論文 - 嘉治　佐保子

EU通貨統合の国際金融システムへの影響

「国際問題」　財団法人　日本国際問題研究所  （ 471 ） 37-50 1999年06月

単著

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共通通貨の導入にはコストとベネフィットの双方があるので、ユーロ導入によって欧州経済が必ず良くなるとも必ず悪くなるともいえない。ユーロが基軸通貨の一つになり、ユーロゾーン内で金融機関の競争が激化する結果、経営の合理化・健全化によって情報開示もすすめば、欧州の金融制度・金融機関の国際的地位は上昇する。より安定的な国際金融体制の模索は今後も続く。

Financial Markets and Globalisation

嘉治 佐保子

「国際経済」国際経済学会（現日本国際経済学会）編  （ 50 ） 34-57 1999年06月

単著, 査読有り

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アジア通貨危機後、危機の原因について様々な議論があったが、根本的原因は（１）為替レートがそもそも変動しやすい価格であることと、（２）金融資産市場が不安定になりやすい市場であることにある。

Financial Markets and Globalisation

KES Discussion Paper Series  （ 9806 ）  1999年01月

単著

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「国際経済」に掲載された論文のもとになった論文。

Successful Structural Reforms after EMU

Kaji, Sahoko

Journal of the Japanese and International Economies 12   507-534 1998年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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経済・通貨同盟の第三段階に参加するための収斂基準(マーストリヒト条約の収斂基準）は、参加希望国にとって国内的に不人気な構造改革を推進させる「外圧」の役割を果たす。既に1980年代から改革が進んでいたオランダと、なかなか構造改革が進まないフランスの比較。

The Japanese Financial Sector and Globalisation

KES　Discussion　Paper　Series(2月） 、またJETRO London Occasional Series としても出版（3月）  （ 9715 ）  1998年

単著

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日本経済の停滞の原因と、日本の財政・金融政策とビッグバン。

金融政策手段とケインズ乗数

吉野直行・亀田啓悟

「ファイナンシャル・レビュー」　大蔵省財政金融研究所  （ 45 ） 1-15 1998年

共著

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金融政策手段の違い（利子率を用いるかマネーサプライを用いるか）と乗数の理論的関係、利子率を金融政策手段に用いる場合の財政政策効果に関する実証分析。

EU通貨統合の進展(発表)

嘉治 佐保子

シンポジウム「拡大ヨーロッパの課題とその世界的意味」 （世界平和研究所主催）  1998年11月

単著

Implications of Economic and Monetary Union for Global Macro-economic Management and Trading Patterns（発表）

嘉治 佐保子

533rd Wilton Park Conference, Japan and Europe: How can the Link be Strengthened? Session VI 1998年09月

単著

The Euro and its Impact on Asia（発表）

嘉治 佐保子

アジア開発銀行年次総会 1998年04月

単著

The Japanese Financial Sector and Globalisation(講演)

嘉治 佐保子

主催日本経済セミナー （日本貿易振興会（JETRO））  1998年03月

単著

通貨統合の現状と展望(講演)

嘉治 佐保子

（旧第一勧銀総研）  1998年02月

単著

Successful Structural Reforms after EMU

KES Discussion Paper Series  （ 9707 ）  1998年01月

単著

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Journal of the Japanese and International Economies に掲載された論文のもとになった論文。

EU通貨統合の進展とそれがもたらす影響に関する調査研究(講演)

嘉治 佐保子

（旧さくら総合研究所・旧郵政研究所）  1998年01月

単著

経済・通貨同盟と欧州経済の今後(発表)

嘉治 佐保子

世界情勢セミナー （世界経済調査会）  1997年11月

単著

欧州における経済・通貨同盟と経済情勢（講演）

嘉治 佐保子

（旧通産省政策広報社　内外情報研究会）  1997年07月

単著

欧州経済

嘉治 佐保子

婦人三田会 1997年06月

単著

経済・通貨同盟の行方と日本の課題

嘉治 佐保子

中部経済同友会幹事会 （EIJS (European Institute for Japanese Studies)）  1997年05月

単著

A Report on the Process towards Economic and Monetary Union in Europe

Working Paper, EIJS (European Institute of Japanese Studies) 1995年03月

単著

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欧州経済・通貨同盟（Economic and Monetary Union）は欧州統合の長い過程の一部であり、歴史にねざす企画である。当然、コストとベネフィットがあるが、関係各国に欧州統合という共通の目標があるかぎりこの企画は推進される。

日本経済と新しい国際システム

嘉治 佐保子

地域産業文化研究所懇談会 1994年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

国際化時代への経済改革をめざして --- どうする対外収支の不均衡」コメント

嘉治 佐保子

経済改革フォーラム （経済広報センター）  1993年11月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著