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所属(所属キャンパス)
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文学部 人文社会学科(人間関係系) (三田)
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職名
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教授
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メールアドレス
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北中 淳子 (キタナカ ジュンコ)
Kitanaka, Junko
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慶應義塾大学文学部教授。専門は医療人類学。シカゴ大学社会科学MA、マギル大学人類学部・医療社会研究学部Ph.D. 主著Depression in Japan (Princeton University Press, 2012;フランス語版2014、ペルシア語版2021、韓国語版2023『うつの医療人類学』日本評論社 2014)とうつ病研究に対して、米国人類学会フランシス・ シュー賞等国内外5つ受賞。アメリカ医療人類学会役員、学会機関誌Medical Anthropology Quarterly, BioSocieties, Transcultural Psychiatry(Associate Editor)等欧米の主要なジャーナルの編集委員を務める。ランセット誌をはじめとした最近の論文等は以下:The social in psychiatries: depression in Myanmar, China, and Japan. Kitanaka, J, Ecks, S. and Wu. H. Lancet, 28 May 2021, Pentecost, M., Adams, V., Baru, R., Caduff, C., Greene, J., Hansen, H., Jones, D., Kitanaka, J., Ortega, F. & Rose, N., Global social medicine: Series introduction. Lancet, 28 May 2021, Kitanaka J. & Ecks, S. Depression. Cambridge Encyclopedia of Anthropology. 2021,「3章 病態心理社会モデル」『《講座 精神疾患の臨床》気分症群』(中山書店, 2020), 「6章 認知症と社会 認知症の医療人類学:希望の再構築に向けて」『《講座 精神疾患の臨床》神経認知障害群』(中山書店, 2023)、「共感の技としての精神医療」『精神神経学雑誌』123(9): 576-582 2021、「主観性のテクノロジーとしての精神医学」『精神神経学雑誌』124(9):637-644, 2022.(座談会)「ベッドとベンチの相互協力でめざす 精神医学研究の発展」 加藤 忠史 高橋 英彦 林 朗子 北中 淳子 『医学界新聞』 第3326号 2019年6月17日、「自殺の医療人類:生きづらさへの文化的視点」『精神医学』63(7), 2020,「精神医学による主体化」『精神医学の哲学2』(東京大学出版会 2016)。
東海大学 文学部 心理社会学科
慶應義塾大学 文学部 人間科学専攻 助手
慶應義塾大学 文学部 人間科学専攻 助教
慶應義塾大学 文学部 人間科学専攻 准教授
上智大学, 文学部, 心理学科
大学, 卒業
シカゴ大学, 社会科学研究科, 文化人類学/文化心理学
アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 修士
マッギル大学, 人類学部・医療社会研究学部, 医療人類学
カナダ, 大学院, 修了, 博士
北中 淳子, 中山書店, 2023年
担当範囲: 6章 認知症と社会 認知症の医療人類学:希望の再構築に向けて, 担当ページ: 495-503 原著者: 池田学編
こころの支援と社会モデル : トラウマインフォームドケア・組織変革・共同創造
北中 淳子, 村井 俊哉, 東畑 開人[司会], 金剛出版, 2023年
担当範囲: [座談会1]こころの支援と価値―多元主義の中心で治療を語る 原著者: 笠井清登 責任編集ほか
脳神経科学的共感(neurobiological empathy)の可能性に向けて : 認知症臨床の医療人類学
北中 淳子
精神療法 50 ( 2 ) 170 - 175 2024年
研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者
特別講演 生きづらさの根源を医療人類学で解明する
北中 淳子
心と社会 54 ( 2 ) 11 - 29 2023年
研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者
主観性のテクノロジーとしての精神医学 : 医療人類学的視点
北中 淳子
精神神経学雑誌 124 ( 9 ) 637 - 644 2022年
研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者
精神医学の危機と回復 : 医療人類学からみた中井久夫
北中 淳子
現代思想 50 ( 2(臨増) ) 191 - 198 2022年
研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者
温故知新 仕事のストレスとうつ病の歴史
北中 淳子
Depression Journal 10 ( 1 ) 26 - 27 2022年
筆頭著者
Depression in Japan : psychiatric cures for a society in distress (韓国語版)
北中, 淳子
福澤諭吉記念慶應義塾学事振興基金事業報告集 (福澤基金運営委員会) 2022年
The rebirth of secrets and the new care of the self in depressed Japan
北中, 淳子
慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学心理学教育学 : 人間と社会の探究 (慶應義塾大学大学院社会学研究科) ( 92 ) (81) - 100 2021年
ISSN 0912456X
『こころ』を知る、『こころ』を活かす(2012年1月7日 三田キャンパス東館6階G-Sec Lab)
北中, 淳子
Newsletter (慶應義塾大学グローバルCOEプログラム論理と感性の先端的教育研究拠点) 18 2 - 2 2012年03月
『感染症社会:アフターコロナの生政治』美馬達哉著, 人文書院, 2020 年
北中 淳子
立命館アジア・日本研究学術年報 ( 2 ) 78 - 81 2021年
書評論文,書評,文献紹介等, 単著, 筆頭著者
Book Forum: Li Zhang’s Anxious China.
北中 淳子
Somatosphere 2021年
筆頭著者
Prototypes in psychiatry and the structure of clinical empathy
Kitanaka J.
