 博文, 天野 宏一

関東リウマチ (関東リウマチ研究会)  49 ( 49 ) 227 - 236 2016.03

ISSN  0911-4807

　View Summary

症例は22歳女性で、左下腹部痛が持続し、咳嗽、膿性痰が出現した。経口セフェム系抗生剤は効果なく、CTで右肺尖部に陰影を認めた。抗生剤を投与したが効果なく、肺陰影増大、CRP悪化を認めた。PR3-ANCA陽性で、単純レントゲン上も、2週間の経過で急速に右上葉浸潤影が増悪した。副鼻腔炎、歯肉炎も軽微に存在し、肺腫瘤性病変、尿蛋白陽性・潜血陽性、皮膚組織で巨細胞を伴う壊死性肉芽腫性炎、PR3-ANCA陽性で、GPAと診断した。GPAに対してステロイドパルス療法を開始した。ステロイドに非常によく反応し、CRPは改善したが、mPSLに変更後、微熱、CRP悪化を認めた。PSLにしたところでさらにCRP上昇、咳嗽が増加したためハーフパルスを施行した。その後、再度CRPと咳嗽が増悪し、血漿交換し、ステロイドハーフパルス施行、シクロホスファミドパルス療法隔週投与と併用した。CRP、咳嗽を鎮静化し、入院4ヵ月後に退院した。

Prospective Study about Extension of Dosing Interval with Tocilizumab Therapy in Rheumatoid Arthritis Patients in Remission Maintenance

Jun Kikuchi, Akiko Shibata, Ryota Sakai, Kentaro Chino, Tsuneo Kondo, Ayumi Okuyama, Hirofumi Takei, Koichi Amano

ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY (WILEY-BLACKWELL)  67 2015.10

ISSN  2326-5191

Combined Proliferative and Membranous Lupus Nephritis: Is the Prognosis Really Poor?

Ryota Sakai, Akiko Shibata, Kentaro Chino, Jun Kikuchi, Tsuneo Kondo, Ayumi Okuyama, Hirofumi Takei, Koichi Amano

ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY (WILEY-BLACKWELL)  67 2015.10

ISSN  2326-5191

Novel Function of Tocilizumab As a Modulator of Interleukin-27-Mediated Anti-Inflammatory Responses.

Misato Hashizume, Jun Kikuchi, Keiko Yoshimoto, Tsutomu Takeuchi

ARTHRITIS & RHEUMATOLOGY (WILEY-BLACKWELL)  66   S1257 - S1257 2014.10

ISSN  2326-5191

関節リウマチの治療 生物学的製剤(TNF阻害薬以外) アバタセプト投与関節リウマチ患者における血清サイトカインおよび末梢血単核球サブセットの検討

菊池 潤, 吉本 桂子, 鈴木 勝也, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  58回   349 - 349 2014.03

bio-naive関節リウマチ患者におけるトシリズマブおよびインフリキシマブ治療による血清バイオマーカーの推移

泉 啓介, 金子 祐子, 橋詰 美里, 仁科 直, 菊池 潤, 吉本 桂子, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  58回   679 - 679 2014.03

W1-4 トシリズマブおよびアバタセプト投与関節リウマチ患者の末梢血単核球サブセットの検討

菊池 潤, 橋詰 美里, 吉本 桂子, 鈴木 勝也, 竹内 勤

日臨免誌 (日本臨床免疫学会)  37 ( 4 ) 304b - 304b 2014

ISSN  0911-4300

　View Summary

【目的】トシリズマブ（TCZ）およびアバタセプト（ABT）投与関節リウマチ（RA）患者における末梢血単核球サブセットと活性化マーカーの変動および臨床効果との関連を対比し明らかにすること．【方法】当院でTCZおよびABTを導入した，生物学的製剤使用歴のないRA患者39例と49例の投与前，投与後24週，TCZのみ52週までの末梢血単核球を細胞表面染色後，フローサイトメトリーで解析した．【結果】投与前のTCZ群およびABT群の平均年齢は54.8歳および65.8歳（p＜0.01），平均SDAIは21.1および23.7（p＝0.33），MTX併用率は30.8％および70.6％（p＜0.01）であった．TCZ群はCD4+T細胞中のTreg割合が増加し，疾患活動性の変動と逆相関を示した．また，Treg上のHLA-DR発現が亢進し，B細胞中のmemory B細胞分画の割合および単球中のCD16+CD14+単球の割合が減少した．一方，ABT群はTregを含めたCD4+T細胞の活性化が全般的に低下し，Th1上のHLA-DR発現割合が疾患活動性と相関した．【結論】TCZはIL-6経路阻害によりFoxP3発現を亢進しTreg分化を促進する可能性が考えられた．一方，ABTはCD28経路阻害によりTreg分化を抑制するが，他のT細胞機能抑制により臨床効果を得る可能性が示唆された．

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生物学的製剤不応活動性関節リウマチ患者における末梢血単核球サブセットの活性化

