English
慶應義塾大学 
文学部 
人文社会学科 史学系 

教授 
野々瀬 浩司 
ノノセ コウジ 
NONOSE Kouji 

1964年生まれ  

プロフィール
2014年4月から慶應義塾大学文学部西洋史専攻の教員として勤務しています。16世紀スイスの宗教改革史や社会史を専門とし、新しい宗教思想が当時のヨーロッパ社会に与えた影響などを研究してきました。慶應義塾大学では、「西洋史概説Ⅲ・Ⅳ」「西洋史学原典講読」「人文科学特論(西洋史)」などの科目を担当しています。それ以前は、防衛大学校人間文化学科で「宗教文化史」「宗教社会史」などの授業を行ってきました。 

経歴
防衛大学校  人文科学教室  講師  1995/04/01-2000/03/31 
慶應義塾大学  文学部  非常勤講師  1997/04/01-2007/03/31 
防衛大学校  人間文化学科  准教授  2000/04/01-2010/09/30 
一橋大学  社会学部  非常勤講師  2007/10/01-2009/03/31 
慶應義塾大学  文学部  非常勤講師  2009/04/01-2013/03/31 
放送大学  非常勤講師  2010/12/01-2013/03/31 
防衛大学校  人間文化学科  教授  2010/10/01-2014/03/31 
慶應義塾大学文学部  西洋史学専攻  教授  2014/04/01-現在 
学習院大学  文学部  非常勤講師  2017/09-2019/03/31 
東京大学  文学部  非常勤講師  2018/09-現在 

学歴
一橋大学  社会学部  1988/03/31  卒業  日本 
慶應義塾大学  文学研究科  修士  1990/03/31  修了  日本 
ベルン大学  哲学部  歴史研究所  その他  1994/09/30  その他  スイス 
慶應義塾大学  文学研究科  史学専攻  博士  1995/03/31  単位取得退学  日本 

学位
博士(史学)  慶應義塾大学  1998/11/11 

総合紹介
これまで宗教改革的な新しい神学が近世ヨーロッパ社会に与えた影響について、実証的に考察してきました。特にドイツ農民戦争期の抗議書を史料として用いて、平民が抱いていた「神の法」思想の分析を行い、16世紀のスイスや西南ドイツにおける農奴制問題と宗教改革運動との関わりを研究しています。農奴制の根拠をめぐる思想史研究を進めながら、ルターやツヴィングリなどのエリート文化と民衆文化の双方に視点を置いた全体的な歴史を構築したいという夢想に近い願望を抱き続けています。そして、現実世界である社会史・国制史と理念的世界である思想史とを結合する必要性を痛感しています。スイスの歴史は、地域的な多様性に基づいた豊かな生活文化や地方自治の伝統や共同体的な精神を実感することなしには、真に理解することは困難です。最近では、一旦農奴制研究を離れて、宗教改革期の戦争観についての研究を開始したいと考えています。 

研究分野
ヨーロッパ史・アメリカ史 

研究キーワード
宗教改革、スイス史、神の法、共同体、『12箇条』 

研究テーマ
スイス史、宗教改革史  1988/04/01-現在 

競争的資金等の研究課題
科研費基盤研究(C)「宗教改革期スイスにおける都市共同体の構造に関する社会史的研究」(課題番号17K03188)  補助金  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2017/04/01-2020/03/31 
「16世紀スイスにおける都市の社会構造と宗教改革の受容についての社会史的研究」  補助金  慶應義塾学事振興資金個人研究A  2015/04/01-2016/03/31 
財団法人・防衛大学校学術・教育振興会からの出版助成金  補助金  財団法人・防衛大学校学術・教育振興会  2013-2013  2000年から行ってきた個別の研究蓄積をまとめて、野々瀬浩司『宗教改革と農奴制:スイスと西南ドイツの人格的支配』(慶應義塾大学出版会、2013年7月、総数458頁)を執筆し、財団法人・防衛大学校学術・教育振興会からの出版助成金の援助を得て、市販性の少ない学術書を公刊した。 
慶應義塾学術出版基金からの出版助成金  補助金  慶應義塾学術出版基金  1999-1999  慶應義塾大学大学院文学研究科に提出した博士論文「農奴制問題に関するスイス盟約者団の政策について:農民戦争の重要課題を巡って」をもとに、それに複数の論文の成果を加えて、野々瀬浩司『ドイツ農民戦争と宗教改革:近世スイス史の一断面』(慶應義塾大学出版会、2000年7月25日、総数385頁)を執筆し、慶應義塾学術出版基金からの出版助成金の援助を得て、学術書を公刊した。 
詳細表示...

