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慶應義塾大学 
法学部 
政治学科 

教授 
塩原 良和 
シオバラ ヨシカズ 
SHIOBARA Yoshikazu 

 
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/9921/  

その他の所属・職名
大学院社会学研究科  教授 

プロフィール
1973年埼玉県生まれ。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。日本学術振興会海外特別研究員(シドニー大学)、東京外国語大学外国語学部准教授等を経て現職。主な著作に『共に生きる-多民族・多文化社会における対話』(弘文堂)、『変革する多文化主義へ-オーストラリアからの展望』(法政大学出版局)、『ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義-オーストラリアン・マルチカルチュラリズムの変容』(三元社)など。 

経歴
株式会社三和総合研究所 経済・社会政策室 研究員  1998/04-1999/06 
東京外国語大学外国語学部 准教授  2006/10-2008/09 

学歴
慶應義塾大学  法学部  政治学科  1996/03/23  卒業 
慶應義塾大学  法学研究科  政治学専攻  修士  1998/03  修了 
慶應義塾大学  社会学研究科  社会学専攻  博士  2003/03  単位取得退学 

学位
修士(法学)  慶應義塾大学  1998/03 
博士(社会学)  慶應義塾大学  2004/12 

研究分野
社会学 

研究キーワード
社会変動論 
国際社会学 
オーストラリア地域研究 
多文化主義・多文化共生 
移民・先住民族 

研究テーマ
多文化社会におけるメディアの公共性と文化的市民権  2011-2013 
選別移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成  2012-2014 
東アジアにおける移民の編入モードと移民政策の動態的研究-日本・韓国・台湾の比較-  2012-2014 
日豪におけるエスニック・マイノリティ向け社会政策の社会学的比較研究  2013-2016 
移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析  2016/04/01-2019/03/31 
ナショナルなシティズンシップの分断と移民・難民・先住民族:社会学的日豪比較研究  2016/04/01-2020/03/31 

