杉岡 洋子 (スギオカ ヨウコ)

SUGIOKA, Yoko

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所属(所属キャンパス)

経済学部 (三田)

職名

名誉教授

研究室住所

横浜市港北区日吉4-1-1

外部リンク

その他の所属・職名 【 表示 / 非表示

  • 言語文化研究所, 副所長

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1984年12月
    -
    1986年03月

    日本電気C&C研究所嘱託研究員(機械翻訳プロジェクト担当)

  • 1986年04月
    -
    1996年03月

    大学助教授(経済学部)

  • 1987年10月
    -
    1989年09月

    大学学生部委員(日吉支部)

  • 1990年04月
    -
    継続中

    言語文化研究所兼担所員

  • 1995年10月
    -
    1997年09月

    大学通信教育部学習指導副主任

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 1977年03月

    神戸女学院大学, 文学部, 英文学科

    大学, 卒業

  • 1984年12月

    シカゴ大学大学院, 言語学科, Linguistics

    アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 博士

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士号(Ph.D.), シカゴ大学, 課程, 1984年12月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 言語学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 形態論

  • 生成文法理論

  • 統語論

  • 語彙意味論

 

著書 【 表示 / 非表示

  • Interaction of Derivational Morphology and Syntax in Japanese and English

    杉岡 洋子, Garland Publishing,NY (Reprinted 2019 Routledge, London), 1986年

    担当範囲: 1-243

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    著者がシカゴ大学に提出した博士論文が公刊されたもの。日本語と英語の派生形態論(語形成)について、生成文法理論に基づいた論考を行い、特に語形成には語彙部門に属するものだけではなく統語部門で派生されるものがあることをさまざまな証拠をあげて論じた。

  • よくわかる言語学

    杉岡洋子, ミネルヴァ書房, 2019年10月,  ページ数: 222

    担当範囲: 「形態論・語形成」,  担当ページ: 46-63

  • ことばの科学--東京言語研究所開設50周年セミナー

    西山裕司、杉岡洋子, 開拓社, 2017年,  ページ数: 177

  • 語の仕組みと語形成

    伊藤たかね、杉岡 洋子, 東京 研究社, 2002年10月

    担当範囲: 1-212

     概要を見る

    語形成の様々な側面、その生産性による区分と特徴、文法理論に於ける位置づけ、脳科学との接点などについて独自の成果を含めてまとめた。

  • 英語構文事典

    杉岡 洋子, 東京 大修館書店, 2001年05月

    担当範囲: 662-676

     概要を見る

    「句動詞」についての概説と過去の主な分析の解説

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論文 【 表示 / 非表示

  • 文と複合語における項の義務性について

    杉岡洋子

    『日語偏誤与日語教学研究』 (浙江工商大学出版社)   ( 第四号 ) 42 - 58 2019年07月

    研究論文(国際会議プロシーディングス), 単著,  ISSN  978-5178-3343-7

  • 複合名詞の事象解釈をめぐる考察

    杉岡 洋子

    慶應義塾大学言語文化研究所紀要 49 2018年03月

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著

  • ERP Responses to Violations in the Hierarchical Structure of Functional Categories in Japanese Verb Conjugation

    杉岡 洋子

    Journal of Psycholinguistic Research (Journal of Psycholinguistic Research)  47(1) ( 1 ) 215 - 240 2018年02月

    研究論文(学術雑誌), 共著, 査読有り,  ISSN  00906905

     概要を見る

    © 2017, Springer Science+Business Media, LLC. An event-related potential experiment was conducted in order to investigate readers’ response to violations in the hierarchical structure of functional categories in Japanese, an agglutinative language where functional heads like Negation (Neg) as well as Tense (Tns) are realized as suffixes. A left-lateralized negativity followed by a P600 was elicited for the anomaly of attaching a Neg morpheme outside a Tns-marking suffix (i.e., syntactic violation of the form *[[V − Tns] − Neg]), while only P600 was observed for the anomalous form with a purely morphological/morpho-phonological violation, i.e., a Neg morpheme attached to ren’yo form instead of Neg-selecting form. The findings suggest that the syntactic structure involving Tns and Neg in Japanese, realized within a word as a sequence of suffixes, is processed in a similar manner to the syntactic structures that are phrasally realized in well-studied European languages like English.

  • 書きもの」とwriting --項のあらわし方をめぐる日本語と英語の違い--

    杉岡 洋子

    <不思議>に満ちた言葉の世界 (開拓社)     56 - 60 2017年03月

    研究論文(その他学術会議資料等), 単著

  • Derivational affixation in the lexicon and syntax.

