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慶應義塾大学 
文学部 
人文社会学科 史学系 

顔写真 教授 
山口 徹 
ヤマグチ トオル 
YAMAGUCHI TORU 

Tel.03-3453-4511  
Fax.03-3453-4511  
 
http://www.flet.keio.ac.jp/~toru38/ty_seminar/index.html  
http://www.flet.keio.ac.jp/res/report-yamaguchi.html  

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プロフィール
南太平洋オセアニアや日本の南西諸島をフィールドに、考古学と地球科学が協働するジオアーケオロジーの手法を用いて、島嶼世界の景観史の中に人と自然の「絡み合い(entanglement)」を読み解いてきました。近年は、考古学を触媒にした歴史生態学と歴史人類学の節合(文理融合)を目指しています。 

経歴
慶應義塾大学文学部(博物館実習)  1997/04-1998/03 
慶應義塾大学環境情報学部助手  1998/04-2000/03 
山脇学園女子短期大学  1998/04-2000/03 
慶應義塾大学文学部(講師)  1998/04-2001/03 
東横学園女子短期大学  1998/09-2001/03 
千葉商科大学  政策情報学部  助教授  2000/03/31-2004/04/01 

学位
PhD in Anthropology  ニュージーランド国立オークランド大学  2000/09 

教員からのメッセージ
南太平洋ポリネシアとミクロネシアの島嶼社会を対象に、考古・民族誌・地形のさまざまな側面から文化景観の形成プロセスに関心をもっています。近年は地球温暖化問題とのかかわりから、マーシャル諸島での環礁州島調査(環境省・地球環境研究総合推進費)に従事し、自然の営力と島民の営為のインタラクティブな景観史にアプローチしています。 
 

研究分野
地域研究 
考古学 
文化人類学・民俗学 

研究キーワード
オセアニア 
環礁 
先史学 
景観史 
ジオアーケオロジー 

研究テーマ
環礁州島からなる島嶼国の持続可能な国土の維持に関する研究  環礁州島における人間居住に関する研究  2003-2007 
オセアニア環礁景観の考古学的・歴史人類学的綜合研究とその現在的活用策の検討  2006-2008 

