Books - Sugiyama, S.

The information revolution in modern Japan

杉山 伸也, 慶應義塾大学出版会, 2024.08,  Page： 432

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明治期日本における郵便・電信事業など情報インフラ整備・利活用の実態を一次資料に基づき詳細に分析。また、群馬・長野の養蚕・製糸・絹織物業を事例に、殖産興業政策における情報インフラの役割や、地域産業の発展過程を明らかにすることで、供給・需要の双方から「情報と経済」の関係を考察する。「情報の経済史」研究の文献紹介・論点整理の書としても有用性の高い一冊。

Historical studies in Anglo-Japanese economic relations, 1860-1940

杉山 伸也, 慶應義塾大学出版会, 2017.06,  Page： 448

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▼日英関係にみる歴史の教訓
幕末から第2次大戦までの日英関係を広くグローバル・ヒストリーのなかに位置づけ、アジアを舞台として英国への依存から自立、協調と競争、対立、そして戦争へと向う近代日本の姿を克明に描き出した珠玉の論考。

An economic history of Japan, c.1600〜2010

S. Sugiyama, 岩波書店, 2012.05,  Page： 586

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日本の近代化を準備した近世から，近代を経て現代までの日本経済の展開を，単に一国の歴史として捉えるのではなく，それぞれの時代の東アジア圏そして国際経済システムの中に位置づけて詳細に説明する．単独著者によるバランスがとれた統一感のある記述と，年間30回の講義に対応した章構成からなる新しいテキスト．

An introduction of global economic history

S. Sugiyama, 岩波書店, 2014.11,  Page： 270

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地域や国によって，なぜ所得や生活水準に大きな格差があるのか？　また，国際的な通貨問題や金融危機にはどのような背景があるのか？　これら従来の国民経済の枠組みでは捉えきれないグローバルな問題が形成されてきた，14世紀半ばから現代までの歴史を，グローバル・ヒストリーという視角から描きだす．画期的入門書．

明治維新とイギリス商人：トマス・グラバーの生涯

S. Sugiyama, 岩波書店, 1993.07,  Page： 270

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長崎・グラバー邸で名高いトマス・グラバー．その生涯は，薩長の黒幕，死の商人という神話に覆われている．スコットランドをあとに幕末日本を訪れ，転換期に活躍する商人の実像や炭鉱開発を進める企業家の姿など，その多面的な相貌を初めて明らかにし，激動の時代を生きぬく一商人の姿と，幕末維新の日本に果たすその役割とを重層的にとらえる．

Japan's industrialization in the world economy 1859-1899: Export trade and overseas competition

S. Sugiyama, London: Athlone Press, 1988.10,  Page： 320

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An analysis of Japan's industrialization in an international, historical and economic perspective, from the time that her ports were first opened to foreign trade.
First published in 1988, this title is part of the Bloomsbury Academic Collections series.

Economic history of energy and environment

S. Sugiyama (ed.) , Springer, 2015

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This book is the first volume of a monograph series published by the Socio-Economic History Society, Japan. The purpose of the series is to make works by Japanese scholars accessible to a wider readership and to increase the knowledge of scholars in this field, particularly in relation to Asia. This volume includes four chapters on energy and the environment of Japan, China and Britain and four short book reviews on recent academic works published in Japanese and English. The four chapters cover the following topics: the relationship between deforestation and the development of the silk reeling industry in a district of Nagano Prefecture (central Japan) from the 1870s to the 1900s and the subsequent shift from firewood to coal; the importance of timber supplies for the development of industry as illustrated by a case study on the supply of timber for use as rail sleepers in the Japanese national railway network during the prewar period; a methodological survey of the history of ecology and the environment in China; and an analysis of the British Smoke Nuisance Abatement Act of 1821 as a measure that incorporated the interests of politicians, landlords and industrialists.

Baba Tatsui: His diaries and works

S, Sugiyama and M. Kawasaki (eds), Keio University Press, 2015.10,  Page： 280

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▼よみがえる馬場辰猪
自由民権運動の最盛期に記された日記、最新の評伝などが浮き彫りにする、あらたな実像。
本書は、『馬場辰猪全集』（全4巻、岩波書店、1988～89年）刊行後に発見された史料と、最新の評伝とで構成される。
自由民権運動の最盛期、板垣退助の洋行問題にゆれる自由党の内幕を、運動の中心にいた馬場が記録した「日記」、先駆的な歴史叙述の方法論「史論」、そして晩年の遺稿類を収載し、それぞれ詳細な解題を付す。さらに、最新の研究成果をもとに書き下ろした評伝を掲載。馬場の思想と行動を日本近代史にあらためて位置づけ、『全集』を補完する記念碑的な一書。

日本石炭産業の衰退—戦後北海道における企業と地域—

SUGIYAMA S., 慶應義塾大学出版会, 2012.12

Scope: 326

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衰退は必然か？
▼慶應義塾が所蔵する「日本石炭産業関連資料コレクション（JCIC）」をはじめ豊富な一次資料を丹念に追いかけ、企業の経営・労務情報など内部資料から石炭産業の衰退過程を克明に浮き上がらせる第一級の研究。
▼北海道を舞台に、基幹産業から衰退産業へと急速に変容していく日本の石炭産業について、政府の経済・産業政策、地域振興政策、企業の経営戦略・労務対策、そして地元自治体・社会の対応など、多様な局面が複雑に絡み合う石炭問題の特徴を的確にとらえ、総合的な分析を展開する。
▼エネルギー政策の重大局面を迎える現在の日本において、石炭産業をみずからの意思で失った理由とその意味とを歴史的潮流のなかから問い直す。

