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慶應義塾大学 
法学部 
法学部共通 

准教授 
熊野谷 葉子 
クマノヤ ヨウコ 
KUMANOYA Youko 

Tel.045-566-1333  
 

経歴
ニコライ学院非常勤講師  1995/04-1996/03 
電気通信大学非常勤講師  1999/04-2001/03 
慶應義塾大学外国語学校非常勤講師  1999/04-2002/03 
慶應義塾大学法学部非常勤講師  2003/04-2010/03 
電気通信大学非常勤講師  2004/04-2009/03 
慶應義塾大学外国語教育研究センター非常勤講師  2004/04-2010/03 
慶應義塾大学理工学部非常勤講師(  2005/04-2008/03 
NHKラジオ語学講座「まいにちロシア語」講師  2009/04-2011/03 
慶應義塾大学法学部 専任講師  2010/04-現在 

学歴
東京大学  東京大学大学院人文社会系研究科  欧米系文化研究専攻  博士  1999/03  単位取得退学 

学位
文学博士号  東京大学  2002/09 

総合紹介
ロシア文化、特に伝統的に口頭で伝えられてきた歌謡や物語を研究しています。研究の中心は、19世紀後半から流行し現在まで聞くことのできる短い俗謡「チャストゥーシカ(速歌)」であり、フィールドワークを行いながら、この芸能を詩的・音楽的側面、また演奏の場や方法などから多角的に分析しています。歌詞や演奏の実態を通して、ロシア民衆の社会と文化の変化に迫ろうとする研究です。 

研究分野
ヨーロッパ語系文学 

研究キーワード
ロシア 
口承文芸 

研究テーマ
ヴォルガ文化圏とその表象をめぐる総合的研究  ロシアの母なる川とされるヴォルガとその沿岸はロシア文化の中でどのように表象されてきたのかを、さまざまな専門分野の集団で多角的に検討しています。熊野谷の担当は民俗と口承文芸から見たヴォルガ沿岸地域です。  2009-2011 
大学間,高等学校-大学間ロシア語教育ネットワークの確立  大学でのロシア語教育について、大学間連携、高等学校との連携を図りながら、より良いメソッドと統一の到達度基準を作ることを目指しています。  -2015 
アルハンゲリスク州フォークロア調査資料を基礎としたデジタルアーカイブ構築の研究(申請中)  1990年代から盛んに行われてきた日本人によるロシアでの民俗学(フォークロア)調査資料(音声・動画・写真・フィールドノート等)を、デジタル形式に変換してアーカイブ化し、研究者間の相互利用と研究の推進を図ることを目的としています。第一段階として、熊野谷の採録した1995年、96年、2000年のアルハンゲリスク州の調査資料をデジタル化してより広いアーカイ 