菊池 潤, 小川 祥子, 高岡 初誉, 亀田 秀人, 吉本 桂子, 竹内 勤

日本臨床免疫学会会誌 (日本臨床免疫学会)  36 ( 5 ) 396b - 396b 2013.10

ISSN  0911-4300

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【目的】生物学的製剤にも不応の関節リウマチ（RA）難治例の免疫学的病態を解析し，難治性RAの免疫学的特徴を明らかにするとともに，次なる治療標的の選択に役立てること．【方法】生物学的製剤投与下でも中等度以上の疾患活動性が持続したRA患者16例と健常コントロール12例の末梢血単核球を用いて，Th1，Th2，Th17，Tregを含むCD4陽性T細胞，CD8陽性T細胞，B細胞，単球，NK細胞の活性化を，フローサイトメトリーにより細胞表面マーカーで解析した．【結果】RA患者は平均年齢63.5歳，平均罹病期間142か月，TNF阻害剤不応11例，IL-6R阻害剤不応5例であった．CD4陽性Th1，Th17，CD8陽性T細胞，単球，サイトカイン産生CD56^highCD16^dimNK細胞において，活性化マーカーHLA-DR陽性細胞の割合はいずれのサブセットにおいても，健常コントロールと比較してRAで有意に高値であった．また，CD4陽性細胞上のOX40発現の割合もRAで有意に高値であった．【結論】生物学的製剤不応のRA患者末梢血では，多岐にわたる細胞サブセットが活性化しており，それらが協調的にRA活動性を持続させていることが示唆され，様々な治療標的が選択肢となりうると考えられた．<br>

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関節リウマチの治療 生物学的製剤(TNF阻害薬以外) 高感度ELISA測定系を用いたアバタセプト投与関節リウマチ患者における血中サイトカインの検討

菊池 潤, 亀田 秀人, 吉本 桂子, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会・国際リウマチシンポジウムプログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  57回・22回   391 - 391 2013.03

P5-11&emsp;&emsp;生物学的製剤不応活動性関節リウマチ患者における末梢血単核球サブセットの活性化

菊池 潤, 小川 祥子, 高岡 初誉, 亀田 秀人, 吉本 桂子, 竹内 勤

日臨免誌 (日本臨床免疫学会)  36 ( 5 ) 396b - 396b 2013

ISSN  0911-4300

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【目的】生物学的製剤にも不応の関節リウマチ（RA）難治例の免疫学的病態を解析し，難治性RAの免疫学的特徴を明らかにするとともに，次なる治療標的の選択に役立てること．【方法】生物学的製剤投与下でも中等度以上の疾患活動性が持続したRA患者16例と健常コントロール12例の末梢血単核球を用いて，Th1，Th2，Th17，Tregを含むCD4陽性T細胞，CD8陽性T細胞，B細胞，単球，NK細胞の活性化を，フローサイトメトリーにより細胞表面マーカーで解析した．【結果】RA患者は平均年齢63.5歳，平均罹病期間142か月，TNF阻害剤不応11例，IL-6R阻害剤不応5例であった．CD4陽性Th1，Th17，CD8陽性T細胞，単球，サイトカイン産生CD56&lt;sup&gt;high&lt;/sup&gt;CD16&lt;sup&gt;dim&lt;/sup&gt;NK細胞において，活性化マーカーHLA-DR陽性細胞の割合はいずれのサブセットにおいても，健常コントロールと比較してRAで有意に高値であった．また，CD4陽性細胞上のOX40発現の割合もRAで有意に高値であった．【結論】生物学的製剤不応のRA患者末梢血では，多岐にわたる細胞サブセットが活性化しており，それらが協調的にRA活動性を持続させていることが示唆され，様々な治療標的が選択肢となりうると考えられた．&lt;br&gt;

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Discussion Meeting

TAKEUCHI Tsutomu, ATSUMI Tatsuya, NAGAOKA Shouhei, ORIBE Motohiro, KIKUCHI Jun

日本内科学会雑誌 (日本内科学会)  101 ( 10 ) 2926 - 2942 2012.10

ISSN  0021-5384

【関節リウマチ(RA):診断と治療の進歩】

竹内 勤, 渥美 達也, 長岡 章平, 織部 元廣, 菊池 潤

日本内科学会雑誌 ((一社)日本内科学会)  101 ( 10 ) 2926 - 2942 2012.10

ISSN  0021-5384

抗IL-17抗体 (特集 リウマチ治療薬の新展開)

菊池 潤, 竹内 勤

医薬ジャーナル (医薬ジャーナル社)  48 ( 6 ) 81 - 84 2012.06

ISSN  0287-4741

【リウマチ治療薬の新展開】 抗IL-17抗体

菊池 潤, 竹内 勤

医薬ジャーナル ((株)医薬ジャーナル社)  48 ( 6 ) 1499 - 1502 2012.06

ISSN  0287-4741

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近年、関節リウマチ(RA)における治療選択肢は生物学的製剤の登場により、大幅に広がっている。新たな治療ターゲットとして、炎症性サイトカインの一つであるインターロイキン(IL)-17が注目されている。IL-17は、関節炎モデルマウスで重要な働きが示されており、ヒトにおいても、RA病態との関連を示唆する報告がなされている。現在、RAに対する抗IL-17抗体製剤の治験が進行しており、一定の効果が示されている。本稿では、RAにおけるIL-17に関する知見と治療薬としての抗IL-17抗体の最新の臨床試験結果について論じる。(著者抄録)