競争的資金等の研究課題
ナショナルなシティズンシップの分断と移民・難民・先住民族:社会学的日豪比較研究  補助金  文部科学省  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2016/04/01-2020/03/31   本研究は、現代の社会変動がもたらす国民国家のシティズンシップの変容をエスニック・マイノリティとマジョリティ国民の関係性の変化という視点から考察することで、日本を含む先進諸国における多民族・多文化共生の社会学的研究に貢献することを目指す。具体的には、移民、難民・庇護申請者、先住民族が国民国家のシティズンシップへと包摂されるあり方がグローバル化と新自由主義の影響によってどのように変容しているのかを、日本とオーストラリアにおける社会学的現地調査と国際比較分析によって明らかにする。さらにそうした実証研究の知見に基づき、国民国家という領域に帰属・居住する人々が「超‐市民」「半‐市民」「非‐市民」という分断されたシティズンシップのあいだで再編されていく社会的プロセスを理論的に一般化する。 
移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析  補助金  文部科学省  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2016/04/01-2019/03/31 
日豪におけるエスニック・マイノリティ向け社会政策の社会学的比較研究  補助金  日本学術振興会  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2013/04/01-2015/03/31  従来、オーストラリアにおいても日本においても、移住者(移民・難民・定住外国人)のための社会政策と先住民族のための社会政策は別個に研究され、両者を統合する理論モデルの構築は積極的に行われてこなかった。そこで本研究では、現代先進諸国における移住者と先住民族に対する社会政策の双方を包含する「エスニック・マイノリティ向け社会政策」分析の理論的枠組みの構築を試みる。そのためにオーストラリアと日本で現地調査を行い、それぞれの国における「多文化主義(多文化共生)」政策と先住民族政策の現状に関する実証的データを入手する。そして日豪比較を行いながら調査データを一般化し、理論モデルの構築を行う。さらに、こうした成果を調査期間終了1 年以内に単著として刊行することを目指す。 
選別的移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成  補助金  文部科学省  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2012/04/01-2015/03/31 
東アジアにおける移民の編入モードと移民政策の動態的研究―日本・韓国・台湾の比較―  補助金  文部科学省  科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会)  2012/04/01-2015/03/31 
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研究業績(著書)
変容する国際移住のリアリティ――「編入モード」の社会学  塩原 良和  就学前児童支援と移住女性へのエンパワーメント――シドニーの日本人永住者によるプレイグループ活動の発展(61-75頁)  ハーベスト社  2017/08/01 
変容する国際移住のリアリティ――「編入モード」の社会学  渡戸一郎編者代表、塩原良和・長谷部美佳・明石純一・宣元錫編  ハーベスト社  2017/08/01  978-4-86339-090-4 
社会学理論応用事典  塩原 良和  「多文化主義とネオリベラリズム」(756-757頁)  丸善出版  2017/07 
分断と対話の社会学――グローバル社会を生きるための想像力  塩原 良和  慶應義塾大学出版会  2017/04/28  978-4-7664-2423-2 
移民受入の国際社会学――選別メカニズムの比較分析  小井土彰宏編  「線」の管理から「面」の管理へ――技能移民受入・庇護希望者抑留と空間性(70-94頁)  名古屋大学出版会  2017/02/28 
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研究業績(原著論文・解説)
研究論文(学術雑誌)  単著  外国人労働者受け入れと多文化共生――いま、ここにある多文化化の現実から  塩原 良和  農業と経済  83/ 6, 39-47  2017/06 
研究論文(大学,研究機関紀要)  単著  Between Liberation and Neglect: ‘Community-based’ Approaches and Neoliberalism in Policies for Asylum Seekers in Australia  塩原 良和  法学研究  慶應義塾大学法学部  90/ 1, 542-518  2017/01/28 
単著  共生と対話――多文化主義の刷新のために  塩原 良和  TASC MONTHLY  公益財団法人たばこ総合研究センター  491, 12-18  2016/11 
研究論文(学術雑誌)  単著  「人口問題」と多文化共生――「経済」の論理と「権利」の規範  塩原 良和  世界思想  世界思想社  43, 36-40  2016/04 
研究論文(大学,研究機関紀要)  単著  ネオリベラルな「場所(コミュニティ)ベース」のアプローチ――オーストラリアのエスニック・マイノリティ政策の変質  塩原 良和  生存学  立命館大学生存学研究センター  9, 162-172  2016/03 
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研究業績(口頭・ポスター発表)
口頭発表(一般)  「多文化共生」は排外主義を克服することができるか?  カルチュラル・タイフーン2017  2017/06/24 
口頭発表(招待・特別)  居場所とゆとり――社会変動論的視座から  上智大学教育イノベーション・フォーラム「居場所論の『現在』」  2016/12/03 
口頭発表(招待・特別)  Immigrants and Catastrophes in their Home Countries:“3.11” and Japanese Community in Australia  2015年度国際コンファレンス「「カタストロフィと正義」移民/難民とカタストロフィ」  2016/03/07 
口頭発表(招待・特別)  ネオリベラルな「場所ベース」のアプローチ:オーストラリアのエスニック・マイノリティ政策の変質  「マイノリティをめぐる思想/政治:オーストラリアにおける白豪主義・ネオリベラリズム・アジアとの関係から」  2015/10/03 
口頭発表(一般)  "Everyday multiculturalism" of Japanese immigrants in Australia  The 9th International Convention of Asia Scholars, individual paper session (Migration, Diaspora and Networks II)  2015/07/08 