研究業績(著書)
『アンコールまいにちロシア語』2011年度4月~9月  熊野谷 葉子  東京・NHK出版  2011/03/18  2009年度NHKラジオロシア語講座のテキストをまとめたものです。「ゆっくりじっくり基本編」と題して、文字と発音から一通りの文法を学びました。頻繁に使う表現、自然な表現で構成され、4コマ漫画仕立てでロールプレイングなどにも使いやすい構成を取っています。 
『シリーズことばの世界 第1巻 つたえる』  熊野谷 葉子  142-153  東京・三弥井書店  2008/02  本論は、日本口承文芸学会が学会発足30年を記念して出版した、シリーズ「ことばの世界」の第1巻『つたえる』に掲載されたものである。このシリーズは、日本における口承文芸研究の成果を広く一般読者に知ってもらうことを目的として刊行されたもので、世界各地の口承文芸およびその研究について、学術的な内容を平易な文章で書くことが求められた。筆者が担当した「ロシアの口承文芸」では、限られた紙数で大きなテーマを分かりやすく解説すべく、いろいろなジャンルと関連する歴史的年代とを絡めて論じた。章立ては以下の通り。「ロシア語の音とリズム」「口承文芸の歴史的側面」「キエフ・ルーシの時代」「タタール支配からモスクワ・ロシアへ」「帝政ロシアと口承文芸」「ソ連時代とその後」「参考文献」 
『チャストゥーシカ ロシアの暮らしを映す小さな歌』  熊野谷 葉子  63  東京・東洋書店  2007/10   本書は、一般の読者向けにチャストゥーシカについて短く平易な文章で述べたブックレットであるが、同時に著者のフィールドワークと研究成果を凝縮して発表したものでもある。  本書では97篇のチャストゥーシカがロシア語原文とその訳を併記する形で紹介されており、そのほとんどは著者自身がロシア共和国アルハンゲリスク州で記録したものである。著者は1995年から2000年にかけて同地でフィールドワークを行い、録音した1000篇以上のチャストゥーシカを文字化し、日本語訳と注をつけ、分析して2002年に「北ロシア農村のチャストゥーシカ 演劇性の観点から見た特徴づけと分類」として発表し、これによって博士号を取得した。本書に掲載されたチャストゥーシカのテキストは、この論文の第2部に収録された876篇の一部である。 
『宣教師ニコライの全日記 第6巻』  熊野谷 葉子  7-76  2007/07  1861年に来日し、生涯を日本でのロシア正教布教にささげた宣教師ニコライ・カサートキンの40年に亘る日記を全訳したものです。熊野谷は1999年の後半を担当し、駿河台の正教会で雑多な仕事にいそしむニコライの日常生活を垣間見ました。 
『ロシアフォークロアの世界』  熊野谷 葉子  106-116  東京・群像社  2005/05  本書はロシアフォークロアの主なジャンルについて、またフォークロアとロシア文学との関係についての論文集ですが、一般向けにわかりやすく書かれたものです。熊野谷の担当は「チャストゥーシカ」で、このジャンルの特徴について、形式と内容、また研究史の面から一般向けにわかりやすく解説しています。 
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研究業績(原著論文・解説)
研究論文(学術雑誌)  単著  短詩型歌謡の機能抱合力―ロシアのチャストゥーシカを例に  熊野谷 葉子  『口承文芸研究』37号  日本口承文芸学会  37  2014/03 
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  単著  大学学部内のよりよいロシア語教育システムと学部間ネットワークの構築に向けて  熊野谷 葉子  大学間,高等学校―大学間ロシア語教育ネットワークの確立 2012年度研究成果報告書 科学研究費補助金 基盤研究(B)(2011-2015)  大阪大学大学院言語文化研究科  29-34  2013/03/15 
研究論文(大学,研究機関紀要)  単著  パーヴェル・フロレンスキー『コストロマ県ネレフタ郡のチャストゥーシカ集』(1909)を読む  熊野谷 葉子  東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報「SLAVISTIKA XXVIII」  東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室  18, 291-308  2013/03/13 
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  単著  NHKラジオ「まいにちロシア語」(2009年度)を担当して -4コママンガ形式のスキット「リューバと歩こう!」の試み―  熊野谷 葉子  ロシア語教育研究  日本ロシア語教育研究会  3, 45-58  2012/11 
研究論文(学術雑誌)  単著  マトリョーシカのルーツを探して(6) V.ボルツキー「モスクワ県の玩具手工業」を読む(続)  熊野谷 葉子  なろうど  ロシア・フォークロアの会  65, 64-74  2012/10/15  0910-6456 
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研究業績(口頭・ポスター発表)
口頭発表(一般)  北ドヴィナ川中流域の伝承に見るチャストゥーシカの多機能性  第3回全ロシアフォークロア学会  2014/02/02 
口頭発表(一般)  短詩型歌謡の機能抱合力―ロシアのチャストゥーシカを例に―  日本口承文芸学会第37回大会  2013/06/02 
口頭発表(招待・特別)  ロシア語の「産出的言語活動」のためのプログラムと教材作成に向けて  2012年度日本ロシア語教育研究集会  2012/12/02   外国語学習における「会話」と「作文」は、自分の意思を表現するという点では共通しており、CEFR(『外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』)では言語活動の基礎のひとつ「産出(production)」的活動として位置付けられている。限られた時間でより堅固で応用力の高い「産出的言語活動」を養成するにはどうしたらいいだろうか。  慶應義塾大学で「行動中心複言語学習プロジェクト(AOP)」の一環として、報告者は「コミュニカティブ・アプローチによる複言語教材開発に備えた言語機能別の表現類型リスト」のロシア語版作成に携わった。このリストはCEFRのB1レベルを想定した Can doリストで、いわば産出的言語活動の機能別サポート材料集である。英語ベースで作られているためそのままロシア語に置き換えたのでは使いにくいが、応用すると今までにない基礎教材ができる可能性がある。これを応用し、ロシア語の教材として比較的早い段階から学習者が使えるようにするため、単純な文型を少しずつ積み上げて応用し、多くの要素から成る文もさほどの苦労なく作れるようになる教材を開発中である。 
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研究業績(芸術系活動、フィールドワーク等)
新聞・雑誌等(書評・論評等)  単独  暮らしの中のロシア・イコン  2012/12/13-現在 
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