研究業績(著書)
『キリスト教と寛容:中近世の日本とヨーロッパ』  野々瀬 浩司  慶應義塾大学出版会  2019/02/28 
『宗教改革と農奴制:スイスと西南ドイツの人格的支配』  野々瀬 浩司  慶応義塾大学出版会  2013/07/31  978-4-7664-2060-9 
『ドイツ農民戦争と宗教改革:近世スイス史の一断面』  野々瀬 浩司  慶応義塾大学出版会  2000/07/25  978-4-7664-0813-6 
詳細表示...

研究業績(原著論文・解説)
(MISC)書評,文献紹介等  単著  「書評:若松英輔著『内村鑑三―悲しみの使徒―』(岩波書店、2018年)」  野々瀬 浩司  『無教会研究』  無教会研修所  21, 67-78  2018/12/28 
(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)  単著  「ヨーロッパ宗教改革研究の今日的意義―500周年に寄せて―」  野々瀬 浩司  『史学』  三田史学会  88/ 1, 71-80  2018/12/21 
(MISC)書評,文献紹介等  単著  「書評:踊共二編著『記憶と忘却のドイツ宗教改革―語りなおす歴史 1517-2017―〈MINERVA西洋史ライブラリー 113〉』(ミネルヴァ書房、2017年)」  野々瀬 浩司  『史学雑誌』  史学会  第127編/ 11, 83-90  2018/11 
研究論文(学術雑誌)  単著  ドイツにおける宗教改革と農村社会―ペーター・ブリックレの「共同体宗教改革論」をめぐって―  野々瀬 浩司  『キリスト教史学』  キリスト教史学会  72, 104-123  2018/07/25 
研究論文(その他学術会議資料等)  単著  ルターの戦争観と現代  野々瀬 浩司  日本キリスト教文化協会編『宗教改革の現代的意義:宗教改革500年記念講演集』  教文館  119-160  2018/06/30 
詳細表示...

研究業績(口頭・ポスター発表)
口頭発表(招待・特別)  「ドイツにおける宗教改革と農村社会―ペーター・ブリックレの「共同体宗教改革論」をめぐって―」  「キリスト教史学会・東日本部会」  2017/12/09 
口頭発表(基調)  「ヨーロッパ宗教改革研究の今日的意義―500周年に寄せて―」  「三田史学会大会」総合部会シンポジウムの司会者  2017/06/24 
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  「ルターの戦争観と現代」  キリスト教文化協会(教文館9階ホール)  2017/06/21 
シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  「三田史学会に期待するもの」  2015年度三田史学会大会総合部会シンポジウム(慶應義塾大学文学部創設125周年記念)  2015/06/27 
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  「マルティン・ルターと内村鑑三」  第30回「内村鑑三研究セミナー」  2015/06/13 
詳細表示...

担当授業科目
歴史Ⅰ 
西洋史学原典講読Ⅰ 
史学特殊講義Ⅲ・西洋史特殊研究演習ⅢB 
西洋史研究会Ⅰ 
西洋史学原典講読Ⅱ 
詳細表示...

教科書・教材
共著『改訂・歴史(西洋史)―文部科学省認可通信教育・慶應義塾大学教材―』(慶應義塾大学出版会、2008  2008/04 
詳細表示...

  KOARAへのリンク KOARA(慶應義塾大学学術情報リポジトリ)についてはこちら
  KOARA(慶應義塾大学学術情報リポジトリ)についてはこちら