生物学的製剤(TNF阻害薬以外) バイオマーカー・PRO IL-6阻害療法とTNF阻害療法ではRA患者末梢血中のCD4+CD45RO+CCR6+CD161+細胞に異なった影響を及ぼす

菊池 潤, 椎名 雅史, 橋詰 美里, 泉 啓介, 吉本 桂子, 亀田 秀人, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会・国際リウマチシンポジウムプログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  56回・21回   383 - 383 2012.03

トシリズマブが奏効した血球貪食症候群合併全身性エリテマトーデス(SLE)の一例

菊池 潤, 花岡 洋成, 金子 祐子, 安岡 秀剛, 瀬田 範行, 亀田 秀人, 桑名 正隆, 竹内 勤

関東リウマチ (関東リウマチ研究会)   ( 45 ) 112 - 119 2012.03

ISSN  0911-4807

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27歳女。SLEのためPSLを内服中に発熱が持続し、血液検査で白血球減少、血小板減少、赤沈亢進、CRP高値、フェリチン高値、凝固能亢進、免疫グロブリン高値、免疫複合体高値、尿蛋白、抗核抗体、抗ds-DNA抗体、抗RNP抗体、抗SS-A抗体、ループスアンチコアグラント陽性、迅速マイコプラズマ抗原陽性を認めた。また、ガリウムシンチグラフィーで肝臓、脾臓、椎体、長管骨、骨盤骨に集積亢進を認めた。活動性のSLEに対しステロイドパルス療法を施行し、脾腫、LDH高値、フェリチン高値を伴っていたため血球貪食症候群を疑った。骨髄検査を行ったところマクロファージを多く認め、血球貪食像が散見され、臨床像と併せて血球貪食症候群と診断した。タクロリムス投与と大量グロブリン療法を行ったものの治療抵抗性で、IL-6を中心としたサイトカインストームの病態が考えられたためトシリズマブを投与したところ、臨床所見、検査所見、画像所見ともに改善した。

生物学的製剤(TNF阻害薬以外) バイオマーカー 電気化学発光マルチサイトカインELISAを用いた関節リウマチ患者に対するアバタセプトの効果予測

菊池 潤, 亀田 秀人, 吉本 桂子, 金子 祐子, 安岡 秀剛, 瀬田 範行, 桑名 正隆, 竹内 勤

日本リウマチ学会総会・学術集会・国際リウマチシンポジウムプログラム・抄録集 ((一社)日本リウマチ学会)  56回・21回   322 - 322 2012.03

P2-068&emsp;&emsp;IL-6阻害剤とTNF阻害剤はRA患者末梢血中のCD4+CD45RO+CCR6+CD161+細胞に異なった影響を及ぼす

菊池 潤, 椎名 雅史, 橋詰 美里, 吉本 桂子, 亀田 秀人, 竹内 勤

日臨免誌 (日本臨床免疫学会)  35 ( 4 ) 360b - 360b 2012

ISSN  0911-4300

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【背景】RAにおけるTh17細胞の病因的意義は不明な点が多い．近年，ヒトTh17細胞の表面マーカーとしてCタイプレクチン様受容体であるCD161が報告された．【目的と方法】RA患者末梢血全血をFACSで解析し，CD4+CD45RO+CCR6+CD161+細胞（以下CD161+細胞とする）のRA病態および治療の影響を探索的に検討した．【結果】RA患者81名（未治療7名，DMARDs治療19名，TNF阻害治療29名，トシリズマブ治療26名），健康成人17名を対象とした．CD4+細胞に占めるCD161+細胞比率はRA無治療群で他の治療群よりも有意に高値であった．健康成人の平均+2標準偏差以上で定めた高値例は，健康成人で0%，RA患者では23%であり，RA患者では，DMARDs治療群（2/19=10.5%）およびトシリズマブ治療群（1/26=3.8%）と比較して，未治療群（5/7=71.4%）およびTNF阻害治療群（11/29=37.9%）で有意に高率であった．さらに，TNF阻害治療群の中で，CD161+細胞高値例は，抗CCP抗体価&gt;100 U/mlではそれ以外と比較して有意に高率であった（66.7%対16.67%）．臨床データを含めた多変量解析の結果，CD161+細胞高値は疾患活動性との相関は示さなかったものの，治療の種類と抗CCP抗体価&gt;100 U/mlが有意な関連因子として抽出された．【結語】RA患者において，未治療例およびTNF阻害剤治療例，抗CCP抗体高値例で，末梢血中CD161+細胞の比率増加が見られた．&lt;br&gt;

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高度の低K血症を呈し、偽性アルドステロン症の関与が疑われた一例

菊池 潤, 田部井 亮, 丸山 達也, 市原 淳弘, 柴田 洋孝, 栗原 勲, 徳山 博文, 脇野 修, 林 晃一, 伊藤 裕

日本腎臓学会誌 ((一社)日本腎臓学会)  52 ( 6 ) 693 - 693 2010.08

ISSN  0385-2385