    Yoko Sugioka and Takane Ito

    Handbook of word formation and the lexicon (Handbook of Japanese Language and Linguistics Series) (Mouton de Gruyter)     347 - 386 2016年

    研究論文(学術雑誌), 共著

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 脳科学と形態論--語形成の心的・脳内メカニズム

    伊藤たかね・杉岡洋子

    漆原朗子編『形態論』朝倉日英対照言語学シリーズ (朝倉書店)  4 2016年

    記事・総説・解説・論説等(その他), 共著

  • 「語」は頭の中でどう処理されるか

    伊藤たかね・杉岡洋子

    レキシコンフォーラム (ひつじ書房)  7   73 - 93 2016年

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌), 共著

  • 英語接辞研究(西川盛雄著)

    杉岡 洋子

    レキシコンフォーラム (ひつじ書房)   2008年

    書評論文,書評,文献紹介等, 単著

  • 小野尚之著『生成語彙意味論』(日英語対照研究シリーズ9)

    杉岡 洋子

    英語青年 (研究社)     50 - 51 2005年11月

    書評論文,書評,文献紹介等

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 日本語新規動詞の活用−音便のうむおよび語幹末子音による比較−

    小林由紀,杉岡洋子,伊藤たかね

    日本言語学会第159回大会 (名古屋学院大学) , 

    2019年11月

    ポスター発表, 日本言語学会

  • Event/entity polysemy in deverbal compounds

    Yoko Sugioka

    International Symposium of Morphology 2019 (University of Paris-Diderot) , 

    2019年09月

    ポスター発表, International Symposium of Morphology

  • Measuring events by word formation in Japanese: Quantification with hito- vs. degree modification with ko-

    杉岡 洋子

    Japanese/Korean Linguistics Conference 26, 

    2018年11月

    ポスター発表

  • 文と複合語における項のあらわれ方

    杉岡 洋子

    日本語の誤用及び第二習得研究国際シンポジウム (浙江師範大学,中国) , 

    2018年08月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 日本語の誤用及び第二習得研究学会

  • 日本語動詞屈折の処理メカニズム:wugテストとERP実験による検証

    杉岡洋子・伊藤たかね

    国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本語レキシコンの文法的・意味的・形態的特性」研究発表会, 

    2015年02月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本言語学会発表賞

    小林由起子、杉岡洋子、伊藤たかね, 2014年06月, 日本言語学会, 規則適用としての連濁--事象関連電位計測実験の結果から

     説明を見る

    本発表では事象関連電位(ERP)を指標として,規則の適用という計算処理が連濁に関わることを示唆する実験結果を報告する。日本語の複合語の右側要素は連濁を起こすのが一般的であるが,それを阻止する要因として右側要素に含まれる濁音(ライマンの法則),特定の語(e.g.「姫」)が連濁しにくい語彙的要因などが知られている。これらを利用して,連濁しない環境で連濁する違反(語彙条件とライマン条件)と逆に連濁する環境で連濁しない違反(非適用条件)の刺激を作成した。語彙条件,ライマン条件,非適用条件の3タイプの複合語を含む刺激文を25名の日本語母語話者が読む際のERP反応を計測したところ,語彙条件ではLAN+P600,ライマン条件ではP600,非適用条件ではN400が観察された。語彙条件で観察されたLANは連濁規則の過剰適用によって惹起されたものと見なすことができ,連濁が規則による計算処理であると考えられる。

  • 日本認知科学会論文賞

    Yoko Sugioka, Takane Ito, Hiroko Hagiwara, 2001年06月, 日本認知科学会, Computation vs. Memory in Japanese Causative Formation: Evidence from Agrammatic Aphasics Cognitive Studies,Vol.8,No.1,pp.37-62

     説明を見る

    There has been much controversy concerning the mental mechanisms involved in the processing of complex words, especially between the dual mechanism theory and the single mechanism theory over inflectional morphology. In this article we present a new set of data from Japanese causatives drawn from the experiments on aphasic patients, which show that two different types of causatives may involve two different mechanisms of rule and associative memory, thus demonstrating the validity of the dual mechanism theory over the processes of derivational morphology.

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 言語学特殊Ⅸ

    2022年度

  • 言語学特殊Ⅹ

    2022年度

  • 言語学特殊Ⅸ

    2021年度

  • 言語学特殊Ⅹ

    2021年度

  • 言語学特殊Ⅸ

    2020年度

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社会活動 【 表示 / 非表示

  • (公財)ラボ国際交流センター 東京言語研究所

    2013年04月
    -
    継続中

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本認知科学会, 

    1995年04月
    -
    継続中
  • 日本英語学会, 

    1985年10月
    -
    継続中
  • 日本言語学会, 

    1985年04月
    -
    継続中

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2018年04月
    -
    2019年03月

    学会賞委員会委員長, 日本英語学会

  • 2016年04月
    -
    継続中

    理事, 日本英語学会

  • 2015年04月
    -
    継続中

    評議員, 日本英語学会

  • 2013年04月
    -
    継続中

    運営委員, 公益財団法人ラボ国際交流センター 東京言語研究所

  • 2013年04月
    -
    継続中

    運営委員, 東京言語研究所

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