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慶應義塾大学 
保健管理センター 

准教授 
横山 裕一 
ヨコヤマ ヒロカズ 
YOKOYAMA HIROKAZU 

1959年生まれ  
 

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プロフィール
1985年本大学医学部卒業。医師国家試験合格。本大学医学部内科学教室入局。1993年本大学消化器内科教室入局。研究テーマは飲酒による臓器障害。エタノールの代謝物アセトアルデヒド (AcH) が齎した変性蛋白に対する免疫応答と肝障害の研究で1993年に博士号取得。1992年~1995年 New York City 大学 Mt. Sinai 医科大学で Charles S Lieber 教授(http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_S._Lieber)に師事。上部消化管に発現するアルコール脱水素酵素 (Class IV ADH) 遺伝子クローニング、cDNA 配列の決定に従事。1996年から本大学保健管理センター配属。1998年同講師。2005年同准教授。現在に至る。その間、食道粘膜が Class IV ADH とアルデヒド脱水素酵素 ALDH1A1 を用いビタミンAからレチノイン酸(RA)を形成することを証明、NAD-dependent in-situ RA providing system と命名。さらにエタノール、その代謝物 AcH がそれらの酵素を阻害することを証明。過剰飲酒ー同経路の阻害ー食道のRA供給障害、RA枯渇ーアポトーシスやp53動態の異常ー食道癌発症という仮設を提唱した。また、動物灌流肝モデルで肝類洞の Kupffer 細胞が種々の刺激(エタノール、腸内細菌から放出される LPSなど)に応じ活性酸素を放出、肝類洞細胞障害を惹起することを証明、肝障害発症の機序の一つとして提唱している。またその活性酸素産生には電子供与体 NADPH reductase が関与しているが、同酵素の簡便な検出法を確立、エタノールを慢性摂取すると Kupffer 細胞で同酵素が誘導されることを示し、アルコール性肝障害の進展の機序として提唱している。保健管理センターでは、臨床研究、特にメタボリックシンドローム (MetS)、生活習慣病と肝障害の関係の研究に従事。肥満に伴う内臓脂肪細胞の変化で起こるアディポネクティン低下と肝障害進展の関連を証明、また、睡眠の異常と肝障害の関連も報告した。また、飲酒は肥満と関係なく高中性脂肪血症、高血圧、糖尿病を悪化させるため、MetS診断の攪乱因子であることも示した。さらにMetS 診断のための腹囲基準で、日本基準と世界基準の齟齬が問題になっているが、その齟齬の一部は両基準の腹囲の定義の違いによること、女性基準は矛盾がないもの、男性基準は前者が厳しすぎ、後者は甘すぎの齟齬があることを報告した。これらの研究を基盤に慶応義塾大学病院で脂肪肝外来を担当しており、日本経済新聞 2010年2月20日号などに紹介されている。一方、大学で、講義を通して、学生に急性アルコール中毒の危険性の警鐘を鳴らしている。 

経歴
慶応義塾大学病院  内科学教室  研修医  1985/06/01-1987/05/31 
東京国立第二病院  内科  レジデント  1987/06/01-1989/05/31 
慶応義塾大学医学部  内科学教室(消化器内科)  助手  1989/06/01-1991/04/30 
東京都立広尾病院  内科  医員  1991/05/01-1992/07/31 
米国ニューヨーク大学マウントサイナイ医科大学  Charles S Lieber 研究室  研究員  1992/08/01-1995/12/31 
慶応義塾大学医学部  内科学教室(消化器内科)  助手  1996/01/01-1996/03/31 
慶応義塾大学  保健管理センター  助手  1996/04/01-1998/03/31 
同  同  専任講師  1998/04/01-2006/03/31 
東海大学  医学部  非常勤助教授  2000/04/01-2002/03/31 
慶応義塾大学  保健管理センター  准教授  2006/04/01-現在 

