Research Achievements (Books)
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No. Title Author Sections/Pages Publisher Publication Date ISBN URL Summary Related information
1 Metaphysics of "Reality"
SAITOU YOSHIMICHI
298
岩波書店
2011/12/22




2 知ること、黙すること、遣り過ごすこと――存在と愛の哲学
SAITOU YOSHIMICHI

講談社
2009/01




3 哲学がはじまるとき――思考は何/どこに向かうのか
SAITOU YOSHIMICHI

ちくま新書
2007/04




4 デリダ――なぜ「脱-構築」は正義なのか
SAITOU YOSHIMICHI
126
NHK出版
2006/09




5 レヴィナス――無起源からの思考
SAITOU YOSHIMICHI

講談社
2005/06




6 心という場所――「享受」の哲学のために
斎藤 慶典

勁草書房
2003/11


「心」という領域の構造と生成を問う領域存在論から出発して、この領域を超越論的・現象学的還元に服せしめる途筋を呈示する(第Ⅰ部「私」)。つづいて、還元を経て到達した次元の根本構造が「表現」とその「享受」の論理によって規定されていることを示す(第Ⅱ部「表現」)。最後に、表現とその享受という構造の起源をめぐる形而上学的考察が「場所」という鍵語を軸に展開される。以上の考察のすべては、この現実が徹頭徹尾「現象する」ことから成り立っているという根本洞察によって導かれる(序章)。全293+11頁。

7 デカルト――「われ思う」のは誰か
斎藤 慶典

NHK出版
2003/05


フッサール現象学と、彼以後のハイデガー、レヴィナス、デリダら何らかのかたちで現象学と密接な関係をもった哲学を経由した眼で、あらためてデカルトとの対話を試みる。世界のすべてを自身の内に担う「無際限」としてのエゴと、そのエゴに触れる「無限」としての神が表裏一体をなす地点において彼の哲学が語り出される様を、「方法的懐疑」の徹底と「神の存在証明」の検討を通して捉える。全126頁。

8 フッサール――〈起源〉への哲学
斎藤 慶典

講談社・選書メチエ
2002/05


フッサール現象学と著者との対話と対決の書。著者がフッサールから何を学び、何を学ばなかったかを、以下の五つの視点からあらためて現象学に接近することで確認する。1.現象学的還元が私たちを導いてゆく最終的地点とはいかなる地点か。2.その地点における「現象」の内実をなすものは何か。3.そのような「現象」は何を通して可能となったのか(現象の媒体)。4.「現象」がそこにおいて成立する場所とはいかなる場所か。5.「現象」に外部はあるか。全296+6頁。

9 力と他者――レヴィナスに
斎藤 慶典

勁草書房
2000/11


前著『思考の臨界』の第三部「他者」の問題系をさらに掘り下げ、他者問題が必然的に倫理・政治・法、そして超越者にかかわる思考であるかぎりでの宗教の哲学であることを明らかにする。この掘り下げの導きの糸となるのはレヴィナスであり、彼とホッブズ、カントそしてニーチェとの対決が問題の骨格を明らかにする。全238+11頁。

10 勁草書房
斎藤慶典


2000/11




11 思考の臨界――超越論的現象学の徹底
斎藤 慶典

勁草書房
2000/01


現象学の根本問題が、「時間」「存在」「他者」という三つの問題系に収斂すること、かつそれらの問題系相互の間に密接な関係があることを、フッサール・デリダ・メルロ=ポンティ・ハイデガー・レヴィナスらの綿密な検討を通して明らかにする。そしてそれらを、「場所」という新たな問題系の下でさらに問い深める可能性を開く。全402+12頁。

12 勁草書房 全414ページ
斎藤 慶典


2000/01




13 現代意識の諸相――学問・芸術からの照射
養老孟司・高畠通敏・川本三郎・坂上弘・小此木啓吾・斎藤慶典

慶應義塾大学出版会
1999/08


「戦争と平和 その〈起源〉をめぐって――現代哲学から」(pp.255-316)執筆。これまでの戦争論で扱われたことのない「根源平和」なるものの「事実性」――可能性ではない――に、「他者の哲学」の観点から照明をあてる。

