論文 - 中島　圭一

中世的流通構造形成の周辺

中島圭一

年報中世史研究 （中世史研究会）   （ 47 ） 1 - 14 2022年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 責任著者, 査読有り,  ISSN  0388-8916

慶應義塾図書館所蔵『日次記』と徳川吉宗

中島圭一

史学 （三田史学会）  90 （ 2・3 ） 1 - 69 2022年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 責任著者, 査読有り,  ISSN  0386-9334

中世経済を俯瞰する

中島圭一

中世史講義―院政期から戦国時代まで （筑摩書房）     165 - 182 2019年01月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

益田實氏所蔵新出中世文書の紹介

田中大喜,中島圭一,中司健一,西田友広,渡邊浩貴

国立歴史民俗博物館研究報告 （国立歴史民俗博物館）  212   101 - 165 2018年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り,  ISSN  0286-7400

十五世紀生産革命論再論

中島圭一

国立歴史民俗博物館研究報告  （ 210 ） 223 - 235 2018年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

「相良家文書」からみた相良正任の家系

中島 圭一

史学 （三田史学会）  86 （ 3 ） 87 - 99 2016年10月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9334

戦国時代の大名・国衆にとっての室町幕府的規範

中島 圭一

発掘調査成果でみる16世紀大名居館の諸相―シンポジウム報告― （東国中世考古学研究会）     129 - 135 2016年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

慶應義塾大学文学部古文書室所蔵「園城寺文書」

中島 圭一

史学 （三田史学会）  85 （ 1-3 ） 574 - 581 2015年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9334

「中世貨幣」成立期における朝廷の渡来銭政策の再検討

中島 圭一

日本史研究 （日本史研究会）   （ 622 ） 2 - 15 2014年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-8850

得宗の安堵

中島 圭一

日本歴史 （東京・吉川弘文館）   （ 772 ） 103-104 2012年09月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9164

古文書室所蔵の園城寺文書と東大寺文書

中島 圭一

史学 （東京・三田史学会）  81 （ 1・2 ） 273-281 2012年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9334

中世の寺社金融

中島 圭一

新体系日本史15　宗教社会史 （山川出版社）     224-242 2012年02月

研究論文（学術雑誌）, 単著

四条隆資の日記、他一題―湯浅吉美『暦と天文の古代中世史』によせて―

中島 圭一

三田中世史研究 （三田中世史研究会）   （ 18 ） 125-130 2011年10月

研究論文（学術雑誌）, 単著,  ISSN  1340-9743

土地の記憶とその由来

中島 圭一

ぶい＆ぶい （日本史史料研究会）   （ 21 ） 22-26 2011年08月

研究論文（学術雑誌）, 単著,  ISSN  1882-6504

蔵と権力、蔵と富―シンポジウムの趣旨と総括―

中島 圭一

中世人のたからもの―蔵があらわす権力と富― （高志書院）     4-14 2011年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著

一八六六年のフランス製一両銀

中島 圭一

史学 （三田史学会）  79 （ 1&2 ） 157-171 2010年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り,  ISSN  0386-9334

十五世紀生産革命論序説

中島 圭一

中世東アジアにおける技術の交流と移転―モデル、人、技術　（平成18年度～平成21年度科学研究費補助金（基盤研究（A)）研究成果報告書 （研究代表者　小野正敏）     33-40 2010年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

The establishment of silver currency in Kyoto

NAKAJIMA KEIICHI

International Journal of Asian Studies （Cambridge University Press）  5 （ 2 ） 219–234 2008年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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The discovery in 1526 of the Iwami O¯ mori silver deposits enabled Japan to become, by the 1540s, China’s largest supplier of silver. This status was surpassed only in the 1570s, when large amounts of South American silver began to be delivered to southeast China via Manila. Despite the popularity of silver in the conduct of foreign trade, until the end of the sixteenth century it rarely played a part in Japanese domestic transactions. Even in Kyoto, capital of
medieval Japan, it was gold, not silver, that was used for gifts and remittances. When for political reasons the Mo¯ri clan donated the O¯ mori silver mine to the court and Muromachi Bakufu, the flow of silver into Kyoto commenced in earnest. During the late 1560s gold assumed the characteristics of a fully functional currency, a development that paved the way for silver too, by the end of that decade, to become a major form of currency for domestic transactions involving imported items. During the 1570s usage of silver expanded to include other types of transactions. The 1580s and 1590s witnessed its firm establishment as currency, thus laying the foundation for the role of Kyoto in the early modern sphere of silver
currency usage.

歴史考古学と文献史料

中島 圭一

近世・近現代考古学入門　「新しい時代の考古学」の方法と実践 （慶應義塾大学出版会）     273-280 2007年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

夢にまで見た和同開珎

中島 圭一

前近代の東アジア海域における唐物と南蛮物の交易とその意義　平成14年度〜平成17年度科学研究費補助金（基盤研究(A)(2)）研究成果報告書 （研究代表者　小野正敏）     43-46 2006年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著

撰銭再考

中島 圭一

モノとココロの資料学　中世史料論の新段階 （高志書院）     27-54 2005年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

京都における「銀貨」の成立

中島 圭一

国立歴史民俗博物館研究報告 （国立歴史民俗博物館）  113   181-192 2004年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

