研究発表 - 富田　広士

9月11日事件をどう見るか

富田 広士

<ラジオたんぱ>慶応義塾の時間「入門講座 イスラームとイスラーム世界」第八回, 

2002年03月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 慶應義塾大学通信教育部

中村覚氏報告「サウディアラビア王国の国民形成　－過程と特性－」討論者

中村覚

日本国際政治学会研究大会　中東分科会 （千葉木更津、かずさアカデミアホール） , 

2001年05月

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その他, 日本国際政治学会

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中村氏の報告はサウジアラビアでの現地調査を踏まえ、同国における国民意識はどの程度育っているかを探っている。部族意識が弱まる一方で、依然ムスリム・アイデンティティが突出する状況の中で、王家は「サウジ人化」を掲げ、上からのイデオロギー操作による「国民意識」創出を図る。討論者は、この問題を反サウード王家運動の動向として捉え直す必要性に言及する。

パレスチナ問題と日本

富田広士

国際セミナー・ハルキ2000 （ギリシャ、エリアメップ） , 

2000年09月

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口頭発表（招待・特別）, ギリシャ財団・ヨーロッパ政治と外交

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本発表は、パレスチナ和平プロセスへの日本の関与、役割に焦点を当て、日本の中東外交が、（１）憲法の規定する平和主義、（２）OＤＡ大国志向の下で、もっぱら経済援助に終始し、和平プロセスに関与するところまでは行っていない現状とその要因を、１９７３年の第４次中東戦争以降の外交姿勢を検討しつつ、分析する。

国際シンポジウム「中東における国家形成と民族関係」、セッション５：「エスニシティと国民経済」ディスカッサント

国立民俗学博物館地域研究企画交流センター（大阪）, 

1997年01月

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シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）

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このセッションには、３つのペーパーが提出された。中でもザーフェル・トプラク教授（トルコ、ボスフォラス大学歴史学科）の「現代トルコの国民経済と民族関係」は、青年トルコ党の経済政策、特に、政府主導型工業化、また経済政策と民族政策の関連、西欧型国民国家思想の適用とその悲劇を明らかにした。

政治部会　コメンテーター

富田 広士

日本・ヨルダン・シンポジウム （国連大学、東京） , 

1995年05月

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シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）, 中東調査会、ヨルダン外交研究所　後援：外務省など

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　ヨルダンは建国の経緯からして、当時からアラブだけでなく欧米列強、現代においても超大国といった国々と、バランスのとれた外交を行ってきた。ヨルダンが、その外交的な才能を発揮する領域は大きいと考える。昨年の対イスラエル和平以降の経済交流進展を見ても、とても安定した感じを持てる。日本は、ヨルダンの外交能力の高和を作曲的に評価すべきだ。
　また、ヨルダンは、比較的早くから自由経済化に取り組んできた。ただ、経済改革に取り組む他の中東地域も同様だが、やみくもに先進国の押しつける方向に進む必要はなく、その国の文化にあった方法がある。日本は、そういう方向の開発を助けるべきだ。そうした観点から、中東あよびヨルダンに対する援助の効果を評価する場合の基準を見直すのがよい。

中東紛争の背景

富田 広士

京滋慶友会講演会 （京都教育文化センター） , 

1991年03月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 京滋慶友会

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3月16日〜17日

中東の紛争とその背景

富田 広士

銀杏の会（慶應義塾女子高等学校同窓会）第27回　アフターレクチュア （慶應義塾女子高等学校会議室） , 

1990年11月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 銀杏の会（慶應義塾女子高等学校同窓会）

Legitimating　Factors　in the Arab Regime : the Case of Jordan

富田広士

第22回北米中東学会 （米国、ロサンジェルス） , 

1988年11月

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口頭発表（一般）, 北米中東学会

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昭和６２年１０月〜翌６３年３月のアンマンでの現地調査に基づき、１９５０年以降のフサイン国王の統治の安定性を、（１）経済発展、（２）政治体制の民主化、（３）対外関係の視点から分析する。特にヨルダン経済におけるパレスチナ人の役割などに注目する。

Legitimating　Factors　in the Arab Regime : the Case of Jordan

富田広士

University of Exeter, Staff/Postgraduate Seminar （英国、エクセター） , 

1988年05月

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口頭発表（一般）, 英国、エクセター大学、政治学部

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昭和６２年１０月〜翌６３年３月のアンマンでの現地調査に基づき、１９５０年以降のフサイン国王の統治の安定性を、（１）経済発展、（２）政治体制の民主化、（３）対外関係の視点から分析する。特にヨルダン経済におけるパレスチナ人の役割などに注目する。

アラブにおける軍部の政治介入　－エジプトを中心にして－

日本中東学会　第３回年次大会公開シンポジウム「中東の軍人　－その過去と現在－」, 

1987年04月

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エジプト革命（１９５２年）における自由将校団の役割、その後の政治体制、社会経済改革の具体化の過程でのナーセルを初めとする軍人エリートの影響力と機能を分析し、その都市中流階層を社会的出自とする彼らのイデオロギーを考察する。

The Decline of Legitimacy in Sadat's Egypt：1979-1981

富田広士

英国中東学会年次総会、オリエント・アフリカ分科会 （英国、ロンドン） , 

1986年07月

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口頭発表（一般）, 英国中東学会

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サーダート政権末期の正統性の低下を招来した要因を、（１）経済を初めとする国内要因、（２）親米路線を基軸とする外交政策、（３）門戸開放政策（インフィターハ）の社会・文化的影響という視点から分析する。

サダト政権初期のエジプト

日本国際政治学会大会　（金沢大学法学部）　中東分科会, 

1985年10月

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サーダート政権初期の閉塞した政治社会状況を描写した上で、そのような状況に対し同政権がどのように対応しようとしたかを、融和的側面と抑圧的側面の両面から分析する。そこから自由化政策の枠組み作りが、この時期に行われたかを考察する。

サダト政権の正統性　－１９７９年〜１９８１年－

富田広士

日本国際政治学会大会　（神戸大学法学部）　自由論題部会 （神戸） , 

1984年05月

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口頭発表（一般）

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サーダート政権末期の正統性の低下をもたらした要因を、（１）経済を初めとする国内要因、（２）親米路線を基軸とする外交政策、（３）門戸開放政策の社会・文化的影響という視点から分析する。