学歴
慶應義塾大学  医学部  医学科  1985/03/31  卒業 

学位
医学博士  慶應義塾大学  1993/03 

免許・資格
医師免許  1985/05/31 
日本医師会認定産業医 

研究分野
消化器内科学 
代謝学 
実験動物学 
統計科学 
分子生物学 

研究キーワード
レチノイン酸、ビタミンA 
食道がん 
アルコール性肝障害 
肥満 
非アルコール性脂肪肝炎 
睡眠 
ヘリコバクタピロリ 
ワクチン 

研究テーマ
食道粘膜におけるビタミンAからのレチノイン酸形成とその阻害による発癌の研究  1993/08/01-現在 
飲酒による肝臓障害の分子レベルの機序の解明  1989/06/01-現在 
肥満による肝臓障害の分子レベルの機序の解明  2000/04/01-現在 
医療従事者に対する B 型肝炎ワクチン接種の適切なプロトコールの確立  2000/04/01-現在 
肥満による肝障害の分子レベルの機序の解明  2000/04/01-現在 
生活習慣、特に睡眠、飲酒、肥満と健康の関係の検討  2003/04/01-現在 

研究業績(著書)
Esophageal Cancer - Cell and Molecular Biology, Biomarkers.  Yokoyama H et al.  pp.101 - 126 The interaction between the metabolisms of retinol and ethanol in esophageal mucosa; a possible mechanism of esophageal cancer in alcoholics.  InTec  2012  978-953-51-0223-6 
新しい診断・治療のABCシリーズ( 最新医学」別冊)62「アルコール性肝障害」  横山 裕一  アルコールの遺伝、生化学  最新医学社  2009 
看護学学習辞典(第3版)  横山 裕一  学習研究社  2008 
疾患からまとめた病態生理 first aid  横山 裕一  pp150-153 食道がん  メディカル・サイエンス・インターナショナル社  2006 
健診、人間ドックハンドブック  横山 裕一  中外医学社  2002 
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研究業績(原著論文・解説)
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  共著  松本可愛、横山裕一、他  横山 裕一  慶応保健研究  34/ 1, 39-44  2016/07 
(MISC)総説・解説(大学・研究所紀要)  単著  英語圏における災害理論の変遷に基づくインシデントレポートの評価とグローバル化時代のインシデントレポートの提言。機能的インシデントレポート作成のすすめ  横山 裕一  慶応保健研究  34/ 1, 75-86  2016/07/01 
(MISC)総説・解説(大学・研究所紀要)  2014年ー2015年に慶応義塾大学保健管理センターが経験した西アフリカ諸国およびコンゴ共和国におけるエボラウイルスアウトブレークへの対応の検証  横山 裕一  慶応保健研究  33/ 1, 139-145  2015/07/01 
(MISC)総説・解説(大学・研究所紀要)  2014年-2015年に慶応義塾大学保健管理センターが経験した西アフリカ諸国およびコンゴ共和国におけるエボラウイルスアウトブレークへの対応の実際  横山 裕一  慶応保健研究  33/ 1, 135-138  2015/07/01 
(MISC)総説・解説(大学・研究所紀要)  単著  2014年西アフリカ諸国およびコンゴ共和国におけるエボラウイルスアウトブレークの文献的比較考察  横山 裕一  慶応保健研究  33/ 1, 23-28  2015/07/01 
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研究業績(口頭・ポスター発表)
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  訪日留学生への感染対策・ワクチン接種など  第31回トラベラーズワクチンフォーラム  2017 
シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  健診におけるメタボリックシンドローム(MetS)とアルコール関連疾患(alcoholic related diseases; ARD) のオーバーラップに関する考察  第45回日本総合健診学会  2017 
ポスター発表  学校医が経験したエボラウイルス対応ー法的根拠、責任論、危機管理としての感染症対策  第53回全国大学保健管理集会  2015 
ポスター発表  本センターで新しく確立した HBV ワクチン管理体制の経済効果の検討  第52回全国大学保健管理集会   2014 
ポスター発表  NAFLD FIBROSIS SCORE の健診への導入の意義  第52回全国大学保健管理集会  2014 
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研究業績(知的財産権等)
特許  レチノイドの分離分析方法  2001-62273  2001/03/06  2002-257808  2002/09/11 
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担当授業科目
健康と運動の科学 
心身ウエルネス概論 
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所属学協会
日本内科学会 
日本肝臓学会 
日本消化器病学会 
日本アルコール薬物医学界 
日本総合健診学会 
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