論文 - 飯田　隆

『概念記法』の式言語はどんな言語なのか

飯田　隆

思想    106--122 2003年10月

言語と存在---存在文の意味論

飯田　隆

西洋精神史における言語観の諸相 （慶応義塾大学出版局）     5--30 2002年

言語の知識

飯田　隆

言語哲学を学ぶ人のために （世界思想社）     35--56 2002年

ウィトゲンシュタインとゲーテ的伝統

飯田　隆

モルフォロギア  （ 23 ） 2--15 2001年

日本語形式意味論の試み―名詞句の意味論―

平成9年度〜平成11年度科学研究費補助金（基盤研究(B)(2)）研究成果報告書　    1-167 2000年03月

単著

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日本語のある程度包括的な部分に対して、デイヴィドソン型の形式意味論を与える試み。さまざまな形の複雑な名詞句を一般化された量化子を含む量化表現と捉えることによって、名詞句に対する統一的意味論を構成することを試みた。

相対主義的真理観と真理述語の相対化

哲学雑誌  （ 786号 ） 112-129 1999年10月

単著

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相対主義的真理述語を言語に導入することの帰結を、他の種類の相対化された真理述語の振る舞いと比較することによって明らかにすることを試みた。

相対主義的真理観と真理述語の相対化

飯田　隆

哲学雑誌  （ 786 ） 112--129 1999年

Professor Quine on Japanese Classifiers

Annals of the Japan Association for Philosophy of Science Vol.9 （ No.3 ） 111-118 1998年03月

単著

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日本語の数助詞についての、クワインの説を批判的に検討し、日本語においても、質量名詞と可算名詞とを区別する明確な仕組みがあることを論じた。

不完全性定理はなぜ意外だったのか

科学基礎論研究 20巻   135-142 1992年03月

単著

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ゲーデルの不完全性定理がもちえた帰結が、論理主義・直観主義・形式主義の各々において、それぞれ異なることを論じた。

偽テアイテトス―あるいは知識のパラドクス

代思想 17巻（12月号）   108-131 1989年12月

単著

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プラトン的対話篇の形を借りて、ゲーデルの不完全性定理に由来する、知識のパラドクスについて論じた。

フレーゲと分析的存在命題の謎

理想  （ 639号 ） 44-53 1988年10月

単著

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フレーゲにおいては、分析的に真である存在命題があることを指摘し、そのことの帰結について論じた。

知識論のためのノート（I)

文学部論叢  （ 14号 ） 13-50 1985年03月

単著

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「知る」という動詞の目的節に、話者の前提が含まれていることを指摘するとともに、その意味論上の取り扱いを論じた。

「知る」は多義的か？

哲学雑誌  （ 770号 ） 108-130 1983年10月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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言語表現の多義性という概念を理論的に定式化することにまつわる諸問題を、「知る」という動詞を例に取り上げて論じた。

共約不可能性・翻訳・論理

文学部論叢  （ 10号 ） 29-48 1983年10月

単著

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異なる言語間の翻訳についてのクワインの説を、論理的真理の翻訳の問題に関して検討した。

相対主義における真理と意味

文学部論叢  （ 6号 ） 41-62 1981年11月

単著

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相対主義の自己論駁と呼ばれる議論を検討することによって、相対主義の真理観が、意味についての保持できない立場に導くことを論じた。

連接性と無矛盾性

文学部論叢 2号   57-79 1980年07月

単著

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連接性（consistency）の概念を無矛盾性の概念から区別することの必要性について論じた。

論理学の領域（上）

法文論叢  （ 42号 ） 59-88 1978年12月

単著

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人々が実際に行う推論活動と論理学との関係について論じるとともに、論理的真理の範囲を境界づける試みについて論じた。