Psychiatry and Clinical Neurosciences (Psychiatry and Clinical Neurosciences) 73 ( 8 ) 2019年
ISSN 13231316
『アルツハイマー病の謎』マーガレット・ロック(名古屋大学出版会, 2018)
北中 淳子
週刊読書人 3237 2018年
筆頭著者
"Life Beside Itself: Imagining Care in the Canadian Arctic" by Lisa Stevenson (University of California Press, 2014)
北中 淳子
Medical Anthropology Quarterly 2015年05月
書評論文,書評,文献紹介等, 単著
The Prevention Hype in Japan
Junko Kitanaka
Plan 75 - Imagining a Dystopian Future in Aging Japan | Global Japan Lab, Princeton University,
Dementia as a Basis for Neurodiversity in Japan
Junko Kitanaka
Culture and the Mind: Voices, Sites and Practices, University of Copenhagen, Denmark. Danish National Library,
共感の技としての精神医療
北中 淳子
順天堂大学医療看護学部 第20回医療看護研究会,
ゲノムから精神療法へ:黒木先生の不思議さ
北中 淳子
黒木俊秀先生退官記念講演会,
Different Shades of Empathy: Approaching Dementia via Social Neurology in Japan
Junko Kitanaka
Department of Comparative Human Development. University of Chicago,
地域精神医療における認知症と「自己参加型医療」:医療人類学的分析
文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 北中 淳子, 基盤研究(C), 補助金, 研究代表者
認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジー:当事者の視点を活かす臨床構築に向けて
文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 北中 淳子, 基盤研究(C), 補助金, 研究代表者
「鬱」の医療化とジェンダー:医療人類学的視点から
科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金, 未設定
近代化と日本人の身体感覚
国際日本文化研究センター, 共同研究員, 共同研究契約, 未設定
Society in Distress: The Psychiatric Production of Depression in Contemporary Japan
The Wenner Gren Foundation, Dissertation Grant, 補助金, 未設定
International Mental Health Professionals Japan’s IMHPJ Career Achievement Award
2020年
Francis Hsu Prize
2013年, American Anthropological Association, Society of East Asian Anthropology, Depression in Japan: Psychiatric Cures for a Society in Distress
受賞国: アメリカ合衆国
多文化間精神医学会奨励賞
北中 淳子, 2009年03月, 鬱と自殺の医療人類学
受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
アメリカ医療人類学会・博士論文学会賞
北中 淳子, 2007年11月, Society for Medical Anthropology, American Anthropological Association, Society in Distress: the Psychiatric Production of Depression in Contemporary Japan
受賞区分: 国内外の国際的学術賞
医療社会研究領域におけるマーガレット・ロック賞(Dr. Margaret Lock Prize in Social Studies of Medicine)
北中 淳子, 2006年06月, 日本の精神医療におけるうつ病の研究
受賞区分: 国内外の国際的学術賞
(招聘)「「生きづらさ」について考えてみる:うつ病・認知症の医療人類学」富山県精神科病院協会, 6月13日県民こころの日講演会. 富山県, 2024年6月13日
2024年
“Tojisha-Kenkyu: Japan's Radical Alternative to Psychiatric Diagnosis.” With Ayaya, Satsuki. AEON, 12 June 2023. https://aeon.co/essays/japans-radical-alternative-to-psychiatric-diagnosis
2023年06月
「データとしての自己」パネル:情報共創において求められる理念. 医療政策機構グローバル賢人会議「情報共創時代の健康・医療情報のあり方」, 東京, 2023年10月25日
2023年
(招聘)「生きづらさの根源を医療人類学で解明する」第37回日本精神保健会議, 有楽町朝日ホール, 2023年3月4日
2023年
기타나카 준코(翻訳:제소 희・주현・문우종・監修:이현 정)우울증은 어떻게 병이 되었나: 일 본에서의 우울증의 탄생 (はじめに) (Kitanaka, J. Depression in Japan, Princeton University Press, 2012 の韓国語版 序章)사월의 책, 2023.
2023年
卒業試験(卒業論文)
2024年度
行動科学Ⅱ
2024年度
人間科学研究法基礎
2024年度
社会科学特論Ⅰ
2024年度
文化人類学特論Ⅱ
2024年度
BioSocieties
慶應義塾大学CARLS 哲学・文化人類学グループ公開シンポジウム 「医療人類学の最前線III:家族・医療・政策」
慶應義塾大学CARLS 哲学・文化人類学グループ公開シンポジウム 「医療人類学の最前線II:国家、感染、バイオポリティクス」
慶應義塾大学CARLS 哲学・文化人類学グループ公開シンポジウム 「医療人類学の最前線I:遺伝・神託・バイオテクノロジー」
京都大学・慶應義塾大学COE合同シンポジウム 「心・病・文化-医療をめぐる文化と倫理」
医療と人文社会科学の架橋に向けて36:Li Zhang先生・Alexandre White先生講演会
慶應義塾大学医療人類学研究会,
医療と人文社会科学の架橋に向けて37:ハーバード大学栗山茂久先生講演会
慶應義塾大学医療人類学研究会,
Social Studies of Medicine in Asia. Social Studies of Medicine Writing and Publishing Workshop
Junko Kitanaka and Zhiying Ma, (The University of Chicago Hong Kong campus) ,
医療と人文社会科学の架橋に向けて34:ジェレミー・グリーン先生ワークショップ
慶應義塾大学医療人類学研究会,
医療と人文社会科学の架橋に向けて33:『ふつうの相談』『フーコーと精神医学』合評会
慶應義塾大学医療人類学研究会,
代議員, 日本文化人類学会
連携会員, 日本学術会議
『文化人類学』編集委員, 日本文化人類学会
パラダイムシフト調査班委員, 日本精神神経学会
Cultural Anthropology編集委員, アメリカ人類学会