競争的資金等の研究課題
新学術領域研究(研究領域提案型)「サンゴ礁学-複合ストレス下の生態系と人の共生共存未来戦略」の計画研究B02班「サンゴ礁-人間共生系の景観史」  補助金  文部科学省  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2008/04/01-2013/03/31  本計画研究では、サンゴ礁と人間の新たな共生・共存系のモデルを構築する。そのために、ジオ・アーケオロジー、動物考古学、形質人類学の手法によって環境利用史(漁労や農耕)を解明する。また、現在のサンゴ礁が直面する複合ストレスの規模や強度は、過去のものとは比較にならないほど大きいため、この状況への対応策の1つとして、グローバル化のなかで拡大し続ける社会的ネットワークの活用を考える。先史から現在まで連綿と続く「絡み合う人と自然の景観史」を描出し、生計資源・観光資源・ 文化資源としてのサンゴ礁の活用方法を諸学との協働によって探求する。 
「環礁上成立する小島嶼国の地形変化と水資源変化に対する適応策に関する研究」のサブテーマ2「人間居住と農耕史に関する研究」  受託研究  地球環境研究総合推進費  2008/04/01-2010/03/31 
オセアニア環礁景観の考古学的・歴史人類学的綜合研究とその現在的活用策の検討  補助金  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会) 基盤研究(B)  2006/04/01-2009/03/31 
環礁州島における人間居住に関する研究  受託研究  環礁州島からなる島嶼国の持続可能な国土の維持に関する研究  地球環境研究総合推進費  2003/06/01-2007/03/25 
環礁州島の地形形成―人間居住の相互作用とその環境変動に対する応答予測に関する予備的研究  受託研究  地球環境研究総合推進費 課題検討調査研究  2002/06/01-2003/03/25 
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研究業績(著書)
Coral Reef: Strategy for Ecosystem Symbiosis and Coexistence with Humans under Multiple Stresses.  山口 徹  Chap.4: A review of coral studies of the Ryukyu Island Arc to reconstruct its long-term landscape history.  Springer Japan  2016  2213-719X  Coral studies of the Ryukyu Island Arc have resulted in the accumulation of a vast knowledge quite relevant to a future reconstruction or interpretation of its landscape history, i.e., the process of viewing a present landscape as a historical artifact contingently and cumulatively changed through interactions between two types of agents, natural and human. For the geohistory of the late Miocene to the late Holocene, in particular, I review three topics: insularization of the Ryukyu Arc, coral growth during the last glacial maximum, and the formation of a coral reef environment in the middle Holocene. 
行動する文学部  山口 徹・近森高明・山道佳子  街を歩き、歴史をつむぐ―アプリ〈慶應時空ぷらっと〉と都市空間  慶應義塾大学出版会  2016/04/25  978-4-7664-2290-0  慶應義塾大学文学部125年記念事業・極東証券株式会社寄附講座(慶應義塾大学文学部公開講座)『行動する文学部』における講演録「慶應時空ぷらっとと都市空間」。【日程】 2015年7月11日[土] 14:30〜16:30【場所】 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール【講師】 山口徹 近藤高明 
石垣島の景観史研究(Ⅰ)ー名蔵地区の浅層ボーリング調査と低地発掘調査ー  山口 徹・小林竜太  慶應義塾大学民族学考古学研究室  2016/03/30  978-4-906400-14-0  文科省科学研究費新学術領域研究『サンゴ礁学:複合ストレス下の生態系と人の共生・共存未来戦略』(2008-2012年度)内の計画研究班「サンゴ礁ー人間共生系の景観史」調査報告書。 
ミクロネシアを知るための60章  山口 徹  サンゴ礁の島に生きるーマーシャル諸島の島嶼間ネットワーク  明石書店  2015/02/28  978-4-7503-4137-8 
ミクロネシアを知るための60章  山口 徹  核実験とマーシャルの人びと  明石書店  2015/02/28  978-4-7503-4137-8 
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研究業績(原著論文・解説)
研究論文(国際会議プロシーディングス)  共著  The geoarchaeology of shoreline transition and alluvial landscapes on Ishigaki (Ryukyu Islands): disentangling natural and anthropogenic processes of landscape formation.  山口 徹  The Eighth World Archaeological Congress  168-168  2016/08 
(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)  共著  モノから「収集の歴史」を考える-ニューアイルランド島のウリ像を対象にして-  山口 徹・臺浩亮  日本文化人類学会第50回大会発表要旨集  日本文化人類学会第50回大会実行委員会  58-58  2016/05/28 
(MISC)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  単著  ”歴史する”アプリ「慶應時空ぷらっと」  山口 徹  塾  289, 20-20  2016/01 
(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)  共著  環礁社会の多様性を通時的に把握する  山口 徹・深山直子, et al.  日本サンゴ礁学会第18回大会講演要旨集  日本サンゴ礁学会第18回大会実行委員会  131-131  2015/11/29 
研究論文(学術雑誌)  単著  ウリ像をめぐる絡み合いの歴史人類学-ビスマルク群島ニューアイルランド島の造形物に関する予察-  山口 徹  史学  三田史学会  85/ 1-3, 401-439  2015/07  0386-9334 
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研究業績(口頭・ポスター発表)
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  Patterns and Processes in the Transformation of Pacific Island Landscapes  The Eighth World Archaeological Congress  2016/08/29 
口頭発表(一般)  The geoarchaeology of shoreline transition and alluvial landscapes on Ishigaki (Ryukyu Islands): disentangling natural and anthropogenic processes of landscape formation.  The Eighth World Archaeological COngress  2016/08/29 
シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  オセアニアの環礁景観に「絡み合い」の歴史を読む-歴史生態学と歴史人類学の節合  「共感と排他性」研究会  2016/07/29 
口頭発表(一般)  モノから「収集の歴史」を考える-ニューアイルランド島のウリ像を対象として  日本文化人類学会第50回研究大会  2016/05/29 
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  Le Corail Sauvage サンゴ、〈野生の科学〉と出遭う  日本サンゴ礁学会第18回大会  2015/11/29  URL  写真家の中村征夫さんの作品には、色とりどりの魚たちと共に暮らす不思議な生き物、サンゴが息づいています。そんな豊かなサンゴの海を、身近なものとしてはぐくみ学ぶヒントが〈野生の科学〉にあります。心と知をつなぐこの発想を、人類学者の中沢新一さんがやさしく解き明かしてくださいます。それを踏まえて、パネリストたちがサンゴの海について、新たな観点から語り紡ぐことに挑みます。はたして、その物語は皆さまの心に響くでしょうか。ご期待ください。 
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研究業績(芸術系活動、フィールドワーク等)
フィールドワーク  共同  文科省科学研究費補助金(新学術領域研究・計画研究代表)による石垣島の環境考古学的(ジオアーケオロジー)調査  2009/04/01-2013/03/31 
講演  単独  世界の「はじっこ」で考える~サンゴ礁に暮らす人びとの研究から~  2007/04/22-現在 
フィールドワーク  共同  文部科学省科学研究費補助金(基盤研究B・海外学術調査・研究代表者)によるツバル国フナフチ環礁の巡検  2007/03/13-2007/03/21 
フィールドワーク  共同  環礁州島からなる島嶼国の持続可能な国土の維持に関する研究(環境省地球環境研究総合推進費B-15・研究分担者)によるマーシャル諸島マジュロ環礁調査  2006/08/04-2006/08/29 
講演  単独  周縁からの発想―オセアニア景観史の学術的研究―  2006/04/29-現在 
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所属学協会
日本文化人類学会  1992/04-現在 
日本オセアニア学会  2007/04/01-現在 
日本考古学協会  2006/04-現在 
日本サンゴ礁学会  2005/11/28-現在 
日本植生史学会  2010/04-現在 
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委員歴
日本サンゴ礁学会  第18回研究大会実行委員長  2014/12/01-2015/11/29 
日本サンゴ礁学会  評議委員  2007/04/01-現在 
日本オセアニア学会  評議員  2007/04/01-現在 
日本オセアニア学会  理事  2007/04/01-現在 
日本サンゴ礁学会  学会誌編集委員  2005/11/28-現在 
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