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研究業績(芸術系活動、フィールドワーク等)
新聞・雑誌等(書評・論評等)  単独  いま移民研究に何ができるのか?  2017/06-現在 
取材・インタビュー(新聞その他)  単独  分断されたグローバル社会を生きるための想像力 『分断と対話の社会学』 塩原良和教授インタビュー  2017/06/23-現在 
講演  単独  ともに生きる社会の実現に向けて ~ニーズを施策につなげる~ -神奈川県の外国人住民支援・多文化共生施策の課題から  2017/04/25-現在 
新聞・雑誌等(コラム・エッセイ等)  解題 他者と出会いなおし、世界を想像しなおす  2017/01/30-現在 
講演  単独  みんなで育てる多文化共生  2017/01/20-現在 
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担当授業科目
研究会Ⅰ 
研究会Ⅲ 
社会変動論特殊研究Ⅱ 
政治・社会論特殊研究 
政治・社会論合同演習 
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教育実績
2016年度 慶應義塾大学法学部 研究会(3・4年)   2016/04/01-2017/03/31  本年度も塩原授業の履修学生が以下の活動を行なった。①「川崎市ふれあい館」での生活保護受給家庭の中学生(外国につながる子どもを含む)向け学習指導教室への参加(週1回)。 ②NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわと協働した、川崎市立川崎高校定時制構内でのカフェ形式による高校生キャリア形成支援活動「ふらっとカフェ」の運営(週1回)。 ③横浜市立潮田・鶴見中学校の国際教室と鶴見国際交流ラウンジの協力による、外国人中学生への受験指導「つるみ夜教室」と、外国にルーツを持つ高校生や若者と共に居場所を創る活動(週1回)。 これらの活動から得た経験を授業内で討論することにより、大学生は自分とは異なる境遇で育った若者への想像力と、背景にある社会構造への理解を深めた。 
2015年度 慶應義塾大学法学部 研究会(3・4年)   2015/04/01-2016/03/31  前年度に引き続き、外国につながる高校生の居場所づくり活動を実施した。参加する生徒の年齢的な幅も広まり、上級生がリーダーシップを発揮する機会も増えた。大学生は高校生との関係づくりに工夫を凝らし、日常の懇談のほか泊りがけのワークショップなどを開催した。高校生の悩みの相談を受けたり、トラブルの際には支援団体や学校の先生などと連携するなど、生徒の居場所としての機能が高まった。また今年度からはNPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ(Me-net)との協働事業として、市立川崎高校構内で定時制の生徒を対象とした日本語・学習・キャリア教育支援活動(「ふらっとカフェ」)を週1回実施した。大学生の奮闘もあり、この活動は高校内における生徒たちの居場所として定着した。 
2014年度 慶應義塾大学法学部 研究会(3・4年)  2014/04-2015/03  ①生活が苦しく日本語の習得が不十分な外国人中学生を対象にした学習サポート教室を、横浜市内の中学校教員およびNPO法人と連携して開講した。 ②高校進学を果たしたものの日常における居場所がない外国人高校生を対象にした、居場所づくり活動を実施した。 ③外国人集住都市として知られる静岡県浜松市に滞在し、現地在住の南米や中国にルーツをもつ大学生へのヒアリングを行うとともに、浜松市・磐田市内の多文化まちあるきや日本の多文化共生のあり方についてのワークショップを泊りがけで開催した。 ④こうした活動の詳細を、早稲田大学のゼミとの合同授業の際にプレゼンテーションし、活動報告書や記録映像を編集した(http://shiobaraseminar.jimdo.com/works/)。 
2013年度 慶應義塾大学法学部 研究会(3・4年)  2013/04/01-2014/03/31  履修学生は川崎市ふれあい館(川崎区)の学習サポート活動への参加、「鶴見よる教室」の運営、鶴見区地域振興課の協力による「外国につながる高校生のための居場所づくり事業」の運営を行った。大学生と中学生の信頼関係もさらに深まり、中学卒業後も引き続き高校生居場所づくり事業に参加したいという申し出が多くの生徒からあった。いっぽう高校生居場所づくり事業も前年度よりもさらに活発になり、毎週の学習支援のほか、月1回のイベントも工夫を凝らした楽しいものになった。また外国人高校生のなかには主体的に活動の企画に参加する生徒も現れ、同事業はますます彼・彼女たちの「居場所」になっていった。 
2012年度 慶應義塾大学法学部 研究会(3・4年)  2012/04/01-2013/03/31  履修学生はフィールドワークの一環として川崎ふれあい館(川崎区)が実施する学習サポートボランティア活動に参加し、外国にルーツをもつ中学生たちに勉強を教えた。また横浜市鶴見区においてNPO法人ABCジャパンや区内の公立中学校との協働のもと、「鶴見よる教室」を大学生が主体となって運営した。参加した外国にルーツをもつ中学生たちは勉強を学ぶだけではなく、教室を「居場所」として積極的に通うようになった。大学生との中学生の関係性も昨年度よりもいっそう親密になった。また鶴見区地域振興課の後援を受け「外国につながる高校生のための居場所づくり事業」を大学生が主体となって実施した。学習サポートのほか、学校に馴染めない高校生のために毎月さまざまなイベントを企画し、居場所づくりを試みた。 
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社会活動
かながわ国際政策推進懇話会 委員  2015/09/01-現在  委員 
横浜市日本語学習コーディネート業務  2014/06/01-2016/03/31  アドバイザー 
川崎市「外国人市民意識実態調査」調査チームメンバー  2013/03-2016/03 
横浜市鶴見区「外国籍及び外国につながる児童・生徒に関する調査事業」座長  2012/06-2013/03 
かながわ国際交流財団「外国人コミュニティ連携強化事業」アドバイザー  2011/10-2013/02 
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所属学協会
移民政策学会  2009-現在 
共生社会システム学会  2006-現在 
日本国際政治学会  2004-現在 
日本移民学会  2004-現在 
関東社会学会  2000-現在 
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委員歴
関東社会学会  編集委員  2017/08/17-現在 
移民政策学会  理事  2017/05/28-現在 
移民政策学会  企画委員長  2017/05/28-現在 
三田社会学会  編集委員長  2016/07-現在 
神奈川県  かながわ国際政策推進懇話会委員  2015/09/01-現在 
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