室町時代の経済

中島 圭一

日本の時代史11　一揆の時代 （吉川弘文館）     141-172 2003年04月

研究論文（学術雑誌）, 単著

諸薬商売千駄櫃の文書

中島 圭一

年報三田中世史研究 （三田中世史研究会）  9   50-63 2002年10月

研究論文（学術雑誌）, 単著

中世貨幣システムにおける私鋳銭の位置

中島 圭一

九州・沖縄における中世貨幣の生産と流通　1999〜2001年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書 （研究代表者　櫻木晋一）     8-16 2002年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

貨幣からみた「日本」―中世貨幣の成立から解体まで―

中島 圭一

環 （藤原書店）  6   106-115 2001年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著

地方から見た土倉

中島 圭一

年報三田中世史研究 （三田中世史研究会）  7   94-110 2000年10月

研究論文（学術雑誌）, 単著

中世の貨幣流通と出土銭

中島 圭一

多摩のあゆみ （たましん地域文化財団）  98   58-62 2000年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著

日本の中世貨幣と国家

中島 圭一

越境する貨幣 （青木書店）     109-139 1999年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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前出の同題名論文に若干加筆して再録。

『大日本史料』第十編之二十二編纂ノートの公開

中島 圭一

ＷＷＷサーバによる日本史データベースのマルチメディア化と公開に関する研究　科学研究費補助金基盤研究(A)(2)研究成果報告書 （研究代表者　加藤友康）     44-49 1999年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

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東京大学史料編纂所ホームページで公開している考証ノートの紹介。

桜井英治著『日本中世の経済構造』

中島 圭一

史学雑誌 （史学会）  107 （ 11 ） 101-106 1998年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

日本の中世貨幣と国家

中島 圭一

歴史学研究 （歴史学研究会）  711   16-26 1998年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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平安中期から戦国・織豊期に至るまでの貨幣流通史を公権力との関係において通観し、平安末から鎌倉初期にかけて国家の統制外に成立した中世貨幣システムに対して、南北朝期には公権力による介入の兆候がみられ、特に戦国期に入ると本格的な統制に乗り出すようになり、近世貨幣制度の樹立を準備していることを明らかにした。

中世貨幣の普遍性と地域性

中島 圭一

中世日本列島の地域性 （名著出版）     173-189 1997年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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中世末期の九州における地域的貨幣秩序の分立について検証し、これを平安末期以来の貨幣流通史の中に位置づけるとともに、日本の中世貨幣システムが持つ非制度的な特質を再確認した。

中世後期における土倉債権の安定性

中島 圭一

中世人の生活世界 （山川出版社）     138-157 1996年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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戦国期の上賀茂社境内において借主による債務破棄が段階を追って難しくなり、債権が次第に安定化していく事実を確かめた上で、こうした方向性が室町中期以来の幕府による政策や徳政の中で培われたものであることを指摘した。

能ヶ谷出土銭の史的位置

中島 圭一

東京都町田市能ヶ谷出土銭調査報告書 （町田市教育委員会ほか）     94-101 1996年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

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中世日本の貨幣流通史を概観しつつ、同出土銭の歴史的位置付けを試みた。

永原慶二編『中世の発見』

中島 圭一

日本歴史 （日本歴史学会）  553   116-117 1994年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

文献から見た貨幣―中世史学の動向―

中島 圭一

出土銭貨 （出土銭貨研究会）  1   28-31 1994年04月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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中世史学における貨幣研究の動向を紹介。

中世京都における祠堂銭金融の展開

中島 圭一

史学雑誌 （史学会）  102 （ 12 ） 1-33 1993年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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禅宗寺院の祠堂銭は低利の貸付で知られるが、これは仏事の費用を生む一種の宗教的基金という性格から安全な運用を旨としたことによるもので、寺院内外の金融業者の資金として利用されて、社会的に大きな意味を持ったことを論証した。

三条西家と苧商売役

中島 圭一

遥かなる中世 （（東京大学）中世史研究会）  12   20-30 1992年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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戦国期公家の商業課役収取に即して、荘園制的秩序解体期の領主自身による収入確保の努力について分析し、代官請負業者としての土倉の役割の低下を見通した。

西と東の永楽銭

中島 圭一

中世の村と流通 （吉川弘文館）     144-172 1992年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

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中世末期の通貨変動について永楽銭を軸として考察し、畿内・西国と東国において通用価値が上下した過程をそれぞれ跡付ける中で、その変動が本質的に公権力の統制に関わりなく起こっているという特徴的な事実を見出した。

中世京都における土倉業の成立

中島 圭一

史学雑誌 （史学会）  101 （ 3 ） 41-60 1992年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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平安末以降、権門に従属しながら荘園の年貢収取に携わった者が、蓄財して金融業を営むようになって借上と称され、さらに鎌倉後期以降、支配の一元化が進んだ荘園の経営・収納を請け負う代官請負業者としての側面をあわせ持つことで経営規模を拡大し、富裕を象徴する土倉の語をもって呼ばれるようになったと、土倉の成立過程を明らかにした。

寺院長福寺の成立と展開

中島 圭一

長福寺文書の研究 （山川出版社）     31-41 1992年01月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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京都西郊の梅津長福寺が、平安末期に小領主の氏寺として創建されてから、南北朝期の禅寺としての中興などを経て、江戸初期に南禅寺末寺となるまでの歴史を概観。

日銭屋考

遥かなる中世 （（東京大学）中世史研究会）  9   59-66 1988年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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室町時代の日銭屋（月利10％前後で、利息を日歩計算する高利貸）の経営や、幕府による支配の実態を跡付けた。