14 慶應義塾大学出版会 全318ページ
養老 孟司,高畠 通敏,川本 三郎,坂上 弘,小此木 啓吾,斎藤 慶典


1999/08




15 叢書・転換期のフィロソフィー
大橋良介・野家啓一・三島憲一・仲原孝・佐野之人・山口祐弘・横山輝雄・谷徹・伊藤邦武・徳永恂・斎藤慶典・鷲田清一・坂部恵

ミネルヴァ書房
1999/07


「哲学の内/外――差異をめぐる四つの思考」執筆(pp.239-259)。現代フランス哲学のもっとも新しい動向の一つを、「差異」をめぐる思考の展開として呈示し、そこで何が問われ・思考されているのかを明らかにする。ソシュール・デリダ・M.アンリ・J.-L.マリオンが取り上げられる。

16 ミネルヴァ書房 全297ページ
大橋 良介,野家 啓一,三島 憲一,徳永 恂,斎藤 慶典,鷲田 清一,坂部 恵


1999/07




17 .快の行動科学
中尾弘之・前田久雄・黒木俊秀・中川彰子・野見山晃・田代信維・末次基洋・森山成 ・小坪大作・松野敏行・西浦研志・足達淑子・谷徹・斎藤慶典・松尾正

朝倉書店
1998/09


「心という場所――〈快〉の哲学のために」(pp.230-251)執筆。心脳問題への現象学的アプローチ。「心」という次元の成立は、「快=享受」という事態をその根本にもっていることを示す。

18 新・哲学講義
斎藤 慶典

岩波書店
1998/02


「失われた始元へ/から――私・現象・他者」(pp.145-175)執筆。私たちの経験の始元を、「私」から「(何ものかが)現われ」ることへ、さらにこの「現象」の制約としての「他者」へと遡る。だが「他者」が「現象」にすら先立つのであれば、それが始元として姿を現わすこともまたないはずである。すなわち始元は、「失われた」ものとしてある/ない。(村田純一・信原幸弘・永井均・浜田寿美男・斎藤慶典)全219頁。

19 他者
鷲田清一・斎藤慶典・藤田正勝・頼住光子・菅原潤・田中敏明・巻田悦郎・平木幸二郎・平野明彦・稲田知己・青木純一・森田恭子・濱田恂子
37-56
理想社
1997/10


1995年末に亡くなったレヴィナス追悼の論考。理性の他者が私たちに与えられる二つの様態として「他者(他人)」と「死」を捉え、この両者が重畳した事態としての「他者の死」とはいかなる事態なのかを考察する。全187頁。

20 理性と暴力
村田純一・斎藤慶典・熊野純彦・小田亮・浜田寿美男・松尾正・西原和久・江原由美子・丸山徳次・北川東子・谷徹・高橋哲哉
29-52
世界書院
1997/05


世界を根底で統べているものが「力」であるとすれば、それが「暴力」となるのはいかなる条件の下でか、そして「理性」は自らの内に「暴力」とその彼方の可能性とをともに宿していることを明らかにする。全328頁。

21 「数としての時間――古代ギリシアの時間理解に見られる現象学的特性」
小川侃・布施伸生・山本輿志隆・内山勝利・斎藤慶典・宮原勇・高橋憲雄・松尾宣昭・有馬善一・戸島貴代志・伊藤均・森秀樹・石井三千雄
39-53
晃洋書房
1994/05


現代ドイツの代表的現象学者の最新の論考を集めた論集。フッサールにとっても終生の問題だった「時間」を、古代ギリシアにまで遡って現象学的に分析した論考の邦訳。Klaus Held, “Zeit als Zahl”, Vortrag in Tokyo und Kyoto, Typoskript, 1987. (全334頁)

22 自己と他者 叢書〈エチカ〉
斎藤 慶典
136-155
昭和堂
1994/02


他者問題の互いに異なる二つの次元の差異に着目して、その倫理的含意を著書3.につづいてさらに展開。(池上哲司・松沢哲郎・村瀬学・渡辺恒夫・永井均・森岡正博・斎藤慶典・中島義道・小林敏明・品川哲彦・波平恵美子・佐藤純一)全264頁。

23 現象学運動
村田純一・新田義弘・谷徹・千田義光・斎藤慶典・篠憲二・鷲田清一・那須壽・丸山高司・水野和久
147-178
岩波書店
1993/12


フッサール現象学ならびに現象学派の哲学における他者問題の展開の諸相を、西欧近代哲学の中に位置づけつつ、Th.リップスからE.レヴィナスにいたるまで包括的に展望・分析。全364頁。