Janet Hunter and S. Sugiyama(eds)

Janet Hunter、杉山伸也, London：Palgrave, 2001.12

Scope: 1-67

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This volume is concerned with the development of business and economic relations between Britain and Japan from the early seventeenth century up to the late twentieth century. Particular attention is given to commodity trade, capital flows, the transfer of knowledge and the overall balance of economic power between the two nations. Mutual perceptions of economic strengths and weaknesses are also considered, and the economic relationship located in the broader context of political and strategic interaction.

日英交流史 1600-2000：4 経済

杉山伸也、ジャネット・ハンター編, 東京大学出版会, 2001.06

Scope: 1-56

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日英交流史第４巻。編者として、1600年から1937年までの日英経済関係史を「貿易と産業」「金融」「技術」「産業的挑戦」をキイワードとして概観したもの。　第1章　日英経済関係史　1600〜2000年　　著書『The History of Anglo-Japanese Relations, 1600-2000, Volume 4: Economic and Business Relations』（杉山伸也・Junnet Hunter編）の日本語版。

岩波講座『「帝国」日本の学知』第２巻

杉山 伸也 編, 岩波書店, 2006.09

Scope: 396

Commercial Networks in Modern Asia

S.Sugiyama and Linda Grove (eds), Richmond, Surrey, UK: Curzon Press, 2001.06

Scope: 1-14,140-158

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編者として流通ネットワークの重要性に関する序文を執筆するとともに、スワイア商会文書を利用して、１８９５〜１９３２年の中国砂糖市場における太古糖房の活動と市場戦略の変化を日本糖の進出との関連で検討。著書『近代アジアの流通ネットワーク』の英語版。 Introduction; Chapter 7, Marketing and Competition in China,1895-1932:The Taikoo Sugar Refinery (S.Sugiyama・L.Grove編)

近代アジアの流通ネットワーク

杉山伸也、リンダ・グローブ編, 創文社, 1999.06

Scope: 3-19, 159-178

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編者としての流通ネットワーク研究の重要性に関する序文を執筆するとともに、スワイア商会文書を利用して、１８９５〜１９３２年の中国砂糖市場における太古糖房の活動と市場戦略の変化を日本糖の進出との関連で検討。『Commercial Networks in Modern Asia』の日本語版。序文、および第7章　スワイア商会の販売ネットワーク（杉山伸也・L．グローブ編）

International Commercial Rivalry in Southeast Asia in the Interwar Period

S.Sugiyama，M.C.ゲレーロ, Yale University Southeast Asia Center, 1994

Scope: 1-7, 40-73

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編者として問題の所在と戦間期日本の時代状況を解説するとともに、戦間期における日本の綿貿易の国内的要因と、それが引き起こした経済摩擦を日印会商・日英会商・日蘭会商に焦点をあてて分析したもの。（著書『戦間期東南アジアの経済摩擦』の原文） Introduction,および第2章　The Expansion of Japan's Cotton Textile Exports into Southeast Asia (S.Sugiyama， M．C．ゲレーロ編，Monograph Series No.39）

戦間期東南アジアの経済摩擦

杉山伸也・Ｉ．ブラウン, 同文館, 1990.08

Scope: 3-9, 77-107

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編者として問題の所在を明らかにするとともに、戦間期における日本の綿貿易の国内的要因と、それが引き起こした経済摩擦を日印会商・日英会商・日蘭会商に焦点をあてて分析したもの。プロローグおよび第3章日本の綿製品輸出と貿易摩擦(杉山 伸也，Ｉ.ブラウン編）

徳川社会からの展望: 発展・構造・国際関係

速水融、斎藤修、杉山伸也編, 同文舘出版, 1989.06

Scope: 10-14, 325-353

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徳川期研究の動向と、ジャーディン・マセソン商会文書およびスワイア商会文書を利用して、19世紀後半期における東アジアの精糖市場の構造を香港精糖業の発展と日本の砂糖市場の関係を中心に明らかにした。序章　徳川社会研究の現在　第３節・４節、および第１４章　19世紀後半期における東アジア精糖市場の構造（速水融・斎藤修・杉山伸也編）

都市から学ぶアジア経済史

古田 和子, 岸本 美緒, 小川 道大, 太田 淳, 小林 篤史, 荒武 達朗, 杉山 伸也, 久末 亮一, 平井 健介, 竹内 祐介, 丸川 知雄, 木村 福成, 慶應義塾大学東アジア研究所, 2019

杉山伸也編『「帝国」日本の経済学』（岩波講座『「帝国」日本の学知』第２巻

SUGIYAMA S., 岩波書店, 2006.09

日本経済の200年

S. Sugiyama, 日本評論社, 1996.01

Scope: 173-196

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徳川期から現代までの日本の貿易の趨勢を検討、概観したもの。第9章　貿易と資本移動（西川俊作・尾高煌之助・斎藤修編）