24 プラクシスの現象学
村田純一・鷲田清一・丸山高司・佐藤康邦・斎藤慶典・野家啓一・谷徹・須藤訓任・杉田正樹
87-111
世界書院
1993/06


現象学における実践問題へのアプローチを、後期メルロ=ポンティと西田幾多郎の芸術への考察を対比項に据えて反照的に解明。全301頁。

25 日常世界と人間――社会学の視点とアプローチ
山岸健・斎藤慶典・大西貢司・西脇裕之・岡原正幸・水川喜文・駒松仁子・長尾真理・干川剛史・平野敏政・吉野英岐・山岸美穂・チョン ヨンヘ・森岡崇・草柳千早・吉沢夏子
68-84
小林出版
1993/05


x社会をあくまで〈私〉の視点から考察するアプローチの哲学的基盤を、上記三人の哲学者のうちに探る。全340頁。

26 .現象学と倫理学
市倉宏祐・水谷雅彦・平田俊博・越智貢・佐々木一也・篠憲二・壽卓三・斎藤慶典・伊藤春樹・熊野純彦・青木隆嘉・佐藤康邦・鷲田清一・溝口宏平・吉沢伝三郎
119-137
慶応通信
1992


現象学において「他者」という問題がもつ二つの互いに異なる相貌――〈超越論的相互主観性〉と〈超越論的主観性の他者〉――を、フッサール以後の現象学派の流れの中で明らかにし、その倫理的含意を考察する。全262頁。

27 現代哲学を学ぶ人のために
枡形公也・尾関周二・須藤訓任・木岡伸夫・鷲田清一・野村直正・魚住洋一・斎藤慶典・丸山高司・溝口宏平・塚本正明・竹田純郎・渡辺啓真・伊藤徹・市田良彦・高橋哲哉・石光泰夫・安彦一恵・伊藤邦武・浜野研三・杉山聖一郎・美濃正・中才敏郎
105-120
世界思想社
1992/11


現代哲学の中で現象学が占める位置を、主として1960年代から90年代初頭までを視野に入れて概観。全342頁。

28 ――哲学と精神医学のあいだ――
新田義弘・斎藤慶典・松尾正・中嶋聡・石川義博・吉松和哉・大橋秀夫・村田純一・竹田純郎・日暮陽一・魚住洋一・田村京子・杉田正樹・谷徹・Kah Kyng Cho・Alfred Kraus
23-60
北斗出版
1992/10


意識を時間性と他者性という二つの軸からなる構造体として捉え、この基本構造の変容として分裂病、躁鬱病、境界例などの精神疾患を分析。全398頁。

29 エルヴィン・フフナーゲル『解釈学の展開――ハイデガー、ガダマー、ハーバーマス、ベッティ、アルバート』
竹田純郎・斎藤慶典・日暮陽一

以文社
1991/11


(全281頁)ハイデガーによって、それまでの文献解釈の技法としてのそれから哲学の根本的な方法の位置にまで一気に高められた解釈学の展開を、当のハイデガーから説き起こして現代の最先端までを展望する。翻訳分担pp.20-98。Erwin Hufnagel, Einfuhrung in die Hermeneutik, Kohlhammer, 1976.

30 現象学の現在
新田義弘・水野和久・常俊宗三郎・小川侃・斎藤慶典・宮原勇・魚住洋一・工藤和男・品川哲彦・梅原賢一郎・湯浅慎一・谷徹・引田隆也・伊藤徹
87-110
世界思想社
1989/06


「時間」をめぐる問題系が現象学の限界問題の一つとして「存在」問題へと接合する地点をフッサールとメルロ=ポンティの内に見定める。全269頁。

31 クラウス・ヘルト『生き生きした現在――時間と自己の現象学』
新田義弘・小川侃・谷徹・斎藤慶典 

北斗出版
1988/12


フッサール後期時間論のもっとも包括的研究書の邦訳。未公刊の研究草稿からの引用多数を含む。翻訳分担pp.173-253。Klaus Held, Lebendige Gegenwart?die Frage nach der Seinsweise des transzendentalen Ich bei Edmund Husserl, entwickelt am Leitfaden der Zeitproblematik, Phaenomenologica 23, M.Nijhoff, 1966.

32 倫理学年報
斎藤 慶典
105-121
以文社
1986/03


上の第1論文の掲げたアプローチを、哲学的反省の構造そのものが問われるにいたったフッサール現象学の反省理論ならびにその時間論、そしてそれらを貫く「理性の目的論」の構造を詳細に解明する作業を通して、いっそうの精緻化をはかる。